このページの本文へ移動

九州農政局

メニュー

アグリ・インフォ九州 第287号

                     地域と九州農政局のホッとライン
====================================

                         アグリ・インフォ九州

====================================
                       令和7年3月25日発行 Vol.287
                       発行:農林水産省 九州農政局

《 今月の話題 》

☆コラム・こらむ☆

『農業土木と私』
九州農政局 農村振興部 水利整備課    古森 星名(こもり せな )


☆1☆ とぴっくす

★九州の動き
1. 第1回(令和6年度)みどり戦略学生チャレンジ九州ブロック大会の受賞チームが決定!
2. 九州農政局チャレンジチームが「やさしいたべもの」ガイドブックを作成しました!

★全国の動き
1. 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けた検討
2. 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展します
3.「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和7年度公募について(令和7年3月10日(月曜日)~4月7日(月曜日)正午)

★補助事業参加者の公募情報
農林水産省では、補助事業参加者を募集しています

★お知らせ
1. サツマイモ基腐病のまん延を防ぐために ~次作に向けた重要な対策~
2. 病害虫や雑草の防除には、登録のある農薬を使用しましょう
3. 農薬の販売には、販売者の届出が必要です
4. 農薬使用計画書の提出に関するお知らせです
5. 農作業死傷事故の発生状況について
6. 令和5年の農作業死亡事故について
7. 米に関するマンスリーレポートについて
8. 九州農政局から発信するSNS情報!

☆2☆ 情報定期便

1. 野菜の入荷量と卸売価格の見通し(令和7年3月)について
2. 統計新着情報のご案内
3. 九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!
4. 食育イベント情報(令和7年3月以降)について
5. 農林水産省広報誌「aff(あふ)」について


====================================
◇◇◇◇◇◇ ☆コラム・こらむ☆ ◇◇◇◇◇◇

『農業土木と私』
九州農政局 農村振興部 水利整備課    古森 星名(こもり せな )

