棚田地域の振興について
棚田とは
山の斜面や谷間の傾斜地(傾斜20分の1以上)に階段状に作られた水田のことを棚田といいます。棚田は「日本のピラミッド」といわれるほどの伝統・文化、美しい景観、教育、国土保全といった多面的機能を有しており、農業生産活動を主体としつつ、地域住民等の共同活動によって守られている国民共通の財産です。
しかし、地形的に生産条件が悪いことから、棚田の維持には多大なコストを要するのが実情であり、人口減少や高齢化によって担い手不足が進み、全国各地で棚田が荒廃の危機に直面しているのが現状です。このため、農林水産省では棚田地域の保全や活性化を目的とした取組を行っています。
棚田地域の振興についての詳細はコチラ ⇒ 棚田地域の振興について(農林水産省webサイト)
棚田を見に出かけよう!⇒ 東北の農を味わう旅(ヘリテージ・ツーリズム):東北農政局 (maff.go.jp)
棚田地域振興法
「棚田地域振興法」は、農業のみに着目した棚田の維持には限界があることを踏まえ、棚田を核とした地域振興を通じ、みんなで棚田を将来に継承していくという考えのもと作られた法律です。(令和元年6月成立、令和元年8月16日施行)
農林水産省では、棚田に関わるみなさまに活用していただけるこの法律について、分かりやすく紹介するパンフレットを作成しております。
棚田地域振興に関する説明書(全体版)(PDF : 4,419KB)
棚田地域振興に関する説明書(分割版:4分の1)(PDF : 1,378KB)
棚田地域振興に関する説明書(分割版:4分の2)(PDF : 1,232KB)
棚田地域振興に関する説明書(分割版:4分の3)(PDF : 1,965KB)
棚田地域振興に関する説明書(分割版:4分の4)(PDF : 1,634KB)
棚田地域振興法についてはコチラ ⇒ 棚田地域振興(外部リンク:内閣府webサイト)
また、東北農政局や各県拠点等には棚田地域振興コンシェルジュが配置されており、棚田地域振興法に基づき、指定棚田地域の指定に向けた情報提供、助言その他援助を行っています。この他、全国の指定棚田地域における活動内容や取組事例を紹介、共有することで棚田地域の更なる発展に努めています。
なお、令和6年4月26日に新たに岩手県の棚田が指定されました。これにより、東北管内では現在31地域が指定棚田地域に指定されています。
東北管内 指定棚田地域一覧(PDF : 334KB) ←4月26日追記
東北管内 指定棚田地域位置図(PDF : 562KB) ←4月26日追記
【令和5年度】「知ってほしい、東北の棚田。」展示開催(令和5年7月3日~7月31日)

展示の詳細は画像をクリック↑
地域整備課では、東北の棚田を知ってもらうことをコンセプトとして、仙台合同庁舎B棟1階行政情報プラザの「消費者展示コーナー」において、「つなぐ棚田遺産」に認定された東北の美しい棚田の景観やそこで収穫されたお米やお酒などを紹介しました。(令和5年7月展示「知ってほしい、東北の棚田。」)
【令和3年度】つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)
棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、優良な棚田を認定する取組(「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」)を実施しました。
令和4年2月14日開催の「つなぐ棚田遺産選定委員会(第2回)」において、全国271の棚田が選定され、その内東北では19の棚田が選定されました。
つなぐ棚田遺産_選定棚田一覧(東北)(PDF : 122KB)
つなぐ棚田遺産選定についての詳細はコチラ ⇒ つなぐ棚田遺産が選定されました!(農林水産省webサイト)
つなぐ棚田遺産感謝状について ⇒ 「つなぐ棚田遺産」感謝状について:農林水産省 (maff.go.jp)
棚田カード ⇒ 棚田カード・めぐりマップ:農林水産省 (maff.go.jp)
お問合せ先
農村振興部地域整備課
担当者:情報通信整備係
代表:022-263-1111(内線4468)




