❸ 地域の自然
1. 位置
本地区は、埼玉県北部に位置し、荒川と利根川に挟まれた「櫛挽台地に広がる農村地域」であり、南部の荒川流域台地と北部の利根川水系の低地とから構成されています。
交通状況は、関越自動車道、JR高崎線、JR八高線及びJR上越新幹線が南東から北西に横断し、北側を国道17号を東西に横断し、南側を国道140号及び秩父鉄道が東西に横断し、東京都心から60~ 80kmの圏内に位置し、首都圏への交通輸送上の拠点となっています。
東京都心からの距離
道路・鉄道状況図
2. 地形
本地区は、一級河川利根川水系利根川と一級河川荒川水系荒川に挟まれた櫛挽台地にあり、地区内の標高は36m ~ 1 0 0mと南西から北東に向かってなだらかに扇状に広がる地形をなしています。
地形勾配は、田にあっては1 / 1 , 0 0 0~ 1 / 1 0 0が半分を占め、畑にあっては、ほぼすべてが3度未満の傾斜であり、概ね平坦な地形といえます。
3. 気候
本地域は夏から秋にかけて降水が多く、冬には降水量が少なくなるという太平洋側の気候の特色を有します。
さらに冬になると北よりの季節風(赤城山から吹き下ろす「からっ風」)が強く乾燥するという内陸性気候の性格も併せもっています。
そのため、農村集落では冬の季節風から農地や家屋を守る防風林や高垣などが今でも多く見られます。
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荒川中部農業水利事業所ダイヤルイン:048-585-4600