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九州農政局

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アグリ・インフォ九州 第288号

                  地域と九州農政局のホッとライン
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                         アグリ・インフォ九州

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                    令和7年4月24日発行 Vol.288
                    発行:農林水産省 九州農政局

《 今月の話題 》

☆コラム・こらむ☆

『現在につながる幼少期の経験』
九州農政局 企画調整室    田呂丸 莉奈 (たろまる りな )


☆1☆ とぴっくす

★九州の動き
1. 「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく生産方式革新実施計画の認定について

★全国の動き
1. 令和6年度「食品アクセス問題(買物困難者)」に関する全国市町村アンケート調査結果の公表について
2. 令和7年5月13日 国産野菜シェア奪還プロジェクト推進協議会シンポジウムの開催について
3. 国内肥料資源活用総合支援事業(令和6年度補正予算)の第3次募集について
4. 令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」受賞者の決定及び表彰式の開催について
5. 「農林水産省地球温暖化対策計画」の改定について
6. 令和6年夏の記録的高温に係る影響と効果のあった適応策等の状況レポートについて
7. みどりの食料システム戦略の実現に貢献する技術を紹介!~「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.5.0)を公表!~
8.「スマート生産方式SOP(スマート農業技術導入・運用手順書)作成研究」の第2回公募について
9. 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展します

★補助事業参加者の公募情報
農林水産省では、補助事業参加者を募集しています

★お知らせ
1. サツマイモ基腐病のまん延を防ぐために ~次作に向けた重要な対策~
2. 病害虫や雑草の防除には、登録のある農薬を使用しましょう
3. 農薬の販売には、販売者の届出が必要です
4. 農薬使用計画書の提出に関するお知らせです
5. 農作業死傷事故の発生状況について
6. 米に関するマンスリーレポートについて
7. 九州農政局から発信するSNS情報!

☆2☆ 情報定期便

1. 野菜の入荷量と卸売価格の見通し(令和7年4月)について
2. 統計新着情報のご案内
3. 九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!
4. 食育イベント情報(令和7年4月以降)について
5. 農林水産省広報誌「aff(あふ)」について


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◇◇◇◇◇◇ ☆コラム・こらむ☆ ◇◇◇◇◇◇

『現在につながる幼少期の経験』
九州農政局 企画調整室 田呂丸 莉奈(たろまる りな )

皆様こんにちは。昨年4月に入省し、今年2年目になります、九州農政局企画調整室調整係の田呂丸莉奈と申します。社会人になったこの1年間はあっという間で、上司の方々や同期に恵まれて、充実した一年間を過ごすことができました。4月から係が変わり、新しいことを学ぶ毎日ですが、周りから信頼される職員になるために、2年目も精進したいと思います。
今回光栄なことにコラムを書く機会をいただきましたので、私が【食】に興味をもったきっかけをお話しします。
私が小学生の頃、年間を通して野菜や米の種まきから収穫、販売までを体験するキッズスクールがありました。幼稚園では、田植えや稲刈りのみの体験でしたが、小学1年生で初めていろいろな農作業を経験して、食べものが私たちのもとにどのように届くのか、いのちをいただくことがどのようなことなのかを学び、また、新しい発見と体験を通して友達ができることが楽しく6年間通いました。
月に1度の活動でしたので、その間の田畑の管理や体験がしやすいような環境づくりは地域の方々にお世話になっていたと思います。種まきや水やり、間引きを行い、野菜がどのように生育していくのか知りました。収穫祭では、自分たちが作った野菜をどうしたら売れるのか考えてポップを描き、大声でお客さんを呼び込みました。子どもながらに自分が育てたものを食べることが嬉しかったことを覚えています。
キッズスクールのなかでのスローガンである「農家の皆さんに感謝し、食べものを大事にします」「食べものを作り出す農業の大切さを学びます」という言葉は今でも心に残っています。このような体験が、家族と食べものについて会話をしたり、スーパーで産地を見て購入したりと、食への興味に影響を与えたと思います。
まだまだ農業に対する知識量が不足しているので、今後農政に携わる者として、実情をしっかりと学び、未来の子どもたちにも食に関心を持ってもらえるように伝えていきたいと思っています。最後までお読みいただきありがとうございました。
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☆1☆ とぴっくす
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★九州の動き
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1. 「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく生産方式革新実施計画の認定について
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九州農政局は、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(令和6年法律第63号)(以下「スマート農業技術活用促進法」という。)に基づき、事業者から申請された生産方式革新実施計画の認定を行いました。
スマート農業技術活用促進法では、スマート農業技術の活用及びこれと併せて行う農産物の新たな生産の方式の導入に関する計画(生産方式革新実施計画)を認定し、認定を受けた事業者は、金融・税制等の支援措置を受けることができます。
今回、株式会社 三共作業場および株式会社果実堂から申請のあった生産方式革新実施計画について、同法第7条第5項に基づき内容を審査したところ、いずれも要件を満たすものと認められることから、認定を行いました。
これらのスマート農業技術の活用及びこれと併せて行う農産物の新たな生産の方式の導入を通じて、農業の生産性が向上していくことが期待されます。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/kankyo/250328.html
https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/kankyo/250424.html
(お問合せ先)生産部環境・技術課


