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東北農政局

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福島フォトレポート(令和7年度)

令和7年度

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新着情報

「まるせい果樹園」では「みえるらべる」のももの販売が行われています (令和7年7月24日)NEWアイコン

有限会社まるせい果樹園(代表:佐藤 清一さん)では、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した持続的な生産活動を実践しており、GLOBALG.A.P.などのGAP認証を取得しています。

さらに化学肥料や農薬等の使用を抑えることで環境負荷低減の「見える化」にも力を入れています。その成果として、もも、ぶとう(露地)、日本なし、りんごが「みえるらべる」に登録されました。

ももの収穫がピークを迎える中、直売所では「みえるらべる」を貼付したももの販売に大忙しで、来店されたお客様から「みえるらべる」について質問があれば丁寧に説明するなど、環境配慮の意識啓発に努めています。

営業部長の佐藤ゆきえさんは、「『みえるらべる』を貼付することで、生産者の環境負荷低減の努力が視覚的にわかりやすく消費者に伝わったことが良かった」と話してくださいました。

直売所前のポップ ももの出荷シーズンのピークを
迎えた直売所の様子
たわわに実ったもも
出荷を待つブドウ 「みえるらべる」を貼った商品

北塩原村と重点支援に関する意見交換を行いました(2025年7月18日)NEWアイコン

7月18日、北塩原村生涯学習センターにおいて、北塩原村長をはじめ、北塩原村農政担当、福島県会津農林事務所、福島県会津農林事務所喜多方農業普及所と、東北農政局が今年度進める市町村への重点支援に関する意見交換を行いました。

東北農政局では、人口減少に伴う過疎化・高齢化、農地の荒廃、担い手不足の深刻化が進む中、今年度、管内各県それぞれ1市町村を選定し、その市町村が抱える課題をともに解決するため、部局横断的なプロジェクトチームによる伴走支援を行うこととしています。

福島県拠点では、北塩原村を重点支援市町村に決定し、このたび、関係各位を交えて意見交換等を行いました。

挨拶をする北塩原村 遠藤村長 趣旨説明をする 松井地方参事官
意見交換の様子 村の課題や方向性を地図によって
説明する遠藤村長

令和7年度「アグリフェア 2025 in ふくしま」が開催されました(2025年7月10日)

7月10日、11日の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで、JAグループ福島「アグリフェア2025 in ふくしま」が開催されました。

展示会場には、生産者の方を中心に大勢の方が来場され、各事業者が出展した製品・サービスについて担当者との間で商談も行われていました。

展示会では、トラクター・コンバインなどの農業機械、ラジコン草刈り機やドローンなど次世代の農業機械、低コストや省力化に対応し情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業機械などが出展され、来場者の注目を集めていました。
また、食品用の自動販売機や小型の精米機などの食品製造事業者や肥料・農薬・種苗の事業者も出展しており、改良された新製品をアピールしていました。

来場者で賑わう会場内の様子 農薬散布用ドローン
農業用トラクター 遠隔操作が可能な草刈り機

株式会社ジェイラップを訪問し意見交換を行いました(2025年7月9日)

須賀川市で水稲や小麦等を栽培している株式会社ジェイラップを訪問し、会長の伊藤 俊彦(いとう としひこ)さんとみどりの食料システム戦略等について意見交換を行いました。

同社では、太陽熱を利用した籾の乾燥施設を有するほか、約4.5ヘクタールの水田と畑地に営農型太陽光発電施設を設置し水稲と小麦を栽培しています。また、もみ殻を原料とした堆肥(鶏ふんや酒粕、農産物残さなどを混ぜて発酵)を製造する一方、多様なサーマル化事例に学びながら自然に優しい農業を行っています。

現在は、自社敷地に隣接する森林に、「希望の里山100年プロジェクト」と銘打って癒しの森造りを計画しており、里山でのイベント開催や季節毎の景観を集いの触媒として、消費者と生産者の交流関係を活性化させていきたいと考えているそうです。

伊藤会長(左)と意見交換する
松井地方参事官(右)
太陽光を利用した籾乾燥施設
水田に設置された太陽光パネル もみ殻で製造した堆肥

福島県立会津農林高校生徒の皆さんが会津坂下町で伝統の早乙女踊りを奉納しました(2025年7月7日)

7月7日、会津坂下町の「栗村稲荷神社例大祭 御田植祭」で、福島県立会津農林高校の早乙女踊り保存クラブの生徒の皆さんと同校卒業生により、豊作を願った早乙女踊りを奉納しました。

この後、同町の定林寺、会津坂下町役場や台ノ宮公園、湯川村の「道の駅あいづ湯川・会津坂下」でも早乙女踊りを披露しました。   

会津坂下町の定林寺で
早乙女踊りを奉納
会津坂下町役場前での披露の風景 「道の駅あいづ 湯川・会津坂下」での
披露の風景

「一般社団法人北屋敷ドリームファーム」を訪問し意見交換をしました(2025年7月7日)

福島県は、集落営農の組織化の取組が進まず個人経営体数が全国で一番多い県です。福島県農業公社では、「地域まるっと中間管理方式(地域の守るべき農地をまるごと農地バンク事業を活用して守っていく方法)」を推奨しています。

福島県平田村北屋敷地区では「地域まるっと中間管理方式」を活用し、集落に「一般社団法人北屋敷ドリームファーム」を設立し、法人を地域計画の担い手として位置付けるとともに、基盤整備を行うこととなりました。