ある夏の日。肩掛け水筒をぶら下げてお散歩をしていると畑から「せなちゃん!きゅうり食べんかえー!!」と祖母の声。
「いるー!でもちょっと待っちょってー!」短い脚で全力で家にマヨネーズを取りに帰ってまた畑へと戻る5歳の私。
「きゅうりちょうだい!おっきいのがいい!ばあちゃんありがとう!!」
左手に自分の顔よりも大きいきゅうりと右手にマヨネーズをもってお散歩を再開。パリポリきゅうりを食べながら歩いていると、今度はちょっと離れた坂の上のお家から「せなちゃーん!ヤクルトあるよー!取りおいでー!」と近所のおばちゃんが呼んでいる。
「はーい!!」と大きな声で返事をしておばちゃんのもとへ。両手は埋まっているのでポケットにヤクルトとおせんべいを入れてもらって口の中もポケットの中も心もいっぱい。虫は嫌いなのでビビりながら避けて、道端のお花を眺めたり、鼻歌を歌ったりしながらお散歩をした。家に帰ると「ばあちゃんのきゅうり食べた!これはあそこのおばちゃんにもらった!あっこにピンクのお花があってね!あっこのワンちゃんに吠えられてー…」と家族に話すのがお散歩に行った日の楽しみだった。
こんな幼少期を過ごしてきました、九州農政局農村振興部水利整備課の古森星名と申します。現在は水利施設強靭化係として、主に補助事業を担当させていただいております。高卒の入省で右も左もわからない中、水利整備課をはじめ、たくさんの方々からいろんなことを教えていただき、人生で一番充実した一年になりました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
今回コラムの執筆という機会をいただくことができ、とても嬉しいです。私事にはなりますが、入省一年が過ぎようとしていますので、入省のきっかけとなった農業と土木との関わりについて書かせていただきたいと思います。次の誕生日を迎えて20代になってしまう前の10代最後のフレッシュさをみなさんにお届けできたらと思います。
私は就職で熊本に引っ越してくるまでの18年間、大分県国東市に住んでいました。実家は一番近いコンビニまで車で20分、最寄り駅へは車で1時間かかる「ど田舎」といわれるようなところにあります。冒頭にも書かせていただいていますように、たくさんの自然と優しい人に囲まれて育ってきました。それと同時に身近にあったのは農業と土木でした。
実家では、畑で野菜を育て、一家総出で田植えや稲刈りをしていました。また、道路などの工事や整備も近くで見る機会がたくさんありました。畑の水やりを手伝ったり、田植え機やコンバイン・ショベルカーに一緒に乗ったりしてすごく楽しかったのを覚えています。小学校では大豆やバケツ稲、さつまいもなどを地域の人と一緒に育て、収穫祭をしました。中学校では国東半島宇佐地域の世界農業遺産について学び、ため池と農業のつながりについて学習発表をしました。
農業と土木に触れ合う機会が多かったことで興味を持ち、公務員になる夢を叶えることができる地元の国東高校の環境土木科に進みました。農業土木と工業土木の両方を学べる学科で、公務員の補習も充実していました。普段の座学に加え、学校近くのため池の水路掃除の手伝い、3DCADやドローンを使用しての最新土木技術の授業などでたくさんのことを学びました。『国東半島宇佐地域世界農業遺産聞き書き』にも参加し、世界農業遺産のサイクルの、ため池の水を使った椎茸栽培農家さんへの取材をし、発表をしました。また、卒業前には『土木女子としての誇り』というタイトルで作文を書き、大分合同新聞への投稿をさせていただきました。さらに、新春企画『県内高校生と県知事との座談会』にも土木分野の高校生として参加させていただき、知事と代表の高校生らと意見を交わしました。このように幼少期から高校まで農業と土木にたくさん触れ合い、学んできました。
そして高校を卒業して4月に九州農政局に入省し、1年が経ちました。国東高校からはじめての入省ということで、先輩も知り合いもおらずとても不安でした。ですが、みなさまのおかげで本当に少しずつではありますが任せられる仕事が増え、いろんな方とのコミュニティもできてきました。本当に感謝しています。
4月からは高校生の時から見学させていただいていた、憧れの駅館川農地整備事業所での勤務になりました。地元大分のための整備に携わることができるようになり、とても嬉しいです。事業所では積極的に業務に取り組み、たくさんの方に信頼されるような農業土木技官になれるように努力していきます。
拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。軽暖の候、皆様どうぞご自愛ください。

====================================

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
☆1☆ とぴっくす
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
★九州の動き
-------------------------------------------------------------
1. 第1回(令和6年度)みどり戦略学生チャレンジ九州ブロック大会の受賞チームが決定!
-------------------------------------------------------------
九州農政局は、第1回(令和6年度)みどり戦略学生チャレンジ九州ブロック大会の九州農政局長賞をはじめとする各賞の受賞チームを決定しました。
九州農政局長賞は、高校の部では熊本県立熊本農業高等学校と熊本県立矢部高等学校が、大学・専門学校の部では鹿児島工業高等専門学校と宮崎県立農業大学校の取組が受賞しました。
令和7年2月26日(水曜日)から3月4日(火曜日)にかけて、九州農政局長賞を受賞した4校、及び九州農政局特別賞を受賞した6校の学生さんに賞状を授与しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
第1回(令和6年度)みどり戦略学生チャレンジ九州ブロック大会の受賞チームが決定!
https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/kankyo/250221.html

みどり戦略学生チャレンジ(農林水産省九州農政局HP)
「第1回(令和6年度)九州ブロック大会 賞状授与」
https://www.maff.go.jp/kyusyu/seisan/gizyutu/midori/gakuchalle.html

(お問合せ先)生産部環境・技術課みどりの食料システム戦略推進特別チーム

-------------------------------------------------------------
2. 九州農政局チャレンジチームが「やさしいたべもの」ガイドブックを作成しました!
-------------------------------------------------------------
チャレンジチームは九州農政局に勤務する若手職員で構成され、農業の抱える課題解決に向け若手ならではの視点から「挑戦(チャレンジ)」しているチームです。
この度、環境にやさしい農産物を販売・生産する九州各地の店舗・生産者を取材する中で、実際に見たこと・聞いたことを中心に、店舗や生産者情報をお届けするガイドブックを作成しました!
是非ご一読ください!