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★全国の動き
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1. 令和6年度「食品アクセス問題(買物困難者)」に関する全国市町村アンケート調査結果の公表について
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農林水産省は、令和6年10月に全国の市町村を対象に実施した、食品アクセス問題(買物困難者)に関するアンケート調査の結果を取りまとめましたので、公表します。
近年、高齢化の進展や食料品小売店の減少等の社会・経済構造の変化によって、中山間地域はもとより、都市部においても、食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる者(いわゆる「買物困難者」)が増加しています。
この問題は、単に商店街の衰退や地域公共交通の機能低下といった側面を有するだけでなく、食料の安定供給の確保という食料安全保障の観点からも、効果的かつ持続的な対策が求められています。このため、農林水産省としては、平成23年度より、この問題の現状分析の一環として、全国の市町村(東京都特別区を含む。)を対象に、買物困難者への対策に関するアンケート調査を実施してきました。
調査対象:全国の1,741市町村(東京都特別区を含む。)
有効回答数:1,033市町村(回答率59.3%)
調査期間:令和6年10月21日から令和6年11月22日まで

詳しくは、以下の URL から農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ryutu/250321.html

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2. 令和7年5月13日 国産野菜シェア奪還プロジェクト推進協議会シンポジウムの開催について
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国内消費の約3割を輸入品が占める加工・業務用野菜の国産品への切替えを図るため、令和6年4月、国産野菜シェア奪還プロジェクトを立ち上げ、設立シンポジウムを開催しました。
本プロジェクトの立ち上げから1年が経過したことから、令和6年度に実施した取組や令和7年度の取組方針について紹介を行うシンポジウムを開催します。

参加を希望する方は以下の参加登録フォームから令和7年5月8日(木曜日)17時までに登録をお願いします。
https://forms.office.com/r/ngfvUWFpNY
詳しくは、こちらをご覧ください。
農林水産省ホームページ(国産野菜シェア奪還プロジェクト)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/kokusan_shea_dakkan.html
(お問合せ先)農産局園芸作物課

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3. 国内肥料資源活用総合支援事業(令和6年度補正予算)の第3次募集について
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作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料については、その原料の多くを海外に依存していることから、国際市況や原料産出国の輸出に係る動向の影響を強く受けざるを得ない状況にあります。肥料を生産現場に安定的に供給していくためには、こうした影響を受けにくい生産体制づくりを早急に進めることが必要です。
農林水産省では、海外からの輸入原料に依存した肥料から、堆肥や下水汚泥資源等の国内資源を活用した肥料への転換を進める取組等を支援するため、国内肥料資源利用拡大対策事業(令和6年度補正予算)を実施ししています。
本事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業について、第3次募集を開始しました。第3次募集では、「令和7年度内に事業完了する事業実施計画書」を対象としています。
申請期限は、令和7年5月16日(金曜日)です。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/250418_141-1.html
(お問合せ先)農産局技術普及課生産資材対策室

