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東海農政局

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愛知(地方参事官)の地域農政情報

地方参事官ホットライン

現場と国との双方の意思疎通を図るため、地方参事官ホットラインを開設しています!

農林水産省では、各都道府県に、農政を伝え、現場の声を汲み上げ、ともに解決する地方参事官を配置しています。
農業者・消費者・行政関係者の皆さまからの、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています。
愛知県につきましては、以下の連絡先にお気軽にお問合せください。

地方参事官ホットライン(愛知)
電話:052-763-4492
インターネットでのお問合せはこちら

地方参事官ニュース(令和7年度)

「金城リリーマルシェ」に参加し、「米」に関する体験ブースを出展しました

7月10日、金城学院大学(名古屋市)で「金城リリーマルシェ」(注)が開催されました。今回のテーマである「東海地域の地場産物の魅力を若い世代に広く知ってもらう、一次産業発展の応援につなげる」に合わせ、愛知県拠点は「米」にスポットを当て、「もみすり・精米」の体験ブースの出展、および「みどりの食料システム戦略」のチラシ配布を行い、米とみどり戦略について、学生を含む一般消費者へ周知を行いました。
体験ブースに来場した大学の在学生や親子連れ(42名)、チラシを受け取った方(延べ217名)からは「お米の大切さを改めて理解できた。」「もみ殻を初めて見て触った。肥料や燃料に再利用されているとは知らなかった。」などの声があり、多くの方々に食と農、環境について考える機会を提供できました。
愛知県拠点は、今後もさまざまなイベントを通じて、一般消費者に対して農政の理解醸成に取り組んでまいります。

注:金城学院大学が、地域社会と大学の接点として毎年数回テーマを変えて開催している同大学主催のマルシェのこと。
地域の個人事業主とのつながりを創出しつつ、学生のプロジェクト活動の成果発表、学生出店によるアントレプレナーシップ教育(起業家育成のための教育)にも生かされている。

もみすり・精米体験を行う学生の様子
もみすり・精米体験を行う学生の様子(7月10日撮影)

もみすり・精米体験を行う子どもの様子
もみすり・精米体験を行う子どもの様子(7月10日撮影)

日本政策金融公庫名古屋支店と勉強会を開催しました

6月3日、愛知県拠点は日本政策金融公庫名古屋支店(以下「公庫」という。)と共同で勉強会を開催しました。
この勉強会は地域の課題解決に向けて資金面等でサポートする公庫職員が、農政の現状を理解すること、当県拠点職員は、公庫を政策面でサポートできるよう公庫の業務を理解することを目的として行われました。
勉強会では、奥平地方参事官から「食料・農業・農村基本計画」、「みどりの食料システム戦略」および「スマート農業技術活用促進法(注1)」を説明した後、公庫から令和6年度の融資実績や顧客への取り組み支援について説明がありました。
その後、意見交換が行われ、公庫から「買い物困難者に対し、国はどのような支援を行っているのか」、「生産コストの低減に対し、どのような手法が効果的なのか」など質疑があり、当県拠点からは、買い物困難者への支援について、関係省庁で取りまとめた「支援策パッケージ(注2)」に基づき農林水産省の取り組みを説明するなど活発な議論が交わされました。
当県拠点は、今後も公庫との意見交換や勉強会、農林漁業者への合同現地訪問などを実施し、さらなる連携強化を図ります。

注1:正式には「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」という。

注2:食品アクセスの確保に関する支援策パッケージ(概要版)

勉強会の様子
勉強会の様子(6月3日撮影)


「つなぐ棚田遺産」の四谷の千枚田で、料理人を目指す若者たちに「みどりの食料システム戦略」等について説明しました

5月8日、愛知県拠点は四谷の千枚田(新城市)で開催された豊橋調理製菓専門学校による田植えに参加し、奥平地方参事官から「つなぐ棚田遺産」、「新たな食料・農業・農村基本計画」と「みどりの食料システム戦略」の取り組みを説明しました。
四谷の千枚田は、鞍掛山(くらかけやま)から広がる美しい景観を誇る棚田として、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されています。

