香川ぴっぴ通信 第182号 2023(令和5)年7月18日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【お知らせ】
・パネル展「持続可能な農業と地球環境を考えてみませんか」を開催します!
・令和4年度「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」に関するブロック別説明会の開催について
・「食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 地方意見交換会」の開催及び一般傍聴について
・災害への備えは万全ですか?
・みどりの食料システム法について
・「熱中症対策強化期間」について
・豚熱の監視体制の強化について
・消費税インボイス制度、準備はできていますか?
・「令和5年度病害虫発生予報第4号」について
・「令和5年度農薬危害防止運動」の実施について
・「人・農地など関連施策の見直し」について
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
- 2【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】
- 3【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・我が家の家庭菜園……主席統計専門官 加内
1【お知らせ】
★パネル展「持続可能な農業と地球環境を考えてみませんか」を開催します!
人々の生活や行動が、地球温暖化などの環境に大きな影響を与えています。農業はその影響を最も受ける産業のひとつであり、環境に影響を及ぼす産業でもあります。
このような中、将来にわたり持続可能な食料システムを構築するため、農林水産省は令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」 を策定し、生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための取組を進めています。
有機農業をはじめとする環境にやさしい農業を拡大していくためには、消費者の皆様の理解が必要です。
この度、高松市中央図書館において、「みどりの食料システム戦略」をご紹介するパネル展を開催します。是非お立ち寄りください。
【開催期間】
令和5年7月19日(水曜日)~7月30日(日曜日)
休館日:毎週月曜日
【開館時間】
《平日》9時30分~19時、《土曜日、日曜日》9時30分~17時
【開催場所】
高松市中央図書館2階
(香川県高松市昭和町1丁目2-20 サンクリスタル高松)
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230705.html
★令和4年度「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」に関するブロック別説明会の開催について
「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」は、農林水産業を取り巻く最近の動きを踏まえ、主要施策の取組状況や課題について、国民的な関心と理解を一層深めることを狙いとして毎年作成しており、この度、令和4年度の各白書が公表されましたので、以下により説明会を開催します。
【四国ブロック】
日時:令和5年8月8日(火曜日)13時00分~16時35分
(会場参加受付開始12時30分から)
場所:高松サンポート合同庁舎南館101大会議室及びオンライン方式
定員:会場50名、オンライン200名
申込期限:令和5年7月28日(金曜日)
【中国ブロック】
日時:令和5年8月28日(月曜日)13時00分~16時35分
(会場参加受付開始12時30分から)
場所:岡山第2合同庁舎10階会議室A・B及びオンライン方式
定員:会場50名、オンライン200名
申込期限:令和5年8月18日(金曜日)
・申し込み方法など詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230707.html
★「食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 地方意見交換会」の開催及び一般傍聴について
令和5年7月から8月にかけ、全国11都市で開催し、食料・農業・農村基本法の検証・見直しに関する意見交換を行います。
ぜひ傍聴ください!
【四国ブロック】
日時:令和5年7月25日(火曜日)13時30分~15時30分
場所:高松サンポート合同庁舎(アイホール)及びオンライン方式
定員:会場傍聴40名、オンライン傍聴500名
申込期限:令和5年7月21日(金曜日)17時
・申し込み方法など詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
【四国ブロック】
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230622_21.html
★災害への備えは万全ですか?
これからの時期、大雨、洪水、暴風、高潮などの災害が発生しやすい台風シーズンを迎えますが、これら災害への備えは万全ですか?
近年は、日本各地において、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発しており、農林水産関係の被害額も増加傾向にあることから、農林水産省では、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、耕種、園芸、畜産の3パターンについて、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」をホームページに掲載しています。
積極的にご活用いただき、今後の自然災害等への備えを進めていきましょう。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html
★みどりの食料システム法について
環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。
この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。
また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。
さらに、みどりの食料システム戦略の実現に向けて、戦略で掲げた各目標の達成に貢献し、現場への普及が期待される技術について、「みどりの食料システム戦略技術カタログ」としてとりまとめています。今般、新たに公開したVer.3.0では「現在普及可能な技術」を作目別に58件を追加収録していますのでご活用ください。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
・「みどりの食料システム戦略」技術カタログについてはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html
・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
★「熱中症対策強化期間」について
農林水産省は、農作業における熱中症対策を推進していくため、農作業安全確認運動の一環として、5~9月を「熱中症対策強化期間」と位置づけ、熱中症予防に向けた活動を展開しています。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
熱中症対策に関する情報(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/nechu.html
★豚熱の監視体制の強化について
豚の飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
(豚熱(CSF)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
★消費税インボイス制度、準備はできていますか?
