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関東農政局

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【トピックス】

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    過去トピックスはこちらから:令和4年度令和5年度
    ーーーーー⇩以下、トピック記事⇩ーーーーー


    令和7年8月19日事業紹介動画を掲載しました!




    国営那珂川沿岸農業水利事業の紹介動画を農林水産省公式YouTubeに掲載しました。
    事業の目的・内容や当事業所で取り組む地域との連携活動などを簡潔にご紹介します。
    是非ご覧ください。


    令和6年8月1日 水戸農業高校にてICT給水機に係る勉強会を開催しました!

    8月1日、茨城県立水戸農業高等学校にて、当事業関係者を対象にしたICT給水機導入に係る勉強会を開催しました。
    当事業所では、整備した農業水利施設が長きにわたって使用されるよう、次世代の担い手となる学生に新しい営農技術であるICT給水機による水管理の省力化を体験してもらい、就農意欲を高めることを目的に、ICT給水機を活用した実証を高校と連携して進めています。
    本勉強会は、当事業関係者にも幅広く、ICT給水機の運用方法や導入効果を知ってもらうことで、スマート農業を推進し、地区内の農業生産性を高めたいと企画したものです。参加者は、県や管内関係市・改良区の職員など約20名となりました。

    勉強会では、高校からICT給水機を用いた実際の取組として、高校教員がスマホで水田の水位を確認した後にグループチャットにより生徒に指示し、教室等の水田から離れた場所から給水操作等を行うといった実際の遠隔操作による水管理方法と、その利便性を教員・生徒ともに感じているとの説明がありました。
    また、ICT給水機メーカーから、他県の事例や具体的な機器の性能等に係る紹介がありました。
    参加者からは、「通信機器の経済性」や「効果的な設置場所」といった今後の導入を見据えた関心の声が多く上がりました。

    本勉強会では、ICT給水機の運用方法について使用者の声も含めて参加者に情報発信を行いました。今後、地区内でのスマート農業を推進することにより、農業生産性を向上させ、国営事業の効果を更に高めていけるよう、引き続き高校及び関係機関と連携していきたいと考えています。

    勉強会の様子かんがい開始案内看板


    令和6年7月10日 御前山ダムにて水戸農業高校の生徒を対象に現地実習を開催しました!

    7月10日、御前山ダムにて水戸農業高校土木科の2年生13名を対象に現地実習を開催しました。本実習は、生徒に農業インフラの整備に携わる技術者への関心を高めてもらうことを目的に開催しました。

    はじめに、御前山ダムが地域に果たす役割について、(ア)農業用水の確保、(イ)流域治水(事前放流による洪水調節機能)及び(ウ)地域資源(湖面利用による観光)の3つの観点から社会にどのように貢献しているかを説明しました。(御前山ダムの役割についてはこちらから)次に、実際にダムの管理用トンネル「監査廊」を歩いて事業所職員が毎月行っている点検を体験してもらいました。
    実習後に行ったアンケートでは、半数以上の生徒が「職業選択の一つとして農業インフラの整備に携わる技術者に対する関心が高まった」と回答しました。また、「ダムの具体的な役割がわかって良かった。」、「1ヵ月に1回監査廊まで行って、定期点検を行うことが大切だと分かった。」などの感想が得られ、生徒がインフラの重要性を理解し、農業インフラの整備に携わる技術者への関心が高まったことを実感しました。

    監査廊でダムの点検項目について説明する様子ダムの放流操作について説明する様子

    本取組みは令和6年9月30日付の茨城新聞に掲載しました。紙面には当日の様子に加え、御前山ダムの概要やその役割、茨城県農林水産部や当事業所でダムの維持管理に携わる若手職員へのインタビューもまとめています。取組を通して、農業インフラへの関心が高まり、その整備及び管理に携わることの意義を感じてもらえれば幸いです。
    今後も教育機関と連携し、農業インフラの整備に携わる技術者の確保及び本事業に対する地域からの理解を深める取組を積極的に行っていきたいと考えています。

    令和6年9月30日付茨城新聞掲載紙面


    令和6年6月6日 水戸農業高校にて最新機器を用いた測量実習授業を開催しました!

    6月6日、水戸農業高校農業土木科の3年生32名を対象に、最新の測量機器を用いた実習授業を水戸農高からの要望を受け開催しました。本取組は、最新の測量技術の学習や実践等を通じて、生徒の農業インフラエンジニアに対する職業的関心を高めることを目的に茨城県土地改良事業団体連合会と連携して昨年度から実施しているものです。

    屋外実習では、県土連の指導の下、校内にある貯水池を対象に最新のGNSS測量とトータルステーションを用いて、生徒各自が測量を行いました。その後、得られた測量結果をもとに、専用のソフトを使用し、自動計算で測量結果図面が作成されるまでの過程を学習しました。
    実習後に行ったアンケートでは、インフラや測量技術の重要性を理解できたと答えた生徒が70%、実習が自身の職業選択を考える上で役に立ったと答えた生徒が60%という結果が得られ、本実習が生徒の職業選択を広げるきっかけになりました。

    トータルステーションの実技状況測量結果を用いて図面を作成する様子

    本取組みは令和6年7月18日の茨城新聞に掲載しました。紙面には当日の様子に加え、那珂川沿岸農業水利事業の概要や茨城県土地改良団体連合会における測量技術の活用方法、当事業所で若手インフラエンジニアとして働く職員へのインタビューもまとめました。生徒に最新機器の利便性や地域を支える農業インフラの重要さを実感してもらい、職業選択のきっかけに繋がれば幸いです。
    今後も本取組を通じて、生徒の農業インフラや農業インフラエンジニアへの職業的関心高めるとともに、当事業のPRを積極的に行ってまいります。

    令和6年7月18日付茨城新聞掲載紙面


    令和6年5月30日 御前山ダムにて地元小学生を対象に見学会を開催しました!


    5月30日、茨城県常陸大宮市の御前山ダムにて、常陸大宮市立御前山小学校3年生の児童を対象に御前山ダム見学会を開催しました。本見学会はダム近隣の小学校から依頼を受け、御前山ダムの役割や構造について現地で児童に紹介するとともに、当事業のPRを図ることを目的に開催しているものです。

    まずはじめにダム管理所にて、農業と水にまつわるクイズを交えながら御前山ダムの概要について説明を行いました。児童は管理所から見える堤体や網場などの施設に関心をもった様子で、熱心に聞いていました。また、ダムの概要説明後には、児童に水路やため池への転落事故防止啓発チラシ(全国土地改良事業団体連合会発行)を音読してもらい、農業水利施設の近くでは遊ばないよう注意喚起を行いました。
    その後、気象観測設備や洪水吐を見学しながら監査廊に移動し、御前山ダムの構造やその管理方法について説明を行いました。児童は普段立ち入ることのできない堤体内部のトンネルや急勾配な階段を歩きながら、ダムの大きさやその管理の大変さを感じている様子でした。

    見学会後のアンケートでは、見学会の前には御前山ダムについて知らなかったと回答した児童から「ダムの役割は畑や田んぼに水を送ること。農業には大量の水が必要なことに驚いた。」などの回答が得られ、見学会を通じて、多くの児童が御前山ダムに対する理解を深めた様子を伺うことができました。

    今後も、多くの方が地域の食と農を支える当事業に関心をもち、理解を深め、円滑な事業推進につながるよう、造成した農業水利施設を活用したPRに取り組んでまいります。

    ため池転落防止啓発チラシを音読する児童監査廊内での見学の様子


    令和6年5月20日・27日 農業大学校・水戸農業高校にてICT給水機に関する講習会を開催しました!

    5月20日・27日に、ICT給水機利用に関する講習会を茨城県立農業大学校・茨城県立水戸農業高校の学生を対象に実施しました。本講習会は、農業大学校及び水戸農高と当事業所との間で昨年度に締結した「スマート農業の普及・実践的教育のための実証圃場の設置・運用に関する協定書」に基づき事業所が設置したICT給水機を利用するなかで、機器に対する更なる理解を深め、効果・効率的にスマート農業学習を推進するため、機器メーカー職員を講師に招き開催したものです。