同校では、「稲作の大変さと一粒の大切さ」を学ぶために、平成18年から毎年1年生が四谷の千枚田で農作業(田植え、除草、稲刈り、脱穀)を実施しています。
学生たちは、鞍掛山麓(くらかけさんろく)千枚田保存会 会長の小山 舜二(こやま しゅんじ)さんから、棚田保全の大変さについて説明を受けた後、どろんこになりながら田植えを行いました。

参事官は、学生に日本の棚田にはそれぞれ長い歴史があり、国民への食料供給、国土保全、良好な景観形成と伝統文化の継承といった大きな役割を果たしてきたこと、今後も棚田遺産として次の世代に引き継ぐため、多様な関係者との連携・協力が重要であることを説明し、棚田の保全に対する理解を求めました。
また、新たな食料・農業・農村基本計画では、農業の現状や農業施策に関心を持つこと、食品ロスを減らすこと、地元産や国産の食品を積極的に選ぶこと等を掲げ、持続的な食料システムの確立に向けて、生産者だけではなく消費者も重要な役割を担っていることを説明しました。

このほか、学生に高温による作物の品質・収量低下を紹介した後、卒業して料理人になった際には、いろいろな食材の中から「みえるらべる」が表示された食材を含めた環境にやさしい栽培方法で生産された食材を選んで提供するとともに、その取り組みを消費者に伝えていただくようお願いしました。

四谷の千枚田の風景(令和7年5月8日撮影)
四谷の千枚田の風景(5月8日撮影)

学生に説明する奥平地方参事官(令和7年5月8日撮影)
学生に説明する奥平地方参事官(5月8日撮影)

田植えの風景(令和7年5月8日撮影)
田植えの風景(5月8日撮影)


環境にやさしく持続可能な食料システムの構築に向けた取り組みをPRしました

4月10日から13日(4日間)、愛知県拠点は、中部電力株式会社(以下「中部電力」という。)、JAなごや、イオン大高店(名古屋市緑区)の3者と連携し、同店にて環境にやさしい農業と食品を紹介するイベントを実施しました。

当拠点は、「みどりの食料システム戦略」や「みえるらべる」(注1)のパネル展示、「持続可能な食料システムの構築に向け消費者が取り組めること」を知ってもらうためのクイズに加え、消費者が食と農のつながりを実感できるよう、もみすり・精米体験を実施しました。親子で参加した方からは、「もみから精米になる過程を子どもと一緒に体験することができて良かった」などの声があり、食と農について考える機会を提供できました。

また、イオン大高店は、フェアトレード(注2)食品や環境に配慮した素材の衣料品の展示を行ったほか、中部電力およびJAなごやは、地域農業における脱炭素化と農業生産性向上の両立を目指し、バイオ炭(注3)を活用したあいちの伝統野菜「大高菜(おおだかな)」の試験栽培等の展示を行い、バイオ炭の有効性をPRしました。

(注1)みえるらべるとは、農林水産省が持続可能な食料システムを構築するため、生産者の環境負荷低減の貢献度を星の数で表し消費者に分かりやすく伝えるラベルの愛称。消費者が「みて」、環境負荷低減に資する農産物を「えらべる」よう付けられた愛称。
(注2)フェアトレードとは、直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいう。
(出典:フェアトレードジャパンウェブサイト)
(注3)バイオ炭とは、「燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下、350℃超の温度でバイオマスを加熱して作られる固形物」と定義された炭のことであり、土壌への炭素貯留効果が認められているほか、土壌改良などの効果も見込める。

もみ殻がバイオ炭の原料になることを説明する奥平地方参事官(令和7年4月10日撮影)
もみ殻がバイオ炭の原料になることを説明する奥平地方参事官(右)(4月10日撮影)

もみすり・精米体験の様子(令和7年4月12日撮影)
もみすり・精米体験の様子(4月12日撮影)

親子でクイズに挑戦する様子(令和7年4月13日撮影)
親子でクイズに挑戦する様子(4月13日撮影)

中部電力がバイオ炭を使った大高菜の試験栽培について説明する様子(令和7年4月12日撮影)
中部電力がバイオ炭を使った大高菜の試験栽培について説明する様子(4月12日撮影)

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