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中国四国農政局

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フォトレポート(高知県)令和3年度

高知県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

令和3年度 
3月2月1月12月11月10月9月8月7月6月5月4月

3月

早期米の田植え始まる

  • 撮影場所:高知県黒潮町
  • 撮影日:令和4年3月23日


田植えの様子


田植え間際のコシヒカリ苗

   高知県西部の黒潮町で春を告げる早期米の田植えが始まりました。

   今年は天候に恵まれたため苗の成長が順調で、生産者の方は「ちょっと伸びすぎた」と笑顔でリズムよく田植機で植え付けていました。

   高知県内の田植えは、極早生品種の「よさ恋美人」や「南国そだち」から始まり、最も作付けが多い「コシヒカリ」へと移り、4月中旬には最盛期を迎えます。

早期米水田での代かき作業始まる

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和4年3月16日


代かき作業が進む水田


ロータリーをつけて作業するトラクター

   春の暖かい日差しの中、高知市東部の早期米に取り組む水田では代かき作業が始まっています。

   代かき作業はトラクターで荒叩きをした後、後ろの作業機を付け替えて水田を平坦にならすための鏡面仕上げ作業を行います。取材先の生産者の方は、数ヶ所に点在する計4.5ヘクタールのほ場を10日間かけて移動しながら同じ作業を繰り返し行っていきます。

   燃料や資材価格の高騰、米価の下落等、生産者にとって厳しい状況が続いていますが、8月上旬の収穫を見据えて、4月上旬に「コシヒカリ」の田植えを行う予定です。

山北の「温室小夏(日向夏)」出荷開始!

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和4年3月8日


収穫作業を行う生産者


出荷用の温室小夏

   高知県の柑橘産地である香南市香我美町山北地区を中心にJA高知県香美地区管内で、3月上旬から温室小夏(日向夏)の出荷が始まりました。「JA高知県香美地区果樹部温室小夏研究会」では、10人の生産者が約1.8ヘクタール栽培しています。JA高知県担当者によると、今年は冬の寒さが厳しく降雨が少ない等の気象条件により、例年に比べて糖度が高く、大変良い品質とのことです。

   重油代高騰など苦しい状況が続く中、農家の方は「おいしい小夏の味覚を消費者の皆さんに楽しんで欲しい」と言っていました。

   小夏は果物ナイフ等で表皮を剥き白い甘皮を半分ほど残し、果肉と甘皮の両方の味を楽しむのがポイントです。

   3月中下旬頃に収穫最盛期を迎え、4月中旬まで出荷が続きます。約8割が県内量販店等で販売され、残りは東京など県外に出荷されます。

農林水産物・食品の輸出促進に係るPR活動

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和4年3月2日


玄関ホール展示コーナー


JA高知市三里園芸部の輸出事業計画

   高知県拠点が入居する高知地方合同庁舎では、各入居官署が連携して月毎にテーマを設定した上で1階玄関ホールにおいてパネル展示を行い、来庁者へのPR活動に努めています。

   3月は、「農林水産物・食品の輸出促進について」をテーマとし、農林水産省が推進する日本の農林水産物・食品輸出プロジェクト「GFP(Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Projectの略称)」や輸出拡大戦略に関する取組を紹介しています。

   高知県の農産物では、JA高知市三里園芸部の花(グロリオサ)がGFPグローバル産地づくり推進事業の採択産地となっており、輸出力強化に向けた取組が進められています。

   農林水産省では2030年の輸出額5兆円目標達成に向け、官民一体となった取組を更に進めることとしており、高知県拠点においても施策の更なる推進に努めています。

 【関連リンク】農林水産物等の輸出促進対策(中国四国農政局ホームページ)

