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北陸農政局

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令和6年度「食の知っ得(とく)講座」

更新日:令和7年1月10日

北陸農政局では、「消費者の部屋」の展示内容に関連する「食の知っ得(とく)講座」を金沢広坂合同庁舎で開催しています。

第2回「知って防ごう 野生鳥獣被害」(12月19日(木曜日)開催) NEWアイコン

北陸地域の令和5年度の野生鳥獣による農作物被害金額は、4.5億円で概ね横ばいに推移しています。獣種別では、イノシシによる被害が1.8億円(約40%)、次いで、カラスが0.8億円(約17%)、シカが0.6億円(約14%)の順となっています。
イノシシ、シカの被害エリアは拡大しつつあり、中山間地域を中心に営農意欲の減退など数字に表れる以上に深刻な影響を及ぼしています。

被害防止対策には3本の柱が鉄則で、第1の柱は、「個体群管理」で加害個体数を減らすこと、第2の柱は、「侵入防止対策」で柵の設置等により農地に入らせないこと、第3の柱は、「生息環境管理」で放任果樹の伐採や緩衝帯の設置による加害個体を農地へ近づけないことです。
また、ICT(情報通信技術)を活用して、捕獲檻に入った獣をスマートフォンなどの画面でリアルタイムに確認し、遠隔操作で捕獲する機器など、効果的な個体群管理の方法を紹介しました。
近年、捕獲した鳥獣の肉をジビエとして利用し、農山村地域の活性化につながるジビエ振興に取組む地域を紹介したほか、実際に職員が食べたジビエ料理を紹介しました。

講座の様子 紹介したジビエ料理(左上:イノシシロースト丼、右下:ジビエ肉ソーセージ)
第2回の講座は、農村振興部農村環境課が担当しました。

【番外編】消費者の部屋工作教室(8月20日(火曜日)開催)

8月の消費者の部屋の展示テーマ「知って!遊ぼう!森と木」に合わせ、きのこの菌床の原材料である「オガ粉」(木材を細かく砕いたもの)を使って、ウサギやクマを模ったキャラクターを作成する教室を開催しました。

参加者は、オガ粉と水で薄めた木工用ボンドを(水1:木工用ボンド1)を混ぜた生地をまとめるのに苦戦したり、型枠から綺麗にぬけずに何度もやり直すなどしながらも上手にキャラクターを作成していました。出来上がったキャラクターにシールの目や裏面にマグネットプレートを付けるなどして、個性豊かな作品が出来ました。

工作教室の様子
工作教室の様子
ホットプレートで乾燥
ホットプレートで乾燥
出来上がった作品と記念写真
出来上がった作品と記念写真
オガ粉マスコットの作り方
オガ粉マスコットの作り方

第1回「冷凍食品の知られざる魅力」(5月10日(金曜日)開催)

今回は、日本冷凍食品協会広報部長 三浦佳子氏をお招きし、「冷凍食品の知られざる魅力」と題した講座を開催しました。

講演では、日本における冷凍食品の歴史、社会や経済情勢と連動した冷凍食品の変遷、消費者が冷凍食品に対して持つ「栄養価や安全性に不安がある。」とのイメージに対して、(ア)衛生管理のされた工場で適切な前処理。(イ)急速冷凍による品質の保持。(ウ)食品に合わせた適切な包装。(エ)-18℃以下の低温管理。を行うことにより「旬の採れたて、作りたての味を、保存料を使用せず、美味しさや栄養をキープすることができる」優れた食品であることを紹介いただきました。

参加者からは、「冷食のイメージが変わった。」や「冷凍食品は保存性だけでなく、品質を保ちつつ、安全性も確保されているので活用していきたいと思った。」など冷凍食品への理解が深まったとの意見が多く寄せられました。

開会のあいさつをする消費生活課長
【開催のあいさつをする消費生活課長】
講演中の三浦部長
【講演する三浦部長】

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:消費者対応班
代表:076-263-2161(内線3753)
ダイヤルイン:076-232-4227

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