このページの本文へ移動

中国四国農政局

メニュー

香川ぴっぴ通信 第199号 2024(令和6)年4月1日 中国四国農政局香川県拠点

もくじ

1【今月のひとこと】

★環境負荷低減の取組の「見える化」について

総括農政推進官  池内  勝也

3月1日から、米、野菜、果樹、いも類など23品目を対象に、新たなラベルデザインによる環境負荷低減の取組の「見える化」の運用を開始しました。

農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。

令和2年度から、有識者や業界関係者を交えた検討会において、農業者の栽培データから農産物の生産段階の温室効果ガス排出量を算定できる簡易算定シートの開発や、算定結果に基づく「見える化」の手法を検討するとともに、令和4年度からは、累計700箇所を超える店舗や飲食店等の協力を得て、温室効果ガス削減への貢献を星の数で表示する等級ラベル表示の実証販売を行ってきました。加えて、令和5年度には、生物多様性保全の取組の「見える化」についても議論を行い、米については、今般の本格運用において、温室効果ガス削減に加えて生物多様性保全の取組の評価も表示できることとしています。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html

2【お知らせ】

★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について

令和6年2月6日、香川県内の家きん農場において、今シーズン国内8例目(香川県内1例目)となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認され、また、豚熱に感染した野生イノシシが県内で拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。

このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

特に、昨年12月下旬以降、西日本の複数港と定期航路がある韓国の釜山港近辺において、我が国では未発生のアフリカ豚熱に罹患した野生イノシシが相次いで確認されています。韓国を含むアジア地域では、すでにアフリカ豚熱が飼養豚でも発生していることから、アジア地域等に出向いた場合は、帰国時に肉製品の持ち帰りを行わず、靴に付着した土を掃除した上で帰国するなど、病原体の国内持ち込み防止にご協力をお願いします。

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
 (鳥インフルエンザに関する情報) 
   https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html 

 (豚熱(CSF)に関する情報) 
   https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
 
 (アフリカ豚熱に関する情報(農林水産省ホームページ))
   https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html

★国産果物の消費拡大に関するポスターのデザインを募集します

農林水産省は、国民の皆様に、果物を食べることの重要性を改めて認識いただくため、また、国産果物をもっと身近に感じていただくため、令和6年3月13日から国産果物の消費拡大に関するポスターデザインの募集を開始しています。

農産局長賞に選ばれると国産果物の消費拡大に関するポスターとして採用のうえ、農林水産省Webページに掲載されます。ほかにも入賞すると農林水産省Webページに掲載されます。

是非応募してください。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/ryutu/240313.html
 

★小学生・中学生向け「農業学習」コンテンツを公開しました

農林水産省は、次世代を担うこどもたちへ、農業や農村の大切な役割を広く伝えるため「農業学習」に活用できる教材を制作しました。

是非全国の教育現場やご家庭でご活用ください。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/240311.html

★餃子から日本を考える。「すべては餃子になる餃子レシピ」が公開されました

農林水産省は、食と農とのつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しています。今年度から身近な食である「餃子」をテーマに加え、餃子とその食べ方から我が国の食をめぐる課題等について、ともに考えるきっかけを創出する情報発信企画として「餃子から日本を考える。」を推進しています。

この度、「すべての食材は餃子になる!」というテーマのもと、料理研究家のリュウジさんが本企画のために開発した、国産の肉、海鮮及び野菜を使用した「至高の餃子レシピ」3種を公開していますので是非ご家庭でレシピを見ながら餃子を作って日本の「食」のことを考えてみませんか。

 

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
   https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240229.html

★食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会(第18回)の開催について

農林水産省は、令和6年3月11日(月曜日)に食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会を開催し、「食料・農業・農村基本法改正案等についての報告」等を行いました。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
 

★食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案等の閣議決定について

令和6年2月27日に食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案ほか2法案が閣議決定されました。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/law/bill/213/index.html
  

★令和4年の農作業死亡事故について

農林水産省は、令和4年に発生した農作業死亡事故について取りまとめましたのでお知らせします。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/240222.html

★令和6年能登半島地震に関する情報について

令和6年能登半島地震により被災された農林漁業者の皆様が、営農意欲を失わず1日も早く経営再建できるように、農林水産関係被害への支援対策を取りまとめ、対策のポイントや被災された農林漁業者の皆様向けの資料を作成しました。(令和6年1月25日発出)

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html

★令和6年度農林水産予算概算決定の概要について

令和5年12月22日に閣議決定された令和6年度予算案において、農林水産関係予算は「食料の安定供給の確保」、「農業の持続的な発展」、「農村の振興(農村の活性化)」、「みどりの食料システム戦略による環境負荷低減に向けた取組強化」、「多面的機能の発揮」など、8項目を重点事項として総額2兆2,686億円となっています。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r6kettei.html


★令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました

令和5年11月29日、令和5年度補正予算が成立しました。

「食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」、「物価高騰等の影響緩和対策」、「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」、「持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」、「防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」を重点事項。として、総額8,182億円を措置しています。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r5hosei.html


★「農林水産省物流対策本部」が設置されました

農林水産省は、令和5年12月27日に、全国各地・各品目の農林水産業者等の物流確保に向けた取組への後押しや負担軽減を図るため農林水産省の各品目・業界担当部署が参画する「農林水産省物流対策本部」(本部長:農林水産大臣)を設置しました。同日に第1回会合が開催され、「農林水産品・食品物流問題相談窓口」が本省及び地方農政局に設置されました。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ryutu/231226.html