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/kikaku/challenge/challengeteam.html#yasasi
(お問合せ先)九州農政局チャレンジチーム


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
★全国の動き
-------------------------------------------------------------
1. 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けた検討
-------------------------------------------------------------
昨年6月に公布・施行された食料・農業・農村基本法改正法の基本理念の実現に向けて具体的な施策を集中的に実施していくために、今後5年間の施策の方向性を示す、新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けた検討が昨年8月から進められています。
会議はこれまで9回開催され、令和7年2月17日から21日には全国11ブロックで地方意見交換会(九州ブロック同18日)が開催されるとともに、同2月7日から21日の間、新たな基本計画に関する意見・要望の募集が行われました。
さらに同3月14日(第118回)及び同21日(第119回)の食料・農業・農村政策審議会企画部会において、食料・農業・農村基本計画本文(案)が示され検討が行われています。


(政策審議会及び企画部会の各回配布資料、議事概要等についてはこちらから御確認下さい)
●食料・農業・農村政策審議会URL
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/index.html

●食料・農業・農村政策審議会企画部会URL
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/index.html
(地方意見交換会)各ブロック配布資料等URL
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/r7chiho/haifu.html
(うち九州ブロック)配布資料等URL
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/r7chiho/kyushu.html
(参考1)食料・農業・農村基本法関連URL
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
(参考2)食料・農業・農村基本法改正等に関する地方説明会についてURL
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/240709-2.html
(参考3)食料安定供給・農林水産業基盤強化本部(官邸・政府会議)URL
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/kaisai.html
-------------------------------------------------------------
2. 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展します
-------------------------------------------------------------
農林水産省は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて「農林水産業と食文化の発展は世界をもっと豊かにつなぐ」をコンセプトに、6月7日(土曜日)から6月15日(日曜日)まで展示を行います。

<出展詳細>
イベントタイトル:RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~
コンセプト:農林水産業と食文化の発展は世界をもっと豊かにつなぐ
展示期間:2025年6月7日(土曜日)から6月15日(日曜日)までの9日間
展示場所:EXPO メッセ「WASSE」イベントホール 南側

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/250124.html
(お問合せ先)新事業・食品産業部外食・食文化課食文化室

-------------------------------------------------------------
3. 「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和7年度公募について(令和7年3月10日(月曜日)~4月7日(月曜日)正午)
-------------------------------------------------------------
我が国の農林水産業・食品産業の競争力を強化し飛躍的に成長させていくためには、革新的な技術・商品・サービスを社会に普及させることが必要不可欠であり、研究開発及びその成果の事業化を目指すスタートアップ等に大きな期待が寄せられています。
このため、生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、農林水産・食品分野における政策的・社会的な課題の解決や新たなビジネス創出に向け、研究開発型スタートアップ等による研究開発及びその成果の事業化を支援する令和7年度「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の委託研究課題を公募します。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/offering/koubo/R07.html
(お問合せ先)生研支援センター事業推進部スタートアップ支援課


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
★補助事業参加者の公募情報
-------------------------------------------------------------
農林水産省では、補助事業参加者を募集しています
-------------------------------------------------------------
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
★お知らせ
-------------------------------------------------------------
1. サツマイモ基腐病のまん延を防ぐために ~次作に向けた重要な対策~
-------------------------------------------------------------
サツマイモ基腐病は、糸状菌(カビの一種)を原因とする病気です。防除が難しく、まん延すると減収につながることから、国・県等が一体となってまん延防止・防除対策に取り組んでいます。
サツマイモ基腐病のまん延や次作の被害を抑えるためには、植え付け前までに以下の対策をもれなく行うことが重要です。

<基腐病菌を持ち込まない対策>
〇種いもは、基腐病発生ほ場からは採取しない
〇種いもや苗を購入する場合は、基腐病の発生がないほ場で生産されたことを確認のうえ、植え付け前に必ず消毒
〇自家採取苗を育成する場合は、基腐病の発生がないほ場で採取した種いもを用い、種いもを選別のうえ消毒し、土壌消毒した苗床に伏せ込む