福島県拠点は、この取組に着目し、松井地方参事官がその集落に出向き、代表理事駒木根さんをはじめ、皆さんと意見交換を行いました。   

北屋敷ドリームファーム代表理事
駒木根さん(左手奥)
北屋敷ドリームファームの皆さんとの
意見交換の様子
基盤整備が行われる水田

三島町のかすみ草生産者が初めて農福連携に取り組みました(2025年7月5日)

7月5日、三島町のかすみ草生産者が初めて農福連携に取り組みました。

三島町でかすみ草を栽培する農業者から、かすみ草の苗をポットに移す作業で農福連携ができないかとの希望があったことから、福島県授産事業振興会の仲介により、会津坂下町の授産所と連携が図られました。

作業当日は、授産所から職員1名と授産所利用者の3名、計4名がグループとなって作業が行われました。 

かすみ草の仮植作業をする
授産所の職員と利用者の皆さん
ポットに移す前の苗
作業後の苗 移植する苗

   

福島県食品産業協議会第50回定時総会・第1回研修会に出席しました(2025年6月24日)

6月24日、福島県食品産業協議会第50回定時総会・第1回研修会が、福島市で開催されました。
福島県食品産業協議会は、食品製造業・団体に加え、生産者、流通業者、その他関連業者、行政、大学を構成員としており、地域食品産業に関する課題への対応や福島県食品産業の振興発展に努めることを目的に活動しています。

東北農政局福島県拠点は、特別会員として本協議会に参加しており、松井地方参事官が第50回定時総会に出席し、挨拶を述べました。
挨拶では、本年4月に成立した「食料・農業・農村基本計画」や水田政策の見直しの方向性について説明を行いました。

総会後の研修会は、講師の方を招いて「中小企業における人材確保セミナー」、「中小企業の人材採用と育成、定着の基本」というテーマで開催されました。

会場内の様子 来賓挨拶をする松井地方参事官

福島県立会津農林高等学校で醸造プロジェクトの田植えが行われました(2025年6月2日)

6月2日、福島県立会津農林高等学校において、酒米づくりから醸造までを学ぶプロジェクト「ばんげの香りとはじまりの一滴~会農がつなぐ米作りと酒造り~」の田植えが行われました。

当日は好天の中、生産科学科5名と食品科学科7名の生徒12名が約60アールの水田に福島県のオリジナル酒米品種「福乃香」を手植えしました。

本プロジェクトは、生産科学科作物専攻班と食品科学科食品応用コースの3年生が取り組む学科横断的な授業で、同校でも初めての取組です。
地域の生産者や集荷業者、酒造会社と連携し、酒米づくりや日本酒醸造の一連の過程を1年間かけて学び、日本酒の完成を目指しています。

【福島県立会津農林高等学校ホームページ】
        醸造プロジェクト | 福島県立会津農林高等学校     

田んぼに入り「福乃香」を手植えする
生徒たち
丁寧に植えられた苗 苗を植え付ける目印を付ける「トンボ」

環境測定装置を駆使したスマート農業に取り組む末永孝さんを訪問しました(2025年5月14日)

5月14日、伊達市梁川地区の園芸農家 末永 孝(すえなが たかし)さんの施設を訪問し、環境測定装置の使用状況を見学した後、意見交換をしました。

末永さんは、きゅうりを主に生産しているほか、柿(あんぽ柿)や米を生産しています。きゅうりの生産では、水や肥料の配管設備を整備し、環境測定装置によりスマートフォンでリアルタイムに栽培状況を把握できるようにしています。また、米でも水田に湛水センサを設置し、水管理に活用しています。

末永さんは、「設備投資の費用はかかったが、収量が増加し早く回収できたと思う。ある程度農業経験のある方が環境測定装置を使用したスマート農業に取り組むのは有効ではないか」とお話しくださいました。

末永 孝さん 各種データを測定するセンサ 施設内で育てられているきゅうり

スマート農業技術活用促進法に基づく生産方式革新実施計画の認定証を授与しました (2025年4月30日)

2025年4月30日、福島市内において、福島県で初めてスマート農業技術活用促進法に基づく生産方式革新実施計画の認定を受けた合同会社アグリフラワー福島への認定証の授与式が行われました。花きでの認定は、全国初となります。

同社は、小菊の栽培において、需要期に合わせた計画出荷を行うために開花調整が可能な電照栽培への切り替えと品種の見直しを行い、全自動菊選別ロボット結束機を導入することで集出荷に要していた作業時間を大幅に削減して収穫作業の効率化を目指すなど、スマート農業技術の活用に向け積極的に取り組んでいます。

同社代表の長澤 徹(ながさわ とおる)さんは「スマート農業技術の導入に伴って栽培品種や栽培方法を変更することに不安はあるが、作業の省力化や収益性の向上に向け尽力したい。」と力強く抱負を述べました。

松井地方参事官から認定証を授与しました 認定証を手にする長澤代表(左)
全自動菊選別ロボット結束機の
説明をする長澤代表(右)
電照栽培の圃場

六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画認定証を交付しました(2025年4月11日)

鮫川村商工会会議室において、六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画認定証の交付式が行われ、合同会社明日飛(あすび)代表社員 清水 大翼(しみず だいすけ)さんに対し認定証を交付しました。

認定された同社の計画は、地元鮫川村産のジャージー種の乳牛から生産される生乳を利用した乳製品の製造・販売をするもので、乳製品は移動販売車で村内はもとより県内外で販売される予定です。

交付式の後には、同席した妻の清水 奈々(しみず なな)さんを交えて、今後の取組に対する意見交換を行いました。清水代表からは「1年かけて出来た事業計画なので、目標以上の結果となるよう取り組んでいきたい。」との抱負が述べられました。

認定証交付の様子 認定証を手にする清水夫妻 意見交換の様子



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