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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第183号 2023(令和5)年8月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    1【今月のひとこと】

    ★ディスカバー農山漁村の宝

    総括農政推進官  池内  勝也

    6月16日から、地域活性化や所得向上にむけた優良な事例の取組について募集が開始されている「ディスカバー農山漁村の宝」ですが、昨年の9回までに全国で多数応募のあった中から286件の優良事例を選定。香川県内からは3件、株式会社山南営農組合、「高松盆栽の郷」推進協議会、農事組合法人たどつオリーブ生産組合の取組が優良事例として選定され表彰されています。

    香川県は日本で一番面積の小さい県でありながら、南部には讃岐山脈が連なり、北部には讃岐平野が展開、災害が少なく温暖な気候により生活のしやすい県だからこそ、みなさんの近くにはまだまだ他に知られていない「農山漁村の宝」が埋もれているかもしれません。今年の応募は8月27日まで。応募に際し自薦、他薦は問いませんし、団体だけでなく個人での応募も可能です。

    2【お知らせ】

    ★令和4年度「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」に関するブロック別説明会の開催について

    「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」は、農林水産業を取り巻く最近の動きを踏まえ、主要施策の取組状況や課題について、国民的な関心と理解を一層深めることを狙いとして毎年作成しており、この度、令和4年度の各白書が公表されましたので、以下により説明会を開催します。 

    【四国ブロック】
    日時:令和5年8月8日(火曜日)13時00分~16時35分
           (会場参加受付開始12時30分から)
    場所:高松サンポート合同庁舎南館101大会議室及びオンライン方式
    定員:会場50名、オンライン200名
    申込期限:令和5年8月6日(日曜日) 

    【中国ブロック】
    日時:令和5年8月28日(月曜日)13時00分~16時35分
           (会場参加受付開始12時30分から)
    場所:岡山第2合同庁舎10階会議室A・B及びオンライン方式
    定員:会場50名、オンライン200名
    申込期限:令和5年8月18日(金曜日) 

     ・申し込み方法など詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230707.html

    ★「子どものための夏休み企画」~知っている?農林水産業と私たちの食生活とのつながり~を開設しています。

    夏休みを迎えた子どもたちを対象に、毎日の生活や暮らしを支えている地域の農林水産業の役割等について、考え、理解を深めてもらうことを目的に、農林水産業に関する情報やクイズなどを通して、楽しみながら学べるリモート版のイベントコーナーを中国四国農政局のホームページ上に開設しています。

    また、今年は、農業や食に関する体験が可能な場所を紹介します。体験を通じて農業や食について楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか。 

    ホームページ上での開設期間:令和5年8月1日(火曜日)~8月31日(木曜日)

     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/230710_22.html
     

    ★災害への備えは万全ですか?

    これからの時期、大雨、洪水、暴風、高潮などの災害が発生しやすい台風シーズンを迎えますが、これら災害への備えは万全ですか?

    近年は、日本各地において、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発しており、農林水産関係の被害額も増加傾向にあることから、農林水産省では、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、耕種、園芸、畜産の3パターンについて、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」をホームページに掲載しています。

    積極的にご活用いただき、今後の自然災害等への備えを進めていきましょう。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html
     

    ★みどりの食料システム法について

    環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。

    この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。

    また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。 

    さらに、みどりの食料システム戦略の実現に向けて、戦略で掲げた各目標の達成に貢献し、現場への普及が期待される技術について、「みどりの食料システム戦略技術カタログ」としてとりまとめています。令和5年5月26日に公開したVer.3.0では「現在普及可能な技術」を作目別に58件を追加収録していますのでご活用ください。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html

     ・「みどりの食料システム戦略」技術カタログについてはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html

     ・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
     

    ★「熱中症対策強化期間」について

    農林水産省は、農作業における熱中症対策を推進していくため、農作業安全確認運動の一環として、5~9月を「熱中症対策強化期間」と位置づけ、熱中症予防に向けた活動を展開しています。 

     ・詳しくはこちら
        熱中症対策に関する情報(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/nechu.html
     

    ★豚熱の監視体制の強化について

    豚の飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。 

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
      (豚熱(CSF)に関する情報)
        https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html


    ★「令和5年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」について

    令和5年7月26日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表しました。

    いもち病や斑点米カメムシ類、また縞葉枯病(ヒメトビウンカ)の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

    また7月4日に、香川県農業試験場病害虫防除所が更新した「令和5年度病害虫発生予報第4号」によると、ブドウのべと病の発生が多くなると予想されています。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/230726.html

     (香川県農業試験場病害虫防除所ホームページ)
       https://www.pref.kagawa.lg.jp/byogaichubojo/index.html


    ★「令和5年度農薬危害防止運動」の実施について

    農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施しています。 

    農薬を使用する際は、周りに配慮し、正しく使用しましょう。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/230428.html


    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。 

     ・詳しくはこちら(NOSAI香川ホームページ)
        http://nosai-kagawa.jp/

    3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】

    農林水産省では、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第10回選定)と称して、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を募集します。

    第10回となる今年は、過去に選定された優良事例の中から、選定後に著しい発展性がみられ、全国の模範となる取組も募集します。

    選定された地区には、選定証を授与するとともに、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイトでの活動の紹介などを通じた全国的な情報発信を行います。全国的に情報が発信されますので奮って応募ください。

    応募締切:令和5年8月27日(日曜日)

      ・詳しくはこちら(特設Webサイト)
         https://www.discovermuranotakara.com/

     

    4【報道発表資料】

    ★農林水産省の報道発表
    ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表
    ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、漁業産出額について出題します。
       農林水産省が公表した令和3年漁業産出額によると香川県の海面養殖業の産出額で1位の魚類は何でしょうか?

      (1) かき類 (2)のり類(3)ぶり類

      (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「2022年の農林水産物、食品の輸出額は前年に比べ増加し、1兆4,148億円となり過去最高を更新しました。これは、前年に比べて何パーセント増加したでしょう。」でした。おわかりになったでしょうか。

      正解は(2)14.3パーセントでした。2022年の農林水産物・食品の輸出額は、外食向け需要の回復に加え、為替相場の影響もあいまって前年に比べ増加しました。

    6【コラム】

    ★阿波の土柱

    みなさん、「阿波の土柱(どちゅう)」をご存じでしょうか。

    私はお隣の徳島県出身で、土柱がある阿波市在住でもあることから、今回、世界に3か所しかなく、日本では唯一である「阿波の土柱」を紹介させていただきたいと思います。

    土柱とは、約100万年前のものといわれる砂礫層が、長い年月をかけて風雨の浸食によって土が柱状に屹立した奇勝であり、国の天然記念物にも指定されています。ちなみに、他の2か所は、アメリカのロッキー山脈とイタリアの南チロル地方にあります。

    正面には展望台が整備されており、また、土柱の上まで行くことができる遊歩道も整備されています。上から見る土柱には一切柵はなく、存分にスリルを味わうことができます。

    こんなに近くに存在する「世界三大奇勝」、是非、訪れてみてください。

                                                                                  農政推進官  小川



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