<育苗床管理における対策>
〇苗床専用の長靴や手袋などを用意する
〇育苗期に発病を確認したら、直ちに種いもごと抜き取り、ほ場外に持ち出して処分
〇採苗は、地際部から5cm以上切り上げて行い、採苗当日に苗消毒


以下のURLに本病のまん延防止対策及び発生の予防に必要な対策をまとめたリーフレット(収穫後から植え付け前編)等を掲載していますので、ご活用ください。

リーフレット(農林水産省九州農政局HP)
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/nouchiku/syokubou.html

宮崎県  サツマイモ基腐病対策マニュアル(令和7年産版)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/67650/67650_20250116102804-1.pdf

鹿児島県  サツマイモ基腐病防除対策マニュアル
https://www.pref.kagoshima.jp/ag06/documents/documents/74570_20240315133011-1.pdf

農研機構  サツマイモ基腐病の発生生態と防除対策(令和4年度版)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/stem_blight_and_storage_tuber_rot_of_sweetpotator04a.pdf
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

-------------------------------------------------------------
2. 病害虫や雑草の防除には、登録のある農薬を使用しましょう
-------------------------------------------------------------
農作物等に使用される資材(肥料、植物活力液など)について、農薬の登録がないのに、
〇使ってみたら農薬の効能効果が見られた。(例:使った翌日に虫が死んでいた)
〇農薬の効能効果を謳っていた。(例:ラベルやチラシに病害虫への効果が記載されていた、資材のセールスで病害虫に効くと言っていた)
場合は、すぐに使用をやめて、地方農政局や都道府県に連絡しましょう。
農薬取締法(昭和 23 年法律第 82 号)において、「農薬」とは、農作物等を害する病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、除草剤その他の薬剤等とされており、病害虫防除のために登録を受けた農薬や特定農薬以外のものを使用することは禁止されています。

農薬疑義資材コーナー(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_sizai/index.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

-------------------------------------------------------------
3. 農薬の販売には、販売者の届出が必要です
-------------------------------------------------------------
農薬を販売する者は、農薬取締法に基づき、販売所ごとに氏名、住所及び販売所を当該販売所の所在地を管轄する都道府県知事に届け出ることが義務付けられています。
事務所を構えずにインターネットを利用して農薬を販売する場合(ショッピングサイト、フリーマーケットやオークションサイトなど)は、当該販売者の住所地を管轄する都道府県知事に対し、届出を行う必要があります。
農薬の販売に関する留意点や各都道府県の農薬の販売者の届出に関するページ(外部リンク)については、以下の農林水産省HPをご確認ください。

農薬の販売(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/nouyaku_hanbai.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

-------------------------------------------------
4. 農薬使用計画書の提出に関するお知らせです
-------------------------------------------------
農薬使用者は、以下(1から3)のいずれかに該当する場合には、毎年度、農薬を使用しようとする最初の日までに、農林水産大臣へ農薬使用計画書を提出(3は環境大臣へも提出)する必要があります。
1 くん蒸により農薬を使用しようとするとき
(自ら栽培する農作物等にくん蒸により農薬を使用する者を除く。)
2 航空機(無人航空機を除く。)を用いて農薬を使用しようとするとき
3 ゴルフ場において農薬を使用しようとするとき

提出先は、農薬使用者の所在する地域を管轄する地方農政局等(九州にあっては九州農政局)になります。
農薬使用計画書の提出に関する留意点や提出先等については、以下の農林水産省HPをご確認ください。

農薬使用計画書の提出について(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/keikaku/index.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