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4. 令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」受賞者の決定及び表彰式の開催について
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農林水産省では、農業の持続的な発展に向けて、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAP(Good Agricultural Practices:農業生産工程管理)を推進しています。
また、令和3年5月、食料、農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定したところであり、持続的な農業生産にも資するGAPの導入の推進等を目指すこととしています。
この一環として、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰しています。
この度、令和6年度の農林水産大臣賞及び農産局長賞を決定しました。
また、令和7年5月8日(木曜日)に農林水産省7階講堂(又は オンラインで同時配信)において、本コンクールの表彰式を行います。なお、表彰式は公開です。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/250416.html
(お問合せ先)農産局農業環境対策課

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5. 「農林水産省地球温暖化対策計画」の改定について
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我が国は、世界全体での1.5℃目標及び2050年ネット・ゼロの実現に向けた直線的な経路と整合的で野心的な目標として、2035年度、2040年度に、温室効果ガスを2013年度からそれぞれ60%、73%削減することを目指し、政府温対計画が改定(令和7年2月18日閣議決定)されました。
農林水産省では、こうした政府全体の取組に加え、先日、閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」や「みどりの食料システム戦略」等を踏まえ、「農林水産省地球温暖化対策計画」の改定をいたしました。今後は、本計画等に基づき、農林水産分野の地球温暖化対策を最大限推進してまいります。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/250415.html
(お問合せ先)大臣官房環境バイオマス政策課みどりの食料システム戦略グループ

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6. 令和6年夏の記録的高温に係る影響と効果のあった適応策等の状況レポートについて
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毎年、地球温暖化に伴う農業生産に関する実態調査を都道府県の協力を得て実施し、生産現場における地球温暖化によるものと考えられる影響について「地球温暖化影響調査レポート」等により、情報発信しているところです。
令和5年に続き令和6年も記録的な高温となったことから、従来の調査に加え「令和6年夏の記録的高温に係る影響と適応策」について各都道府県から聞き取りを行いました。本レポートは、夏の生産現場での高温の影響に対する効果的な適応策の参考となるよう、令和6年夏の記録的高温をうけて効果があったと思われる適応策の取組をまとめたものです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/ondanka/attach/pdf/index-158.pdf
(お問合せ先)農産局農業環境対策課

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7. みどりの食料システム戦略の実現に貢献する技術を紹介!~「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.5.0)を公表!~
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農林水産省は、みどりの食料システム戦略の実現に貢献する技術をとりまとめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログとして公表しています。今般、新たに23件の「現在普及可能な技術」及び24件の「みどりの食料システム法の認定を受けた基盤確立事業」を追加した「Ver.5.0」を公表しましたのでお知らせします。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/250328.html
(お問合せ先)大臣官房政策課技術政策室

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8. 「スマート生産方式SOP(スマート農業技術導入・運用手順書)作成研究」の第2回公募について
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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)では、「スマート生産方式SOP作成研究」(令和6年度補正予算)について、委託研究の実施を希望する研究機関等を広く募集します。
スマート農業技術の導入を推進するため、主要な営農類型や技術体系ごとに、スマート農業技術の導入効果を着実に発揮させる栽培体系等やサービス事業者等を介した技術の運用方法を検証し、スマート農業技術導入・運用手順書を作成する研究について、公募を通じて委託します。

<公募対象研究テーマ>
1. 水田作
1-1 機械除草やこれに必要となる精密な移植・水管理技術等の導入による有機水稲生産体系の確立
1-2 中山間地域におけるスマート農業技術を活用した超省力的・低コスト生産体系の確立
2. 畑作
高低差センシングを活用した排水改良等による高位安定生産体系の確立
3. 露地野菜・花き作
自動収穫ロボット等の導入による精密栽培管理体系の確立
4. 施設野菜・花き作
環境・出荷調製のロボット制御等の導入による効率的生産・出荷体系の確立
5. 果樹・茶作
自動化技術の導入による効率的生産・出荷体系の確立
6. 畜産・酪農
畜産施設の環境制御や個体モニタリング等の導入よるスマート畜産経営の確立

<公募期間>
令和7年4月7日(月曜日)~令和7年5月16日(金曜日) 正午(午前12時00分)

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.naro.go.jp/project/research_activities/laboratory/naro/168712.html
(お問合せ先)農研機構本部みどり戦略・スマート農業推進室スマート農業チーム

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9. 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展します
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農林水産省は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて「農林水産業と食文化の発展は世界をもっと豊かにつなぐ」をコンセプトに、6月7日(土曜日)から6月15日(日曜日)まで展示を行います。

<出展詳細>
イベントタイトル:RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~
コンセプト:農林水産業と食文化の発展は世界をもっと豊かにつなぐ
展示期間:2025年6月7日(土曜日)から6月15日(日曜日)までの9日間
展示場所:EXPO メッセ「WASSE」イベントホール 南側

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/250124.html
(お問合せ先)新事業・食品産業部外食・食文化課食文化室


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★補助事業参加者の公募情報
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農林水産省では、補助事業参加者を募集しています
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詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/


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★お知らせ
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1. サツマイモ基腐病のまん延を防ぐために ~次作に向けた重要な対策~
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サツマイモ基腐病は、糸状菌(カビの一種)を原因とする病気です。防除が難しく、まん延すると減収につながることから、国・県等が一体となってまん延防止・防除対策に取り組んでいます。
サツマイモ基腐病のまん延を抑えるためには、以下の対策をもれなく行うことが重要です。

<育苗床管理における対策>
〇苗床専用の長靴や手袋などを用意する
〇育苗期に発病を確認したら、直ちに種いもごと抜き取り、ほ場外に持ち出して処分
〇採苗は、地際部から5cm以上切り上げて行い、採苗当日に苗消毒

<基腐病菌を増やさない対策>
〇ほ場の排水対策を徹底する
○ほ場の見回りは、こまめに実施
○発病株は、速やかに抜き取り、ほ場外に持ち出して処分
○定植3~4週目頃から、薬剤を散布

以下のURLに本病のまん延防止対策及び発生の予防に必要な対策をまとめたリーフレット等を掲載していますので、ご活用ください。

リーフレット(農林水産省九州農政局HP)
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/nouchiku/syokubou.html

宮崎県 サツマイモ基腐病対策マニュアル(令和7年産版)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/67650/67650_20250116102804-1.pdf

鹿児島県 サツマイモ基腐病防除対策マニュアル
https://www.pref.kagoshima.jp/ag06/documents/documents/74570_20240315133011-1.pdf

農研機構  サツマイモ基腐病の発生生態と防除対策(令和4年度版)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/stem_blight_and_storage_tuber_rot_of_sweetpotator04a.pdf

農研機構  かんしょ生産工程におけるサツマイモ基腐病発病リスク低減技術集(概要編)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/168482.html

(担当)消費・安全部 農産安全管理課

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2. 病害虫や雑草の防除には、登録のある農薬を使用しましょう
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農作物等に使用される資材(肥料、植物活力液など)について、農薬の登録がないのに、
〇使ってみたら農薬の効能効果が見られた。(例:使った翌日に虫が死んでいた)
〇農薬の効能効果を謳っていた。(例:ラベルやチラシに病害虫への効果が記載されていた、資材のセールスで病害虫に効くと言っていた)
場合は、すぐに使用をやめて、地方農政局や都道府県に連絡しましょう。
農薬取締法(昭和 23 年法律第 82 号)において、「農薬」とは、農作物等を害する病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、除草剤その他の薬剤等とされており、病害虫防除のために登録を受けた農薬や特定農薬以外のものを使用することは禁止されています。