令和5年10月1日から複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。
インボイス制度では仕入税額の控除のための要件等が現行の制度と変わります。
・支援措置についてはこちら(財務省ホームページ)
リーフレット「インボイス制度、支援措置があるって本当!?」
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/invoice.pdf (PDF:690KB)
・国税庁のインボイス制度特設サイトは、こちら(国税庁ホームページ)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
★「令和5年度病害虫発生予報第4号」について
令和5年7月12日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第4号」を発表しました。
水稲では、斑点米カメムシ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
野菜では、ねぎのアザミウマ類の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。
また7月4日に香川県農業試験場病害虫防除所が更新した「令和5年度病害虫発生予報第4号」によると、ブドウのべと病の発生が多くなると予想されています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/230712.html
(香川県農業試験場病害虫防除所ホームページ)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/byogaichubojo/index.html
★「令和5年度農薬危害防止運動」の実施について
農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施しています。
農薬を使用する際は、周りに配慮し、正しく使用しましょう。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/230428.html
★「人・農地など関連施策の見直し」について
農業者の減少の加速化が見込まれる中、生産の効率化やスマート農業の展開等を通じた農業の成長産業化に向け、分散錯圃の状況を解消し、農地の集約化等を進めるとともに、人の確保・育成を図る措置を講じることが必要であることから、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が令和4年5月に成立しました。
この法律では、地域の農業者等による話合いを踏まえ、将来の農業の在り方等を定めた地域計画の策定や、地域計画の達成に向けた農地の集約化等の推進への支援等の措置を講じることとしています。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/chiiki_keikaku.html
★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。
このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。
新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。
・詳しくは、こちら(NOSAI香川ホームページ)
http://nosai-kagawa.jp/
2【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】
農林水産省では、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第10回選定)と称して、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を募集します。
第10回となる今年は、過去に選定された優良事例の中から、選定後に著しい発展性がみられ、全国の模範となる取組も募集します。
選定された地区には、選定証を授与するとともに、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」特設Webサイトでの活動の紹介などを通じた全国的な情報発信を行います。全国的に情報が発信されますので奮って応募ください。
応募締切:令和5年8月27日(日曜日)
・詳しくはこちら(特設Webサイト)
https://www.discovermuranotakara.com/
3【報道発表資料】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
4【AFFクイズ】
★今回のクイズは、農林水産物、食品の輸出額について出題します。
2022年の農林水産物、食品の輸出額は前年に比べ増加し、1兆4,148億円となり過去最高を更新しました。
これは、前年に比べて何パーセント増加したでしょう。
(1) 25.5パーセント (2)14.3パーセント(3)8.1パーセント
(解答は次号)
★前回のクイズは、「灌漑用ため池としては香川県内で一番大きい満濃池ですが、その貯水量は何万トンでしょうか。」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(1)1,540万トンでした。毎年6月15日に恒例行事である「ゆる抜き」が行われ、田植えシーズンが始まります。
5【コラム】
★コロナ禍における究極のドライブ「四国88カ所」巡りパート2
コロナ禍の中、令和2年の「うるう年」から逆打ちで四国88カ所巡りを開始し、まる3年間を掛けて昨年の10月に一巡目が終了し、そのお礼として、本年の5月に高野山総本山金剛峯寺(和歌山県)に参拝をして来ました。
なお、今年は弘法大師生誕1250年目にあたり、高野山でもそれに関するイベントが開催されていました。
今年の5月8日から新型コロナウイルス感染症の法律上の位置付けが、2類相当から5類感染症になりましたが、まだまだ、感染しないとも限りませんので、感染防止対策を取りながら、本年7月からの二巡目は、順打ちで徳島県内の1番から順番に巡ることとしており、今回からは事前にお寺の歴史と由来、そしてその土地の美味しい料理のお店をネットで調べてから、巡ろうかと思っています。
例えば、徳島県では「徳島ラーメン、祖谷そば」の店を、高知県では「かつおのたたき、くじら料理、伊勢えび料理」の店を、愛媛県では「鯛めし、鯛茶漬け、今治焼豚卵めし」の店を、そして我が地元の香川県ではまだ行ったことがない「うどん」の店を併せて行きたいと思います。
皆さんも、このようなコロナ禍の時期に、一つでも楽しみを見つけ、自らの煩悩を払い清め、自分自身の行いを見つめ直す究極のドライブ「四国88カ所」巡りをしてみてはいかがでしょうか?
最後になりましたが、「四国88カ所」巡りの記念に、同伴者にも御朱印帳に極楽浄土への通行手形として、御朱印を記帳してもらってください。
行政専門員 黒川
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
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