    講習会では、実証ほ場にて学生が講師からICT給水機の基本操作方法について説明を受けた後、実際に操作を行いました。
    また、新規就農に向けて、若手でもICT給水機で得られるデータの蓄積・解析によって、熟練者同様の栽培管理が可能になる等、水管理省力化以外のICT給水機の導入効果の説明がありました。

    説明会終了後、昨年度ICT給水機を用いた実証実験の結果をとりまとめた農業大学校の学生に話を聞くと、「水位のほか水温や気温などのデータを取得することで、収穫後に栽培管理を振り返ることができた」、「初年度の研究結果を踏まえて、更に水管理に対する理解を深めたい」と回答があり、今年度の栽培・研究に向けて前向きな姿勢を伺うことができました。

    講習会の様子水戸農高で実際にICT給水機を操作する様子

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー⇧これより上、R6年度トピック記事⇧ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    令和5年12月12日 水戸農業高校の生徒と地元就農者の農業座談会を開催しました!

    令和5年12月12日、地元就農者4名を講師に招き、水戸農業高校の生徒を対象とした「第2回プロから学ぶ農業座談会」を水戸農業高校と連携して開催しました。

    本座談会は、農業科目を主として学んできた同校の農業科2年生など計40名に、講師との自由な意見交換を通じて、農業の魅力ややりがいについて触れ、農業学習及び就農に対する生徒の興味関心を高めることを目的に令和4年度に引き続き開催したものです。

    当日、講師からは日頃の農作業の内容や仕事のやりがい・就農のきっかけなどについて紹介があったほか、高校生からは講師の説明を深堀りしようとする質問や意見が多く出されました。
    コーディネーターとして参加した当所職員はそれらを用紙に張り出し、見える化を行うことで講師と高校生のより活発な意見交換を図りました。

    座談会前後で行ったアンケート結果を比較すると、就農や農業系の進学に興味を示した生徒が増加しており、その要因を聞き取ると「座談会前は農業が仕事として成り立つのか不安だったが、有機農法によって付加価値の高い経営ができると感じ、農業にチャレンジしたいと思った」、「農地を持っていない自分でも、取組次第で農家になれると感じた」など個性豊かな講師の話に刺激を受けて、生徒が就農に前向きになる様子がうかがえました。

    本座談会を通じて、生徒の就農にかかる不安感を軽減し、農業に対する期待度を高めることができたと考えています。

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    また、令和6年2月28日に本取組の内容について茨城新聞に掲載しました。

    紙面には当日の様子に加え、講師から高校生へのエールや高校生の就農に前向きな感想をまとめています。

    今後も当事業所では地域の担い手育成に向けて、地元学校と連携した取組を行ってまいります。

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    令和5年10月25日 農業大学校・水戸農業高校でICT給水機の使用状況聴取会を実施しました!(スマート農業)

    令和5年10月25日、茨城県立農業大学校の学生及び水戸農業高校の生徒からICT自動給水機の使用状況の聞き取りを実施しました。
    これは同年5月下旬までに事業所が農業大学校及び水戸農高の実証ほ場にそれぞれ設置した2基のICT給水機について、1作期を通じて利用した意見等の把握を目的に実施したものです。(今年7月に実施した1回目の聴取会の内容はこちらから

    両校の学生からは、「使用するにつれてICT給水機への不安感は解消され、表示された水位を信じても大丈夫と感じた」、「ほ場の状況がスマートフォンで確認でき、水位を確認する手間が省けた」など省力化を実感する声があげられました。
    また、農業大学校の学生からは、「流し込み施肥を適切に行うための水口への流量計の設置」や「生育判定アプリとの連携を含めたカメラの設置」などICT給水機をより効果的に利用するための提案がありました。

    今回の聴取会では、両校の学生がICT給水機の導入に対する効果を実感し、更に効果的な利用に向けて検討を行っていることがわかりました。
    一方で、同年8月に開催した現地展示会(記事はこちらから)においては、農家を含む参加者の多くから、ICT給水機の導入にあたりその費用に高い関心が寄せられたところであり、現場でのスマート農業の普及に向けては、費用対効果にも目を向ける必要があります。
    今後、両校との活動を進めていく上では、学生に対してスマート農業の効果だけでなく、経済性等の課題に対しても情報提供や意見交換を行い、より実践的な取組にしたいと考えています。

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    また、令和6年2月19日に本取組の内容等について茨城新聞に掲載しました。

    紙面には、意見聴取会や展示会の様子に加えて、ICT給水機を用いた低コスト栽培の可能性や環境負荷を軽減した営農形態の確立に向けて研究されている茨城大学農学部黒田教授と、実際に営農現場で自動給水機を利用し、省力化を実現している有限会社横田農場横田氏に取材した内容をまとめています。

    スマート農業の推進に向けて、今後も教育機関と連携した取組や広報活動などに継続的に取り組んでまいります。
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    令和5年9月1日 御前山ダムにおける事前放流訓練を実施しました!

    事業所では、台風や大雨が予測される際に、御前山ダムにおいて洪水調節機能が発揮できるよう、防災の日である令和5年9月1日に「事前放流訓練」を実施しました。

    当日は、関係機関との連絡体制について確認した後、実際に放流操作を行いました。
    具体的には、放流開始の30分前から、ダムに設置されたサイレンや警報者による周囲への案内を行った上で、河川水位の急激な上昇が生じないよう充分に注意しながら、30分程度の時間をかけて放流の訓練を行いました。
    御前山ダムの洪水調節機能についてはこちらから


    令和5年8月10日 農業大学校・水戸農業高校でICT給水機の展示会を開催しました!(スマート農業)

    令和5年8月10日、当事業所は、茨城県立農業大学校、水戸農業高校との共催により、ICT給水機展示会を開催しました。
    地元農業者を含む参加者は、両校ほ場で運用中のICT給水機の操作にかかる遠隔・自動化、デジタル記録化等の機能の紹介を受けた後、実際に使用している教諭・学生による携帯端末を用いた水管理作業の実演を見学しました。

    参加者からは、導入にかかるイニシャルコストのほか、通信費用等のランニングコストについてやバッテリーの交換次期、市販品との互換性などコストに関する質問が多くなされ、導入に当たっては、経済性に対する関心が高いことを実感しました。

    今回の展示会では、参加者に対してICT給水機の使用に関するリアルな情報提供を行うことができたと考えており、今後もスマート農業の推進に向けて、情報提供や学生の実践的教育の場の提供を行ってまいります。

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    令和5年7月10・12日  水戸農業高校の生徒を対象に現場実習会を開催しました!

    令和5年7月10日及び12日、御前山ダムにおいて水戸農業高校土木科の2年生40名を対象に現地実習会を開催しました。
    本実習は、当地区を題材とした技術実習の充実及び職業選択に資する情報提供を目的として、昨年度に引き続き水戸農業高校と連携して開催したものです。

    当日は、ダムの管理棟で事業所若手職員からダムの諸元及び役割について説明した後、事業所職員が毎月行っている点検ルートに倣い、監査廊の踏査体験を行いました。
    生徒からは、「ダムが持つ3つの役割など、ダムには様々な機能があることを知った」、「管理作業の体験など、今回の実習のおかげで職業選択の幅が広がった」などの感想が得られました。
    御前山ダムの持つ3つの役割についてはこちらから

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    また、同年9月20日に本取組の内容等について茨城新聞に掲載しました。
    これは、新聞紙面を用いて広報活動を行うことで、地域の方々に取組を認知いただき、取組の波及的な効果の発現を目指して実施したものです。

    当事業所では御前山ダムでの実習及び最新機器を用いた測量実習を通じて、生徒の農業用インフラに対する理解を深め、今後の職業選択の一助にすることができたと考えています。
    今後も、当事業で整備した農業用インフラを、将来にわたって利用いただく地域の担い手を確保するため、教育機関と連携した取組を進めてまいります。
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    令和5年7月3日 農業大学校にてICT給水機の使用状況聴取会を開催しました!

    令和5年7月3日、茨城県立農業大学校の学生と教諭からICT給水機の使用状況聴取会を開催しました。

    本聴取会は、同年5月下旬に事業所が農業大学校の実証ほ場に設置した2基のICT給水機について、約1か月間の使用に係る使い勝手や意見等の把握を目的に実施したものです。10月頃に2回目を予定しています。

    学生からは水管理の省力化に係るICT給水機の導入効果について、「帰省した実家からでも水位調整等が可能」「バルブ開度、水位上昇程度当からほ場の水持ち(減水深)を把握することが可能となった」等の効果も挙げられました。

    今回の聴取で、将来の法人就農を目指す学生が中心となり、ICT給水機による水管理の省力化及びその有効活用策の検討に意欲的に取り組んでいることが確認できました。

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    令和5年6月15日 最新機器を活用した高校の実習授業を開催しました!

    令和5年6月15日、水戸農業高校農業土木科の3年生30名を対象に、最新の測量機器を使った実習授業を開催しました。

    本授業は、高校では実習用機器を最新なものに買い替えることが困難な状況を受けて、(ア)同校に無い最新機器の実技指導等による実習授業の充実、(イ)職業の選択肢として測量・設計に係る業種を見出すこと、を目的に茨城県土地改良事業団体連合会と連携して開催したものです。

    同土地改良事業団体連合会から、GNSS測量の概要、測位、電子基準点等について説明し、その後、屋外でGNSS測量と高校所有機器に比べ高機能なトータルステーションの実技指導を行いました。

    生徒達からは、「機器を水平にするのが難しい」「データ確認用画面と水平確認のための気泡を視野に入れるのが難しい」等の感想があり、授業充実に貢献できました。

    また、「ハイテクな機器による貴重な実習体験を就職先でも役立てたい」等のコメントがあり、職業の選択肢が広がることにも繋がり本取組の効果を実感しました。


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    令和5年5月30日 御前山ダムにて地元小学校への見学会を開催しました!

    令和5年5月30日、地元小学校の3年生30名を対象に、当事業で建設した御前山ダムの見学会を開催しました。

    本見学会は地域の暮らしと農業を支える御前山ダムの役割や設備について学習することを目的に、同校との連携により昨年に引き続き開催しました。

    見学会では、始めに事業所職員から当事業の概要や御前山ダムの役割・構造について説明をおこなった後、新たな試みとして農業と水にまつわるクイズを出題しました。イラストパネルを用いながら参加型形式の説明を行ったところ、関心をもって参加してくれました。

    その後、普段は立ち入ることのできないダム管理棟内の管理制御システムや監査廊内を見学し、ダムからの取水や日常の安全点検の方法、地震計・水圧計などの計測機器に関する説明を興味深く聞いていました。

    児童からは、「御前山ダムの役割がわかった」「地下深くにこんな場所があって驚いた」等の感想が得られ、御前山ダムの役割に対する理解を深めている様子でした。

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    令和5年5月22日 農業大学校生へのICT給水機利用に関する説明会を開催しました!

    令和5年5月22日、茨城県立農業大学校の学生などを対象として、ICT給水機利用に関する説明会を開催しました。

    本説明会は、農業大学校と当事業所との間で締結した「スマート農業の普及・実践的教育のための実証圃場の設置・運用に関する協定書」に基づき、農業大学校普通作コースの学生及び教諭対象に、実習での利用を予定してるICT給水機について、本給水機メーカーの職員も講師として開催したものです。

    当日は、学生28名及び指導教諭4名が参加し、ほ場でメーカー担当者から実際のICT給水機の操作も交えながら操作方法や管理方法の説明が行われました。

    説明終了後、学生からは「ICT給水機をれんこん栽培用に改造することは可能か」「機器の導入費用はいくらか」「非かんがい期におけるICT給水機の管理方法はどのようにすればいいか」など多数の質問がありました。

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    令和5年4月8日  令和5年度 御前山ダム 春の一般開放イベントを開催いたします!

    関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所では、茨城県常陸大宮市にある御前山ダムにて、一般開放イベントを令和5年4月8日(土曜日)に開催いたします!

    このダムは、那珂川の沿岸にある田んぼや畑で使用する水を貯めるために、農林水産省が行う事業にて平成24年に完成したものです。

    イベントでは、普段は決して入ることのできないダム内部(監査廊)に突入できるほか、農業や水にまつわる楽しいクイズや豆知識もご紹介します。

    また、那珂川の周辺では、イチゴや干し芋などのほか、温泉や偕楽園などの歴史建造物、海鮮物も楽しめます。

    春の週末を茨城県の御前山ダムで過ごしてみませんか? 

    <イベント詳細>

    御前山ダム一般開放イベント

    日時:令和5年4月8日(土曜日)

    時間:9時から15時30分まで(時間内は施設敷地を解放しています)

    概要:ダム管理所(操作室)でのダムや農業・水に関するお話とダム監査廊(ダム堤体内部)の見学ツアー

    ツアー第一回:10時から約1時間

    第二回:13時から約1時間

    (ツアーへの参加を御希望の方は上記時間にダム管理所へお越しください。なお、事前予約は不要です)

    場所:茨城県常陸大宮市下伊勢畑御前山ダム管理所及びダム堤体上部

    お問い合わせ先:関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所調査設計課

    電話番号:029-227-7571

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    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー⇧これより上、R5年度トピック記事⇧ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     ショートムービー「那珂川の恵みを未来へ」を作成しました!

    当事業所の紹介動画を作成しました。

    (ア)事業の経緯と目的、(イ)事業内容の紹介、(ウ)事業効果の紹介、(エ)地域との連携の4つに内容を分けて、事業を紹介しています。

    (エ)地域との連携に関しては、茨城新聞の掲載公告についてもこちらで紹介していますのでご覧ください。(1月29日の記事)

    動画をアップしましたら、改めてお知らせいたします!

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    令和5年2月6日  県拠点と連携し茨城県立農業大学校の生徒との意見交換会を開催しました!

    令和5年2月6日、茨城県拠点や茨城中部農地整備事業所と連携し、茨城県立農業大学校園芸部の学生を対象とした意見交換会を開催しました。

    本意見交換会は、施設野菜コースや花きコースで学ぶ学生にみどりの食料システム戦略や農業水利事業、農地整備事業の取組について理解を深めてもらうために企画して行った初の企画です。

    学生達はまず、日本フードシフトムービー「食から日本を考える」を視聴後、みどりの食料システム戦略の実現に向けた取組等に関する情報提供を県拠点から受けました。

    続いて、農業水利事業や施設園芸における水利用の例に関する情報提供を那珂川沿岸事業所が行い、農地整備事業に関する内容を茨城中部事業所が情報提供しました。

    学生たちからは、「2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組を25%(100ha)まで拡大する考え方の根拠は何か」、「有機農業に関心があり、品目は決めていないが、将来取り組みたい」、「新規就農や作物転換には投資が必要だが、支援する施策はあるのか」などの活発な意見が多く出されたところです。

    また、交換会終了後も教室に残り、各講師と農業大学校卒業後の就農を見据えながら、個別に語り合う学生も複数見られました。

    01_県拠点    02_事業所

       令和5年1月29日農業座談会の様子が新聞記事に掲載されました!

    令和5年1月29日、「プロから学ぶ農業座談会」の様子が茨城新聞に掲載されました。(当HPの12月13日プロから学ぶ農業座談会の記事をご覧ください。)

    地域の農業者との交流を通じて、高校生の農業への興味関心を高めるために水戸農業高校と当事業所とで連携して行った企画です。

    講師4名の就農までの経緯や農業への熱い想い、若手へのアドバイスなどをまとめています。

    また、農業への理解が深まったことや、就農に関する高校生の明るい感想も記載しています。当事業所では、今後も地域の教育機関と連携をして、農業農村の発展に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

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    令和4年12月13日  水戸農業高校の生徒と地元就農者の農業座談会を開催しました!

    令和4年12月13日、地元就農者を講師に招き水戸農業高校の生徒を対象とした「プロから学ぶ農業座談会」を水戸農業高校と連携して開催しました。

    本座談会は、これまで1年間にわたり農業科目を主として学んできた同校の農業科2年生など計50名に、「就農」に対する意識付けを行うとともに、今後の学習意欲を喚起することを目的に開催したものです。

    開校式では、那珂市長の挨拶や地元就農者の紹介を行った後、高校生が4グループに分かれ4名の就農者と順番に意見交換を行いました。

    就農者からは就農に至った動機・仕事のやりがい・休暇・給与などについての紹介がありました。

    また、当日は高校生から出た多くの質問や意見を用紙に張り出し、見える化を行うことで就農者と高校生の意見交換がより活発になりました。

    座談会後、高校生からは「農業も楽しそうだと思った」「農業は起業という言葉が響いた」などの感想が挙げられました。

    本座談会で、農業の具体的なイメージや就農という選択肢を高校生に意識付けすることができたと考えています。


    農業座談会1    農業座談会2

    令和4年11月9日・16日  水戸農業高校の生徒を対象にした現地実習を開催しました!

    令和4年11月9日・16日に、水戸農業高校の授業の一環として、農業土木科の2年生計32名を対象に当事業で造成した御前山ダムや各揚水機場を題材とした現地実習を開催しました。

    本実習は当地区を題材とした生徒の技能実習の機会充実・職業選択に向けた農林水産省の採用情報提供を行うために開催したものです。

    現地実習では、事業所職員から事業概要や当事業で造成・改修した那珂川揚水機場・渡里揚水機場・下江戸揚水機場・御前山ダムの説明、農林水産省の採用情報の提供を行った後、各揚水機場やダム管理棟のダム管理制御システム・堤体・監査廊の見学を行いました。

    ダム見学では、「監査廊内の階段の数は何段あるのか」、「ダムの点検はどのくらいの頻度で実施しているのか」など多くの質問が出されました。

    現地実習1     現地実習2


    令和4年7月23日  御前山ダム湖面利用披露式に参加しました!

    令和4年7月23日に那珂川沿岸農業水利事業で造成した御前山ダムの湖畔で「御前山ダム湖面利用に係る披露式」が開催されました。

    御前山ダムではこれまでもサイクリングイベントやトレイルランなどの地域活性化につながる取組が行われてきましたが、

    今回、常陸大宮市が新たな観光資源の発掘やダムの更なる活用の取組として、カヌー等の体験事業を開催するに当たり披露式を開催しました。

    披露式では、常陸大宮市長や那珂川沿岸農業水利事業推進協議会長である水戸市長から挨拶があった後、インストラクターの指導の下、両市長や茨城県副知事、県選出の参議院議員、地元関係者が湖面でのカヌー体験を行いました。

    市長挨拶     かぬ


    令和4年4月15日・6月30日  関係市町村長基幹施設研修会が開催されました!

    令和4年4月15日及び同年6月30日、那珂川沿岸農業水利事業の関係8市町村に対して当事業で造成した基幹水利施設に関する研修会が開催されました。

    本研修会には関係市町村長ほか計32名が参加し、御前山ダム等の施設見学や意見交換を行いました。

    研修会では、始めに那珂川揚水機場でポンプ設備等を視察された後、御前山ダムへ移動しダムの構造や管理設備、監査廊を見学されました。

    特に御前山ダムでは定期点検の頻度について質問があったほか、監査廊の温度が一定であることに対し「監査廊はワインセラーに使えるのでは」といった発言がありました。

    基幹施設研修会1    基幹施設研修会2

    令和4年5月31日  御前山小学校の皆さんが御前山ダムを見学しました!

    令和4年5月31日に御前山小学校の授業の一環として、3年生・5年生計35名の皆さんを対象に当事業で造成した御前山ダムの見学会を開催しました。

    雨の中でしたが、ダムの管理等で農業用ダムの役割や構造について学習した後、普段見ることができないダム管理制御システムや堤体、監査廊を見学しました。

    本見学会の中では、「御前山ダムの水はどこまで届けられるのか」「監査廊の階段の数は何段あるのか」「ダムを建設した際の岩や土はどこから運んだのか」などの質問が多く出され、生徒の皆さんは農業用ダムの役割や構造について積極的に学んでいました。

    御前山小学校1     御前山小学校2

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー⇧これより上、R4年度トピック記事⇧ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    令和3年度御前山ダム一般開放中止のお知らせ

    例年、御前山ダムの一般開放を春と秋に実施しておりましたが、

    コロナウイルスの感染拡大を防止するため、春・秋の一般開放を中止させていただくことになりました。

    昨年度から引続き中止となっておりますが、ご理解賜れれば幸いです。

    お問合せ先

    関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所

    調査設計課
    代表:029-227-7571

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