1月

大きく育ったよ!児童がダイコンの収穫体験

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和4年1月14日

収穫する児童
収穫する児童

洗い機による作業
洗い機による作業

   1月14日(金曜日)、後免野田小学校の2年生の児童が、昨年10月に種まきをした漬物用ダイコン「新八州」の収穫作業を体験しました。

   この取り組みは、JA出資法人(株)南国スタイルが地元の小学校に地域の伝統と食文化を知ってもらうため毎年実施しており、大きなダイコンを「うんとこしょ、どっこいしょ」と力をあわせて収穫していました。収穫したダイコンは2本ずつ束ね、洗い機で泥を落とした後、干し台「はで木」に掛けていきました。2週間ほど寒風にさらして余分な水分を抜きうま味を凝縮させた後、県内の漬物業者へ出荷するそうです。

   今後は、昨年の2年生が収穫し1年ほど漬け込まれた漬物が給食に登場する予定で、子供達は「早く食べたい」と楽しみにしていました。

 

12月

中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年12月23日


選定証授与式に臨むジビエ部代表

左から野田地方参事官、ジビエ部代表、竹村校長、佐々木教諭

   令和3年12月23日、高知商業高等学校ジビエ商品開発・販売促進部(ジビエ部)に対し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定証を授与しました。

   高知商業高等学校ジビエ部は、森林率全国1位(84%)の高知県における野生鳥獣(ニホンジカやイノシシなど)被害を地域課題の一つととらえ、この課題解決に向け平成29年度から活動を開始、試行錯誤を繰り返しながらジビエ利活用商品を開発し、販売活動を行っています。販売利益を森林保護活動に寄付し、植樹活動に参加するなど、循環型社会活動にも貢献しています。

   新型コロナウイルス感染症対策のため各種イベントが中止となり、開発した商品を販売する機会が減少していますが、部員自らが主体となり「高校生ジビエ・レストラン」を出店するなど、意欲的に活動を継続しています。

 【関連リンク】高知市立高知商業高等学校ホームページ(ジビエ部)

野生鳥獣被害の防護及び捕獲の勉強会

  • 撮影場所:高知県高知市、いの町
  • 撮影日:令和3年12月15日(高知市)、16日(いの町)


講習会の様子

くくり罠捕獲の実演


ノウサギN型誘引捕獲わな

   12月15日と16日の2日間に渡り、四国森林管理局及び土佐林業クラブ主催による「野生鳥獣被害の防護及び捕獲の勉強会」が開催されました。15日は、高知市において座学での勉強会が開催され、16日は、いの町において現地実習が行われました。

   現地実習において講師役を務めた近畿中国森林管理局保全課及び和歌山署職員より、ニホンジカやノウサギを効率的に捕獲するためのくくり罠による捕獲方法や、新しい捕獲方法としてノウサギをN型に配置した誘導ネットにより誘導するくくり罠の実演がありました。また、ニホンジカやイノシシ等の捕獲後に行う止め刺し時に死傷事故が多いことへの注意喚起や対処法も説明されました。

   罠の種類や特徴、効果的な設置方法など参加者の関心は高く、今後の鳥獣被害対策に活かされることが期待されます。

 【関連リンク】和歌山森林管理署における有害鳥獣の新たな捕獲技術(小林式)について

11月

ふるさとまつり

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年11月5日


会場の様子

ふるさと鍋料理コーナー

   11月5日~7日、高知市内を流れる鏡川の河畔「みどりの広場」で毎年恒例の「フェスティバル土佐・ふるさとまつり」が開催されました。

   ふるさとまつりは、祭りを通じてふるさとの心と味に触れ、ふるさとを再発見してもらおうと昭和47年に始まり、今年は50回目の開催となる大きな節目の年を迎えました。

   今年も昨年同様、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策を行ったうえでの開催となり、県内の24市町村のほか5団体が参加しました。各団体の出店ブースには、各地域の特徴を活かした海や山の幸など魅力的な商品が並び、人気のふるさと鍋料理や話題のキッチンカーの出店も見られました。

   会場はふるさとの味を買い求める大勢の人で賑わい、朗らかな雰囲気に包まれていました。

10月

統計調査への御協力に対する農林水産大臣感謝状を手交しました

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和3年10月21日


森下智裕さんに感謝状を手交

森下智裕さん(右)と野田地方参事官(左)

