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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第214号 2025(令和7)年6月16日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ


    1【今月のひとこと】

    ★地域の活性化や所得向上につながる農山漁村の取組事例を表彰します!

    総括農政業務管理官  中島  伸夫

    農林水産省は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第12回選定)と称して、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる事例を6月2日(月曜日)から8月12日(火曜日)まで募集しています。

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、農山漁村の地域資源を引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定・発信し、他地域への波及を図る取組です。

    選定された地区には、選定証の授与を行うとともに、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイトでの活動の紹介などにより全国に情報発信します。
    地域において、新たな需要の発掘・創造や潜在している地域資源を活用し、農林水産業・地域の活力創造につなげている「あなたの農山漁村の宝」を教えてください。

     ・(特設ウェブサイト)
     https://www.discovermuranotakara.com/(外部リンク)

     ・(中国四国農政局ウェブサイト)
     https://www.maff.go.jp/chushi/press/shinko/250602.html 

    2【お知らせ】

    ★新たな食料・農業・農村基本計画について

    令和7年4月11日に、改正食料・農業・農村基本法に基づく、初の食料・農業・農村基本計画が閣議決定されました。

    農業・農村は、国民に食料を安定供給するとともに、その営みを通じて国土の保全などの役割を果たしている、まさに、「国の基」です。
    しかしながら、食料・農業・農村を取り巻く環境は、国際情勢の不安定化や気候変動による異常気象の頻発化、人口減少や高齢化など、大きく変化しています。

    このような中、基本法を時代にふさわしいものとするため、昨年改正し、改正基本法に掲げた理念の実現に向け、初動5年間で農業の構造転換を集中的に推し進められるよう、この基本計画を策定しました。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
        https://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/  
     

    ★政府備蓄米の売り渡しを実施しています(米に関する情報)

    米の円滑な流通の確保を図るため、3月10日から4月25日まで大手卸を対象とした入札による政府備蓄米の買戻し条件付売渡しを3回実施し、312,296トンが落札されました。さらに、5月26日は大手小売業者向けに30万トンを、5月30日には中小小売業者、精米能力を有する米穀小売店向けに8万トンを、6月11日には大手小売業者、中小小売業者、精米能力を有する米穀小売店向けに20万トンの、随意契約による政府備蓄米売渡しを実施しています。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
       https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/index.html

      【掲載情報】
     ・随意契約による政府備蓄米の売渡しについて
     ・米の需給状況の現状について
     ・スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ全国)
     ・米の流通状況等について    など

    ★みどりの食料システム戦略について

    近年、気候変動の影響や生物多様性の低下、SDGsをはじめとする環境への意識の高まりを受けて、社会全体を持続可能なものにしていくことが求められています。そこで、農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、令和4年には「みどりの食料システム法」を施行しました。また、この「みどりの食料システム法」に基づき、環境にやさしい農業に取り組む生産者を認定する「みどり認定」の取組を推進しています。香川県での「みどり認定」を受けた農業者は、現在51名です。

    さらに、農林水産省では、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組を評価し、星の数でわかりやすく伝える「みえるらべる」の取組を推進しており、香川県では、国に登録された三豊市の曽根花卉他4名の生産者が取り組まれています。

    また、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和7年4月11日に4事業者が認定され、全国で計92事業者となりました。

     ・詳しくは、こちら
      環境負荷低減事業活動実施計画の認定状況(香川県ウェブサイト)
      https://www.pref.kagawa.lg.jp/nouki/midori_syokuryou/midori_zissikeikakuninntei.html  (外部リンク)

      登録番号について(農林水産省ウェブサイト)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/number.html    

      基盤確立事業実施計画に関する情報(農林水産省ウェブサイト)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html  

    ★令和6年度食料・農業・農村白書及び食育白書について

    〔食料・農業・農村白書〕
      ~新たな食料・農業・農村基本計画をはじめ、合理的な価格の形成のための取組やスマート農業について特集!~
    今回の白書では、「新たな食料・農業・農村基本計画の策定」や、「合理的な価格の形成のための取組を推進」、「スマート農業技術の活用と今後の展望」を特集のテーマとしています。

    この白書を通じて、我が国の食料・農業・農村に対する国民の関心と理解が一層深まることを目指しています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
      https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo04/250530.html  

    〔食育白書〕
      ~特集:「食卓と農の現場の距離を縮める取組と今後の展望」「消費者の行動変容を促す「大人の食育」の推進」~
    今回の白書では、「食卓と農の現場の距離を縮める取組と今後の展望」、「消費者の行動変容を促す「大人の食育」の推進」を特集のテーマとしています。国民の農林漁業体験への参加状況や各世代の食育への関心度、健全な食生活の実践について記載しているほか、具体的な食育活動の取組事例等を幅広く取り上げ、食育について広く国民の皆様に知っていただくことを目指しています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
      https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250610.html  

    ★農林水産関係4白書の全国説明会の開催について

    令和6年度の農林水産関係4白書(食料・農業・農村白書、食育白書、森林・林業白書、水産白書)を公表しました。農林水産・食品の生産・加工・流通・販売に関わる事業者や消費者など幅広い関係者の皆様に農林水産業のトレンド、課題や取組をご紹介するとともに、今後の白書について、皆様のご意見を伺うため、説明会をオンライン形式で開催します。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
        https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo04/250610.html    


    ★令和7年産米等の地域農業再生協議会別の作付意向について

    中国四国農政局は、産地・生産者に対してきめ細やかな情報提供を行うため、令和7年産における管内の地域農業再生協議会別の主食用米、戦略作物等の作付意向について、中間的取組状況(令和7年4月末時点)を取りまとめましたのでお知らせします。

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ウェブサイト)
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/250523.html  

    ★移動消費者の部屋in香川の御案内「朝ごはん、食べていますか?」~6月は食育月間です!~

    6月は「食育月間」です。食育を推進する農林水産省では、第4次食育推進基本計画に基づき、朝ごはんを欠食する国民を減らすことを目標の一つにしています。

    朝ごはんを欠食する割合と家族と一緒に食べる「共食(きょうしょく)」が関係しているというデータもあることから、今回、香川県立図書館で中国四国農政局が開催する「消費者の部屋」の展示では、朝ごはんや共食についてのパネル展示を行っています。

    あわせて、農林水産省が推進する農産物の環境負荷低減の「見える化」についても紹介しています。

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ウェブサイト)
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/250523.html  

    ★令和7年度輸出に取り組む優良事業者表彰エントリー開始!

    農林水産物・ 食品の輸出の発展に向け、「地域ぐるみでの輸出産地の形成」、「 輸出可能品目の拡大」、「 新たなジャンル(健康食品、中食)の開発」、「輸出ロットの拡大等による価格競争力の強化」、「新市場の開拓」、「輸入規制の緩和・撤廃への働きかけ」などの観点から顕著な実績を挙げている農林水産物生産者、企業、団体、個人を広く発掘し、その取組内容を表彰し、取組内容を食品の輸出に関心のある方々に広く周知することにより、新たに輸出にチャレンジする方々への一助となることを目的として「輸出に取り組む優良事業者表彰」を実施します。

     ・詳しくは、こちら(食品流通機構ウェブサイト)
       https://www.ofsi.or.jp/kaigai/    (外部リンク)
     

    ★有機農業・環境保全型農業の優れた取組を募集します!

    ~「令和7年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」応募開始~
    農林水産省では、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善、普及等に取り組んでいる農業者、農業団体、流通・加工業者、教育機関等を表彰する「令和7年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。

    自薦他薦を問わず、有機農業・環境保全型農業に取り組んでいる皆様からのご応募をお待ちしています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ウェブサイト)
       https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/250606.html    


    ★第2回みどり戦略学生チャレンジの参加登録を受付中!(登録期限:令和7年 6月30日)

    「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ」を実施しています。

     ・詳しくはこちらから(農林水産省ウェブサイト)
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/challenge.html  
     

    3【イベント】

    国営讃岐まんのう公園あじさいまつりについて(令和7年6月7日~7月6日)(有料)
    40品種2万本のあじさいの開花に合わせ、各種イベントを行います。園内の「あじさい苑」では、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、セイヨウアジサイなど、色も形もさまざまなアジサイを植栽。高低差のある立体的な花畑は、階段とスロープを備えたバリアフリー構造となっており、車椅子やベビーカーでも散策をお楽しみいただけます。

     ・詳しくは、こちらから(国営讃岐まんのう公園ウェブサイト)
        https://sanukimannopark.jp/event/ajisai2025 (外部リンク)

    第20回桃喰うまつりについて(丸亀市飯山町)(無料)
    四国一の桃の生産量を誇る丸亀市で、「桃喰うまつり」が開催されます。おじょも太鼓を皮切りに、恒例の「桃の種飛ばし大会」では、豪華賞品を目指して競う姿に歓声が上がります。販売・試食コーナーをはじめ、ダンスや手品などのステージ、なぞかけ大会、じゃんけん大会など、さまざまな催しが行われます。キッチンカーの出店もあり、めずらしい桃入りカレーも味わうことができます。 

     ・開催期間  令和7年6月29日(日曜日)  8時45分~13時00分
        開催場所  香川県丸亀市飯山市民総合センターほか
                    (香川県丸亀市飯山町川原1114-1)
        主      催  さぬき富士桃の里まつり実行委員会
        問合せ先   JA香川県坂本撰果場(0877-98-3348)
                      飯山市民総合センター(0877-98-7957)
        ※  悪天候等で警報が発令された場合は中止となります。   

    ジオで巡る「飯山桃の里」(ライトツアー)について(令和7年7月27日)(有料)
         飯山のモモはなぜおいしい?
    丸亀市飯山町では桃作りが盛んで、春には飯野山あたり一面に桃の花が咲き、ほのかに甘い香りに包まれます。
    そのおいしさは買い求める人々の行列が証明しています。でも、なぜ飯山で桃なのでしょうか?

     ・詳しくは、こちらから(うどん県旅ネットウェブサイト)
      https://www.my-kagawa.jp/tekuteku/course/4211/  (外部リンク) 
     

    4【報道・公表情報】

    ★農林水産省の報道発表
     ・詳しくはこちら(農林水産省ウエブサイト)
        https://www.maff.go.jp/j/press/index.html 

     ・米に関するマンスリーレポート(令和7年5月号)の公表
        https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html   

    ★中国四国農政局の報道発表
     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ウエブサイト)
        https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    ★公表統計情報(農林水産省ウエブサイト)
     ・作物統計調査 令和6年産りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量   
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/#y2    

     ・作物統計調査 令和6年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/#y1 
     

     ・畜産物流通調査 令和6年食鳥流通統計調査結果
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan_ryutu/#y1  

     ・令和6年漁業・養殖業生産統計
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kaimen_gyosei/#y      

     ・令和7年集落営農実態調査結果(令和7年2月1日現在)
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/einou/#y    
     

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、香川の伝統野菜について出題します。

    香川の伝統野菜として、讃岐白瓜(さぬきしろうり)、讃岐長莢そら豆(さぬきながさやそらまめ)、香川本鷹(かがわほんたか)、まんばや三豊茄子などが知られています。その中で、朝鮮出兵の際に活躍した塩飽(しわく)水軍が、豊臣秀吉から拝領されたと伝えられている野菜は何でしょうか。
     
      (1)讃岐白瓜
      (2)讃岐長莢そら豆
      (3)香川本鷹

      (解答は次号)

    ★前回のクイズは、オリーブの栽培品種についての出題でした。
    香川県で栽培されているオリーブの主な品種は、ミッション、マンザニロ、ネバディロ・ブランコ及びルッカなどです。
    ドーフィンとはイチジクの品種で、夏秋兼用種で、豊産、収量はイチジクの中で最大です。原産国はフランスで、市場に出回るのはほとんどがこの品種です。 

       正解は(2)ドーフィンでした。
        

    6【BUZZ  MAFF動画この1本】

    農林水産省では職員がその人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルを5年前に立ち上げました。このコーナーでは、ぴっぴ通信の編集担当が選んだBUZZ  MAFF動画を紹介します。 

     ・農林水産省中国四国農政局若手職員が魅力をお話しします!〔新作〕(YouTubeにリンク)
        https://www.youtube.com/watch?v=7nn4Ij9A4hE 
       
     ・BUZZ MAFFはこちら(農林水産省ウエブサイト)
        https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html  

    7【コラム】

    ★「ホタルかご」

    暗い夜道、愛犬「さよちゃん」の散歩をしていると、ほんのり光るものを発見。草むらに数匹のホタルを見つけました。多く舞い飛ぶ光景であれば幻想的ですが、数匹でも季節を感じることはできました。

    ホタルといえばホタルかご。十数年前、徳島勤務の際にホタルかごと出会いました。後に父親から香川県でも同様なかごを作っていたと聞きましたが、二本の麦わらを十字に組み合わせ、麦わらを挿し足して、尖がり帽子の形をした綺麗ならせん状に編みあがったときはうれしく、しばらくの間、大量生産してしまったことを覚えています。

    六月はホタルかごの材料となる麦わらが手に入る季節です。孫でもできれば、作り方を手ほどきしてホタルがりにいきたいなあと思っています。

    行政専門員  原田


     ◆香川県拠点ウエブサイトURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

     ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
      https://www.facebook.com/nogyokeiei (外部リンク)

      ◆農業保険(収入保険・農業共済)
      https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

     ◆「香川ぴっぴ通信」お問い合わせ窓口
      https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html

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       TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
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    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-883-6500

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