-------------------------------------------------
5. 農作業死傷事故の発生状況について
-------------------------------------------------
農林水産省では、都道府県、農機具販売業者、製造事業者等から収集した農作業死亡事故、負傷事故の情報(速報値)を発生月毎に集計し公表しています。
令和7年1月は、5件の死亡事故を含む7件の死傷事故が報告されました。死亡事故の内訳は、トラクターの事故が2件、農用運搬車の事故が1件のほか、野焼きの事故も1件発生しています。
岩手県で大規模な山林火災が発生しました。今冬は、東・西日本の太平洋側では統計開始以降で最も少雨となり、農地や畦畔も例年以上に乾燥している可能性があります。春は風が強い日がありますので、状況により野焼きをしないという選択がないか必ず検討してください。
3月からは全国的に農繁期に突入し、例年、乗用型トラクターによる死亡事故が増加する傾向にあります。安全キャブ・フレームがないトラクターの使用はできるだけ控えてください。また、トラクター等の交通事故による致死率は、シートベルト装着では2%であるのに対し、非装着では18%にまで高まるという統計結果があります。
先日、令和5年の死亡事故調査結果がまとまり、就業者10万人当たりの死亡者数は11.6人と過去最悪となりました。これは建設業の実に2.5倍の水準です。建設業ではヘルメットや安全帯などの事故対策が広く行われています。農業現場でも、確実に効果が上がる対策を徹底しましょう。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/jikojoho.html
(お問合せ先)農産局技術普及課生産資材対策室

-------------------------------------------------
6. 令和5年の農作業死亡事故について
-------------------------------------------------
農林水産省は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、令和5年1月1日から12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめました。
令和5年の農作業事故死亡者数は236人となり、前年より2人減少しました。 事故区分別では農業機械作業によるものが147人(農作業死亡事故全体の62.3%)、農業用施設作業によるものが6人(同2.5%)、機械・施設以外の作業によるものが83人(同35.2%)となっています。
年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が202人と同死亡事故全体の85.6%を占めています。
また、原因別では、農業機械作業による事故においては「機械の転落・転倒」が60人(農業機械作業による事故の40.8%)と最も多くなっており、機械・施設以外の作業による事故では「熱中症」が37人(機械・施設以外の作業による事故の44.6%)と最も多くなっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/250226.html
(お問合せ先)農産局技術普及課生産資材対策室

-------------------------------------------------------------
7. 米に関するマンスリーレポートについて
-------------------------------------------------------------
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート」を取りまとめています。
「米に関するマンスリーレポート」は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表することによって、需給動向を適切に反映した米取引に資することを目的としています。

詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
(担当)農林水産省農産局企画課

-------------------------------------------------------------
8. 九州農政局から発信するSNS情報!
--------------------------------------------------------------
【 農林水産省 公式YouTubeチャンネル BUZZ MAFF 】
農林水産省職員が、そのスキルや個性を活かして、農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルです。
省公式YouTubeチャンネルをご覧いただき、BUZZ MAFF Channelの登録と動画に「いいね!」をよろしくお願いいたします。

〇最近発信の動画 <宮崎のヒデちゃん>
【宮崎のヒデちゃん】なんと!〇〇〇〇さんとトークセッション!!?

「宮崎のヒデちゃん」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVc03uX0IwZsvOr0Nxz5XkGYi6GITP_Ns
「BUZZ MAFF ばずまふ」
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos


【 九州農政局 公式Instagram 】
“九州農業を盛り上げる”農政情報をタイムリーにお届けします。ぜひ「フォロー&いいね」をよろしくお願いします。

https://www.instagram.com/maff_kyushu/
(担当)企画調整室


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
☆2☆ 情報定期便
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

-------------------------------------------------------------
1. 野菜の入荷量と卸売価格の見通し(令和7年3月)について
-------------------------------------------------------------
福岡市中央卸売市場の野菜の入荷量及び卸売価格の見通しをお知らせします。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/yasai/yasai2.html
(担当)生産部 園芸特産課

-------------------------------------------------------------
2. 統計新着情報のご案内
-------------------------------------------------------------
★全国
<作付面積、生産量>
令和6年産かんしょの作付面積及び収穫量
令和6年産春植えばれいしょの作付面積、収穫量及び出荷量
令和6年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量
令和6年産茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)
令和6年産こんにゃくいもの栽培面積、収穫面積及び収穫量

<その他>
令和5年林業産出額
令和2年(2020年)農林漁業及び関連産業を中心とした産業連関表(飲食費のフローを含む。)

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html
(担当)統計部 統計企画課

-------------------------------------------------------------
3. 九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!
-------------------------------------------------------------
九州農政局「消費者の部屋」では、食料・農業・農村に関する各種施策の情報提供や普及啓発を行っています。
令和7年3月、令和7年4月は、下記のテーマで特別展示を実施します。ご来庁の際は、是非お立ち寄りください。