   統計の重要性に対する国民の皆様の関心と理解を深め、統計調査に対する国民の皆様のより一層の御協力を頂くため、昭和48年7月3日の閣議了解により、毎年10月18日を「統計の日」と定められました。

   農林水産省では、「統計の日」の記念行事として、農林水産統計調査に永年御協力を頂いた方に感謝状を授与しています。

   今年、高知県内では、農林水産大臣感謝状が永年協力者5名と特別協力者1名の計6名に、また、中国四国農政局長感謝状が20名に授与されます。

   10月21日には、「営農類型別経営統計水田作調査」に永年御協力いただいている森下智裕さん(香南市)に対し、高知県拠点の野田地方参事官が農林水産大臣感謝状を手交しました。

   森下さんからは、「立派な感謝状をいただきありがとうございます。これからもできる限り協力させてもらいます。」とのお言葉をいただきました。

生産者との意見交換会

  • 撮影場所:高知県安芸市
  • 撮影日:令和3年10月18日


尾原氏との意見交換の様子


ほ場の様子

   令和3年10月18日、中国四国農政局は安芸市において施設園芸を営む株式会社尾原農園の尾原由章代表取締役と意見交換を行いました。

   尾原農園では、次世代型モデルハウスで環境制御システムを活用することにより一括管理し、社員5名、技能実習生3名、パート11名でピーマンを90アール栽培しています。

   意見交換では、新規就農を含む農業労働力確保、農地集積、ハウスの設備投資や脱炭素化・環境負荷軽減の推進などが話題となりました。

   尾原氏は、「雇用者の給料を確保するため、経営者として農業で利益をあげていくことが自分の役割である」と話されており、農業による地域活性化に取り組んでいます。

伝統を学ぶ!後免野田小学校の児童がダイコンの種まきを体験

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和3年10月6日


種まきをする児童


機械による種まき

   10月6日(水曜日)、後免野田小学校の2年生の児童がJA出資法人である(株)南国スタイルの指導を受け伝統の漬物用ダイコンの種まきを体験しました。

   南国市野田地区は、1970年頃には20軒ほどの農家が漬物用ダイコンを生産していましたが、年々減少し最後の生産者が中止を検討していた中、「半世紀続く地域の伝統を残したい」と同法人が8年前に生産を引き継ぎました。

   地元の小学校に地域の伝統と食文化を知ってもらうため、このような取り組みを毎年実施しています。子供達は、種子消毒の目印として赤く着色されたダイコンの種を見て、「何で赤いの?」と驚いた様子で質問していました。

   1月下旬には、ダイコンの収穫作業体験も予定されています。

7月

高校生ジビエ・レストラン

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年7月27日


ジビエ商品販売の様子


「シカ肉オムライス」(左)、「イノシシ肉のカレーライス」(右)、「シカ肉唐揚げ」(上)

   高知市立高知商業高等学校ジビエ商品開発・販売促進部は、令和3年7月27日~8日17日の期間のうち計8日間、高知市役所食堂レストラン「せんだんの木」において「高校生ジビエ・レストラン」をオープンし、高知県内で捕獲したシカとイノシシの肉を使用したジビエ料理を提供しています。

   メニューは、細かく切ったシカ肉を使用した「シカ肉オムライス」や、角切りのイノシシ肉を使用した「イノシシ肉のカレーライス」など4種類で、販売利益は野生鳥獣の被害を受けた森林保護活動に寄付されます。

   同部は、SDGsの目標15に掲げられている「陸の豊かさを守る」ことで社会をよりよくするという活動目的のもと、ジビエ商品を開発、販売してきました。本年度は「ジビエをもっともっと社会に広めよう」を活動テーマとし、高知市中心部での出店を行います。

高知市早期米の収穫始まる

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年7月26日


収穫作業の様子


運搬車への積込み

   高知県中部の早期米栽培地帯では、極早生品種の「南国そだち」早生品種の「コシヒカリ」などが栽培されており、7月下旬から収穫作業が始まっています。
  
取材した生産者のほ場で収穫される「南国そだち」の作柄については平年並みで、「コシヒカリ」については、今年の梅雨入りが平年と比べて21日早く、3回の防除を実施したものの、「いもち病」の発生による収穫量の減少が見込まれているとのことです。
  
長く続いた梅雨が明けた後は晴天の日が続いており、収穫作業は順調に進んでいます。

養殖テナガエビの出荷始まる

  • 撮影場所:高知県中土佐町
  • 撮影日:令和3年7月2日

テナガエビの養殖施設
テナガエビの養殖施設

出荷サイズまで育ったテナガエビ
出荷サイズまで育ったテナガエビ

   中土佐町大野見で七面鳥生産事業を営む松下商店は、昨年、全国的に資源量が減少しているミナミテナガエビの種苗量産に成功し、ふ化後約1年間養殖して4g~5g程度に成長したミナミテナガエビの出荷を本年7月から開始しました。
   本年は、2万匹を出荷予定で、令和5年には県内外の飲食店等へ40万匹の出荷を目指しています。
   ミナミテナガエビは、素揚げにするとパリパリとした食感と香ばしさが楽しめる夏の味覚です。
   同店は、今後、完全養殖(※)の研究に取り組み、安定出荷を可能とする養殖技術を確立し、テナガエビ養殖事業を採算が取れる事業へと成長させ、地域活性化のため盛り上げていきたいと意気込んでいます。 

(※)完全養殖:人工ふ化によって育てた成えびから、また卵を採ってふ化させ、幼生(成長初期の発育段階)を育てて出荷する養殖方法。


りゅうきゅうの出荷最盛期

  • 撮影場所:高知県須崎市
  • 撮影日:令和3年7月2日


ハウス栽培の様子ハウス栽培の様子


出荷されるりゅうきゅう
出荷されるりゅうきゅう


   高知県内で昔から食されているりゅうきゅう(はすいも)の収穫作業が最盛期を迎えています。
   須崎市では、現在、JA土佐くろしおはすいも研究会の8名がハウスで栽培しており、JAを通じて全国(北海道を除く)へ出荷しています。
   りゅうきゅうはシャキシャキとした独特の食感が特徴で、高知県を代表する郷土料理のつがに汁(※)や酢の物、塩昆布サラダ等の食材として利用されています。
   同研究会では、「りゅうきゅうはいろいろな調理方法があるため、是非、ご家庭でも料理に取り入れていただきたい。」と、早朝から収穫作業に励んでいます。 

(※)つがに汁:ツガニとは、河川に棲息するモクズガニのこと。「つがに汁」は、ツガニを生きたまま石臼やミキサーで粉砕し、その出汁からつくった汁物料理である。

【関連リンク】
はすいも~「りゅうきゅう」と呼ばれる高知の不思議なお野菜~https://www.youtube.com/watch?v=Bw2eojzHiTk(外部リンク)



6月

高知県立農業大学校への施策説明

  • 撮影場所:高知県いの町
  • 撮影日:令和3年6月29日


説明を行う北村総括農政業務管理官



受講風景

   中国四国農政局高知県拠点は、6月29日(火曜日)、高知県立農業大学校(いの町)において、園芸学科と畜産学科の2年生25名を対象に「中国四国地域農業をめぐる事情」と題して中国四国地域の農業構造や、農林水産物・食品の輸出力強化をはじめとした農林水産省の施策等について説明を行いました。

   また、本年5月に公表された「みどりの食料システム戦略」について、資料を配布し概要を説明しました。

   学生からは、「中国四国地域農業の現状が知れて良かった」などの感想が寄せられました。

   なお、6月22日(火曜日)も同校において「新たな食料・農業・農村基本計画」を題材に施策説明を行っております。

国内農産物検査員育成研修生への制度説明

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和3年6月4日

説明を行う県拠点職員
説明を行う県拠点職員


説明会の様子説明会の様子

   JAグループ高知県農産物検査協議会は、本年6月2日から6月25日までの延べ8日間に亘り、高知県農業技術センターで令和3年度国内農産物検査員育成研修を実施しています。

   6月4日の研修では、中国四国農政局高知県拠点の職員が「経営所得安定対策」及び「米トレーサビリティ法」の講義を行いました。

   経営所得安定対策については、関連する各種対策をはじめ、飼料用米の取引において「農産物検査」の役割が重要なこと、また、米トレーサビリティ法については、取引等の記録の作成・保存、産地情報の伝達が義務付けられていること等の説明を行いました。

5月

「土佐紅」の初出荷

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和3年5月20日

収穫の様子
収穫の様子


洗浄の様子洗浄の様子

   JA高知県香美地区管内で、日本一収穫の早いサツマイモ「土佐紅(早掘甘藷)」の収穫が5月18日から始まりました。

   JA高知県香美地区園芸部早掘甘藷部会夜須支部では、部員6人がハウス及び露地の986アールのほ場で栽培しており、今年は天候にも恵まれ出来が良く、7月中旬頃まで約180トンを全国へ出荷予定です。

   当日は、耕運機で掘り出された「土佐紅」を、作業員が手際よくコンテナへ収穫していました。鮮やかな紅色で非常に皮が薄い「土佐紅」は、機械による洗浄・選別ができません。選果場では、ひとつひとつ丁寧に作業員による手洗・手選別が行われていました。

   また、貯蔵を一切せず掘りたての「新芋」として出荷されるため、皮ごと味わえ、サツマイモご飯やバター焼きなど様々なレシピで楽しめます。

   日本一早い秋の味覚として、全国各地の食卓を彩りそうです。

4月

機能性表示食品「高知なす」のお披露目会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年4月12日

説明の様子
説明の様子

高知なすを使った「なすのたたき」
高知なすを使った「なすのたたき」

   JA高知県は、令和3年4月12日、JA高知県五台山事務所会議室において、機能性表示食品「高知なす」のお披露目会を開催しました。

   JAグループ高知で生産・出荷する「高知なす」は、昨年9月、消費者庁に機能性表示食品として届出が受理されました。「高知なす」に豊富に含まれる“ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)”には、血圧(拡張期血圧)を改善する機能があることが報告されており、生鮮ナスでは初めて機能性表示食品に登録されました。

   お披露目会では、ナス機能性研究の成果や今後の出荷販売計画の報告、「高知なす」を使った料理紹介・試食などが行われ、機能性表示食品としての今後の期待が高まりました。

   「高知なす」は、3月から6月にかけて、本格的に販売されます。

ジビエの更なる普及をめざして

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年4月2日

ジビエ商品の魅力をPRする生徒
ジビエ商品の魅力をPRする生徒

「シカ肉入りカレーパン」(左)と 「土佐オールスターバーガー」(右)
「シカ肉入りカレーパン」(左)と「土佐オールスターバーガー」(右)

   高知市立高知商業高等学校ジビエ商品開発・販売促進部は、令和3年4月2日、高知市役所食堂「せんだんの木」において、高知県内で捕獲したシカとイノシシの肉を使用したジビエ商品を販売しました。

   ジビエの更なる普及をめざし、将来的に学校給食へのジビエの利活用の足掛かりを築くことをテーマとして取り組まれました。

   販売商品は、シカとイノシシの肉を使用した「シカ肉入りカレーパン」と「土佐オールスターバーガー」の2種類で、販売利益は、シカの食害を受けた森林保護活動に寄付されます。

   同部は、高知市を基盤としたジビエの社会的普及に関わる事業として、今後も継続して企業・学校合同で、新商品を開発することとしています。

お問合せ先

高知県拠点

ダイヤルイン:088-875-7236