保育園で「食育シールブック」を使った食育講座を実施!!(岐阜県山県市)
岐阜県山県市子育て支援課からのご報告
令和5年11月から12月、岐阜県山県市内の市立保育園(5園)と私立保育園(2園、令和5年度に公立から私立に移行)では、年長児 計86名を対象に、東海農政局作成による「食育シールブック『だいすき』」(食育啓発資材)を活用した食育講座を実施しました。
山県市では、市の食育推進サポーター「パクパクくりっこ」に講師を依頼。普段食べているごはんやたまご、野菜などの食べ物がたくさんの人の手によって作られていることや、野菜のどこの部分を食べているのかなどを、食育シールブックを教材にして問いかけながら(回答は該当する箇所にイラストシールを貼って)、園児に知ってもらい、食への関心を高めてもらうことを目的に、毎年、食育講座を行っています。


シールブックの中のイラストと同じものを準備し、 お米のページでは、実物(もみがらなど)を準備
説明する講師(「パクパクくりっこ」会員) さわって、興味津々の園児たち!
<園児の様子>
- 畑と野菜の話の場面では、「おばあちゃんの畑がある」、「畑で見たことある」と話してくれました。
- 知っている野菜や魚の名前を聞いてみると、シールブックに載っている種類以外にも、「じゃがいも」、「さつまいも」、「オクラ」と、たくさん答えてくれました。
- ブロッコリーやカリフラワーは、つぼみの部分を食べていること、そのまま育てていると花が咲くことを話すと、「え~!」とびっくりする声が上がりました。
- 「シール貼るの好き、楽しい!」という声がたくさん聞こえてきて、子どもたちが楽しみながら学べていることを実感しました。
<食育サポーター「パクパクくりっこ」会員の皆さんの感想>
- 食事の際には、食材を意識して食べて欲しいことを伝えることができました。
- 周りの友だち同士で教え合いながら、食育シールブックを進めていく様子が見られました。
- シールブックをきっかけに、問いかけの中で子供たちの朝食の摂取状況を知ることができました。「ほとんどの子が朝食を食べて登園している」こと、「ごはん食よりパン食の子が多い傾向」であることが分かりました。
- 今後も、もっともっと子どもたちに興味を持ってもらえるように工夫して、講座を進めていきたい。



朝ごはんは、食べてきましたかの質問には、 稲穂の実物を準備し、 稲穂についた「もみ」を手に取ってもらい、
みんなの手があがりました さわってもらいました これが、ごはんになることを知ってもらいました



牛肉はどこから来るのかを話すと、 やさいのどこを食べているのかを 根っこを食べるやさいもあることを
子供たちは、生産場所(農場)に牛の 知って、該当するやさいのシールを 説明しています
シールを 貼ります 貼ってもらいます
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651