展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

◆テーマ:農業・農村の持つ多面的機能や伝統的な農林水産業を営む農業遺産を紹介
期 間:令和7年3月24日(月曜日)~ 令和7年4月4日(金曜日)
内 容:洪水防止機能や地下水涵養機能、伝統文化の継承等、農業農村の持つ多面的機能、世界農業遺産・日本農業遺産の制度や国内の認定地域を紹介するパネルやパンフレットの展示。また、九州管内の農業遺産認定地域については、パネルやパンフレットの展示に加え農業遺産に関連した商品を展示。

◆テーマ:お米・米粉の魅力(予定)
期 間:令和7年4月7日(月曜日)~ 令和7年4月18日(金曜日)
内 容:米の消費拡大に向けて、お米と健康の関係性や米粉の優れた特性をパネルやパンフレット等で紹介します。
展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

◆テーマ:水際で動物の病気の侵入を防ぐ!動物検疫所の仕事(予定)
期 間:令和7年4月21日(月曜日)~ 令和7年5月2日(金曜日)
内 容:海外からアフリカ豚熱や口蹄疫等の動物の病気が侵入しないよう、国際空海港には“動物検疫所”が設置されています。動物検疫所では何を対象に、どのような検査を行っているのか紹介します。

なお、以下の場所におきましても、農林水産行政等の情報提供の場としてパネル等を常時展示しています。
フードパル熊本「熊本市食品交流会館」 (熊本市北区貢町581-2)

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
「消費者の部屋」
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/syokunoanzenansin/syouhisya/syouhisya.html

-------------------------------------------------------------
4. 食育イベント情報(令和7年3月以降)について
-------------------------------------------------------------
九州地域において、食の安全や食育に関連する様々なイベント、セミナー、体験活動等が行われています。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/hiroba/island/event/event.html
(担当)消費・安全部 消費生活課

-------------------------------------------------------------
5. 農林水産省広報誌「aff(あふ)」について
-------------------------------------------------------------
令和7年3月号の特集テーマは、<「花粉」の少ない森林づくり>
スギやヒノキなど特定の植物の花粉が原因となる花粉症は、社会的に大きな問題となっています。花粉の少ない森林への転換や品種改良など、花粉の発生源を減らす様々な取組が進んでいます。

農林水産省では、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ“Webマガジン「aff(あふ)」”を配信しています。
より読みやすく親しみを感じるWebマガジンを目指しながら、農林水産業や食に関するお役立ち情報をお届けしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。誌面内容を全てご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

―――――――――――――――――――
◇◇編集後記◇◇
三寒四温を繰り返すこの時期、桜の便りがいつになるのか気になるところです。熊本の気象台が桜の開花や満開を観測している標本木は、わが九州農政局が入居している熊本地方合同庁舎の敷地内にあります。
桜の名所は数あれど、職場から眺めるこの“桜”で、毎年春を楽しんでいます。
―――――――――――――――――――

九州農政局メールマガジン<アグリ・インフォ九州>は、国民の皆様に、農林水産省及び九州農政局が進める農林水産行政に関する情報や農林水産に関する統計・情報を分かりやすくタイムリーにお届けするものです。

○ メールマガジンの「新規登録」については、こちらからどうぞ。
https://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/reg.html
※「新規配信登録(TLS1.2以降対応)」をクリック後、【農政局等発行】欄の「九州農政局メールマガジン「アグリ・インフォ九州」毎月1回発行」を選択してください。

○ 登録の解除・登録情報の変更・パスワードの再発行については、こちらからどうぞ。
https://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html

○ アグリ・インフォ九州に関するご質問やご意見・ご要望は、下記までご連絡をお願いします。
https://www.contactus.maff.go.jp/j/kyusyu/form/161220-2.html

===================================

農林水産省 九州農政局 企画調整室(広報担当)
〒860-8527 熊本市西区春日2丁目10番1号 (熊本地方合同庁舎A棟)
TEL:096-211-9111 (内線:4112)

===================================

お問合せ先

企画調整室

担当者:室長補佐(広報)
代表:096-211-9111(内線4112)
ダイヤルイン:096-300-6011

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader