三重(地方参事官)の地域農政情報
地方参事官ホットライン
現場と国との双方の意思疎通を図るため、地方参事官ホットラインを開設しています!
農林水産省では、各都道府県に、農政を伝え、現場の声を汲み上げ、ともに解決する地方参事官を配置しています。
農業者・消費者・行政関係者の皆様からの、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています。
三重県につきましては、以下の連絡先にお気軽にお問い合わせください。
地方参事官ホットライン(三重)
電話:059-228-3151
インターネットでのお問い合わせはこちら
「みどりの食料システム戦略」(消費者向け)パンフレット
三重県拠点で、みどりの食料システム戦略の消費者向けパンフレットを作成しました。
こちらからダウンロードしてご活用ください。
パンフレット(PDF : 991KB)
地方参事官ニュース(令和5年度)
有限会社亀井園芸代表取締役と意見交換を行いました
令和5年8月25日(金曜日)、有限会社亀井園芸代表取締役の亀井健一(かめい けんいち)さんにお話を伺いました。
亀井園芸は、津市内に3農場を展開し、四季を通じた花苗やたまねぎ等の野菜苗を生産しています。
亀井さんは、将来的に苗もの市場の成長が見込まれる東南アジアでの現地生産法人の設立を見据え、ベトナムから技能実習生を受け入れていますが、利便性の良い住居や通勤手段(自転車)の確保など生活面への配慮に加え、入国渡航費など会社として多額の経費支出が伴うことを課題として挙げておられました。
また、昨年8月に父親から事業承継して以降、パッドアンドファンシステム(注)や寒冷紗の活用などハウス内の省電力化を進めるとともに、県外からの視察を受け入れ技術普及に努めるなど、三重県の農業を担う若手農業者として奮闘されています。
(注)パッドアンドファンシステム:温室や畜舎の側面に網目状のパッドを取り付け、水を滴下し、外気が湿ったパッドを通過する時に気化冷却された空気が室内に入る事で冷房効果を得るシステム
亀井園芸代表(右)と意見交換する齋藤地方参事官(中央)(令和5年8月25日撮影)
亀井園芸のハウス(令和5年8月25日撮影)
亀井園芸のハウス内の様子(令和5年8月25日撮影)
鳥羽商船高等専門学校と意見交換を行いました!
令和5年8月4日(金曜日)、東海農政局(三重県拠点)と独立行政法人国立高等専門学校機構鳥羽商船高等専門学校の意見交換を行いました。
同校では人工知能(AI)や深層学習(ディープラーニング)などのデジタル技術を駆使し、地域の農業の課題解決に取り組んでいます。
この知見を活かし、今後さらに深刻化することが予想される農業分野における労働力不足、農村における高齢化等への対応策を考えてみるという趣旨で今回、「今後20年を見据えた農業の課題解決」をテーマにグループ討議を行いました。討議では「農村地域の活性化には農村地域をブランド化し若者を呼び込むことが必要」、「持続可能な農業にはチャットGPTやAIを活用して化学肥料・化学農薬を低減。さらにコンパニオンプランツ(共栄作物)で病害虫の発生を抑制」、「担い手不足には AIを活用し、高齢者も対応できるスマート農業機械の導入」など、若い世代からの目線で専門知識を活用したさまざまなアイデアが出されました。
東海農政局(三重県拠点)は、今後も引き続き鳥羽商船高等専門学校と連携し、地域の課題解決に取り組んでいきます。
写真:農政局職員(中央)を交えたグループディスカッションの様子(令和5年8月4日撮影)
写真:講評をする加藤局次長(令和5年8月4日撮影)
写真:意見交換会終了後の集合写真(令和5年8月4日撮影)
令和5年度第1回三重県食品輸出促進連絡会を開催しました!
令和5年6月28日(水曜日)、三重県拠点において、三重県、日本貿易振興機構(ジェトロ)三重、名古屋国税局、日本政策金融公庫津支店を構成員とする三重県食品輸出促進連絡会を開催しました。
本連絡会は、関係機関が連携して三重県産品の輸出促進を図るために令和3年度から取り組んでいるもので、当日は、各機関から取組状況の報告のほか、事業者が直面するさまざまな輸出に関する課題や今後の取組方向等について活発な意見交換が行われました。
写真:意見交換の様子(令和5年6月28日撮影)
日本政策金融公庫津支店と政策勉強会を開催しました!
令和5年5月23日(火曜日)、日本政策金融公庫津支店と三重県拠点の若手職員による政策勉強会を開催しました。拠点からは、地方参事官室の業務と三重県の農業について説明し、公庫からは三重県内の農林水産事業の活動概要についての説明をいただいた後、意見交換を行いました。
[公庫参加者の声]
・取引先を訪問する際、補助金について聞かれることがある。今後は補助金について勉強していきたい。
・拠点と連携を深め、事業者をサポートしたい。
[三重県拠点参加者の声]
・融資以外にも、コンサルティング業務やマッチングイベントの開催など、さまざまな取り組みをされていることを知り、
大変勉強になった。
・融資制度については詳しくないため、今後も定期的に勉強会に参加し、知見を深めたい。
今後、地域の事業者の課題解決をサポートするため、年度内に勉強会を4回程度開催し、スキルアップを図っていきます。
写真:地方参事官室の業務を説明する若手職員(令和5年5月23日撮影)
写真:政策勉強会の様子(令和5年5月23日撮影)
丸山千枚田「田植えの集い」に加藤局次長と齋藤地方参事官(三重県担当)が参加しました!
令和5年5月20日(土曜日)、三重県熊野市にある丸山千枚田において「田植えの集い」が開催され、三重県内外から約650人の参加があり、三重県オリジナル品種「なついろ」の田植えを行いました。
丸山千枚田は、1340枚という国内最大規模の枚数を誇る棚田で、「つなぐ棚田遺産」に認定されています。
6月10日(土曜日)は、火と音で害虫を追い払う農耕行事「虫おくり」、9月には稲刈りが行われます。
写真:田植えをする加藤局次長(左)と齋藤地方参事官(三重県担当)(右)(令和5年5月20日撮影)
写真:丸山千枚田(令和5年5月20日撮影)
写真:丸山千枚田(令和5年5月20日撮影)
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