★「令和5年度病害虫発生予報第10号」について

令和6年3月13日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第10号」を発表しました。

野菜では、いちごのアザミウマ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

果樹では、果樹カメムシ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています

この他、コナジラミ類、ハスモンヨトウ、ハダニ類の害虫やうどんこ病、べと病、すすかび病、葉かび病の病害が地域によっては多くなると予想されていますので注意してください。

また、令和6年3月4日、香川県農業試験場病害虫防除所が更新した「令和5年度病害虫発生予報第11号」によると、野菜ではブロッコリーの花蕾腐敗病の発生がやや多くなると予想されています。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
   https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/240313.html

(香川県農業試験場病害虫防除所ホームページ)
   https://www.pref.kagawa.lg.jp/byogaichubojo/index.html

★「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」の参加登録が開始されました!

農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」を実施します。

特に優れた取組には農林水産大臣賞を授与します。

是非ご応募ください。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/240109.html


★みどりの食料システム法について

環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。

この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。

また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の適用が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。

さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和6年3月29日に3事業者が認定され、計64事業者となりました。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html

 (基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html

 ・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

3【報道・公表情報】

★農林水産省の報道発表
 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
   https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

★中国四国農政局の報道発表
 ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
   https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

★公表統計情報(農林水産省ホームページ)
 ・令和4年 市町村別農業産出額(推計)(3月14日)
   https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sityoson_sansyutu/#y

 ・令和4年漁業産出額(3月14日)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyogyou_seigaku/#y 

 ・令和4年度6次産業化総合調査結果(3月22日)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/#y

4【AFFクイズ】

★今回のクイズは、ぴっぴ通信について出題します。
  まもなく200号を迎えるぴっぴ通信は、いつ創刊されたでしょう。
  (1) 平成26年5月 (2)平成27年10月 (3)平成27年12月

  (解答は次号)

★前回のクイズは、「これは香川県のある地名ですが、何と読むでしょう。「赤牛崎」 」でした。おわかりになったでしょうか。

  正解は(1)あかばざきでした。赤牛崎は高松市にある地名で、かつての源平合戦の古戦場と言われています。

5【BUZZ  MAFF動画この1本】

農林水産省では職員がその人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルを4年前に立ち上げました。このコーナーでは、ぴっぴ通信の編集担当が選んだBUZZ  MAFF動画を紹介します。

 ・【コラボ】リュウジさん至高の肉汁餃子×ヒロキが日本ワインを合わせた結果こうなる(YouTubeにリンク)
     https://www.youtube.com/watch?v=3g44TQLWNCQ

    お知らせでも紹介した料理研究家のリュウジさんによる餃子のレシピを農林水産省の若手職員が実際に作ってみる動画の第2弾。餃子よりワインの話に聞き入ってしまいます。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html

6【コラム】

★桜咲き、散る。出会いと別れの時が訪れる・・・。

春、桜前線が南から北へと移動を始めます。

3月18日現在、日本気象協会の予報では、高松市での開花、満開は平年より2日程度早いものの、昨年に比べ3日程遅く、満開は4月2日頃と発表されています。

私たちの職場も、3月31日に退職者を見送り、4月1日には人事異動による別れと出会いがあります。

長いサラリーマン生活、3年程度で職場を異動することはごく普通で、数多くの転居を繰り返す職員もいるのが現状です。

筆者も4月から45年目の公務員生活を継続しますが、転居を伴う異動は過去2回で、大阪で3年、札幌で2年6月、お世話になりました。

単身生活を送る上で、知らない土地で一人で生活していけるのかという心配よりは、初対面の人たちとうまくやっていけるのかどうか、それが一番の心配事でした。幸いなことに優しい同僚と理解がある上司に恵まれ、楽しい単身生活を送ることができました。もちろん、私自身が、置かれた環境に溶け込めたいという気持ちを忘れなかった事も一因にあるのかと思っています。

筆者自身のお話で申し訳ありませんが、2年前、満60歳の年度末で一度退職させていただき、翌日から再雇用制度で勤務、4月から3年目に突入です。満65歳年度末の完全退職まであと3年。自分なりに公私とも頑張っていきたいと決意を新たにし、満開の桜に向かって誓っているところです。

「立つ鳥跡を濁さず」。

周りの方から、「奴(きゃつ)は何もなかったように去って行った。」と陰口を叩かれないよう、肝に命じて、日本農業の発展に少しでも寄与して参りたいと考えています。

ご支援をよろしくお願い申し上げます。

行政専門員  宮﨑


 ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
  https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

 ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
  https://www.facebook.com/nogyokeiei

 ◆農業保険(収入保険・農業共済)
  https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

 ◆香川県拠点お問い合わせ窓口
  https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html

 ◆配信停止等の手続き
   登録情報の変更、配信を解除されたい方は、メールにより連絡をお願いします。
   (「配信解除」等と入力のうえ、送信してください。)
       E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
        注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。

 ◆発信者
   〒760-0019  高松市サンポート3番33号
   中国四国農政局  香川県拠点地方参事官室
   TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
       E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
        注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。

お問合せ先

香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader