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東海農政局

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世界農業遺産・日本農業遺産

世界農業遺産・日本農業遺産は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープ、生物多様性などが一体となった重要な農林水産業システムを、世界農業遺産は国連食糧農業機関(FAO)が認定、日本農業遺産は農林水産大臣が認定する仕組みです。

世界農業遺産・日本農業遺産とは

世界農業遺産・日本農業遺産の認定申請手続

東海農政局管内の世界農業遺産認定地域

岐阜県長良川上中流域「清流長良川の鮎」(平成27年12月認定)

岐阜県を流れる長良川は、漁業者や市民団体による水源林の育成や河川の清掃など、人が適切に管理することで、資源を保全するとともに良好な環境を生み出し、清流に育まれた漁業、農業、林業などの産業が発達している「里川」です。なかでも、鮎を中心とした内水面漁業が盛んで、鵜飼漁をはじめとした伝統的な漁法が数多く受け継がれ、鮎を使った郷土料理も食文化として根付いています。

また、清流が保たれることにより、美濃和紙や郡上本染などの水と密接なつながりのある伝統工芸が引き継がれ、長良川の持続的なシステムを育んでいます。

長良川の鵜飼漁
長良川の鵜飼漁

東海農政局管内の日本農業遺産認定地域

三重県鳥羽・志摩地域「鳥羽・志摩の海女漁業と真珠養殖業-持続的漁業を実現する里海システム-」(平成29年3月認定)

三重県鳥羽・志摩地域は、陸域からの栄養が海に流れ込み、外海域では豊かな藻場において、約1,200年以上前から女性による伝統的な素潜り漁である海女漁業が営まれています。また、内湾域では豊富な植物プランクトンをアコヤガイの餌として、世界に先駆けて天然真珠の採取から発展した真珠養殖業が営まれています。

資源保護や環境保全のため、海女は厳しい漁獲制限を行い、また、真珠養殖業者は養殖筏の台数を管理し、地域では干潟や藻場の保全活動に取り組んでいます。環境に配慮しつつ生態系を持続可能な形で利用することで、自然と人間との共存を実現する「里海システム」が受け継がれています。

潜水海女真珠
海女漁業と真珠養殖業

三重県尾鷲市、紀北町「急峻な地形と日本有数の多雨が生み出す尾鷲ヒノキ林業」(平成29年3月認定)

三重県尾鷲市、紀北町で生産されるヒノキは、緻密で均一な年輪幅で油脂分に富み、強度が高く、赤みを帯びた光沢は木肌を美しく見せ、耐久性にも優れるとされています。

「尾鷲ヒノキ林業」は、急傾斜地で多雨という土地生産性の低い条件下で、苗木の密植と継続的な間伐により適切な密度管理を行い、長い年月をかけてじっくりと育てることで、高品質なヒノキを持続的に生産する独自の育林・加工システムです。

海運を利用することで海岸部から発達した「尾鷲ヒノキ林業」は、海に面した急斜面や世界遺産「熊野古道」沿線に広がり、地域固有の景観を形成しています。

尾鷲ヒノキ
尾鷲ヒノキ林業

お問合せ先

農村振興部農村環境課

担当者:環境保全官
代表:052-201-7271(内線2543)
ダイヤルイン:052-223-4631
FAX番号:052-220-1681

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