農薬疑義資材コーナー(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_sizai/index.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

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3. 農薬の販売には、販売者の届出が必要です
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農薬を販売する者は、農薬取締法に基づき、販売所ごとに氏名、住所及び販売所を当該販売所の所在地を管轄する都道府県知事に届け出ることが義務付けられています。
事務所を構えずにインターネットを利用して農薬を販売する場合(ショッピングサイト、フリーマーケットやオークションサイトなど)は、当該販売者の住所地を管轄する都道府県知事に対し、届出を行う必要があります。
農薬の販売に関する留意点や各都道府県の農薬の販売者の届出に関するページ(外部リンク)については、以下の農林水産省HPをご確認ください。

農薬の販売(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/nouyaku_hanbai.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

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4. 農薬使用計画書の提出に関するお知らせです
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農薬使用者は、以下(1から3)のいずれかに該当する場合には、毎年度、農薬を使用しようとする最初の日までに、農林水産大臣へ農薬使用計画書を提出(3は環境大臣へも提出)する必要があります。
1 くん蒸により農薬を使用しようとするとき
(自ら栽培する農作物等にくん蒸により農薬を使用する者を除く。)
2 航空機(無人航空機を除く。)を用いて農薬を使用しようとするとき
3 ゴルフ場において農薬を使用しようとするとき

提出先は、農薬使用者の所在する地域を管轄する地方農政局等(九州にあっては九州農政局)になります。
農薬使用計画書の提出に関する留意点や提出先等については、以下の農林水産省HPをご確認ください。

農薬使用計画書の提出について(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/keikaku/index.html
(担当)消費・安全部 農産安全管理課

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5. 農作業死傷事故の発生状況について
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農林水産省では、都道府県、農機具販売業者、製造事業者等から収集した農作業死亡事故、負傷事故の情報(速報値)を発生月毎に集計し公表しています。
令和7年2月は、3件の死亡事故を含む5件の死傷事故が報告されました。
死亡事故の内訳は、運搬車の事故が2件、屋根からの転落事故が1件となっています。
運搬車でもクレーン機能が付いた機械の操作やその補助、フォークリフトの運転などを被雇用者が行う場合は、「特別教育」などの受講義務があります。家族経営でも、正しい知識と操作方法を身に着けるため、労働安全衛生法令に基づく研修を受講いただくことをお勧めします。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/jikojoho.html
(お問合せ先)農産局技術普及課生産資材対策室

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6. 米に関するマンスリーレポートについて
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農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート」を取りまとめています。
「米に関するマンスリーレポート」は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表することによって、需給動向を適切に反映した米取引に資することを目的としています。

詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
(担当)農林水産省農産局企画課

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7. 九州農政局から発信するSNS情報!
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【 農林水産省 公式YouTubeチャンネル BUZZ MAFF 】
農林水産省職員が、そのスキルや個性を活かして、農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルです。
省公式YouTubeチャンネルをご覧いただき、BUZZ MAFF Channelの登録と動画に「いいね!」をよろしくお願いいたします。

〇最近発信の動画 <宮崎のヒデちゃん>
【宮崎のヒデちゃん】なんと!〇〇〇〇さんとトークセッション!!?

「宮崎のヒデちゃん」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVc03uX0IwZsvOr0Nxz5XkGYi6GITP_Ns
「BUZZ MAFF ばずまふ」
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos


【 九州農政局 公式Instagram 】
“九州農業を盛り上げる”農政情報をタイムリーにお届けします。ぜひ「フォロー&いいね」をよろしくお願いします。

https://www.instagram.com/maff_kyushu/
(担当)企画調整室


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☆2☆ 情報定期便
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1. 野菜の入荷量と卸売価格の見通し(令和7年4月)について
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福岡市中央卸売市場の野菜の入荷量及び卸売価格の見通しをお知らせします。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/yasai/yasai2.html
(担当)生産部 園芸特産課

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2. 統計新着情報のご案内
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農林水産省大臣官房統計部は、令和7年3月25日に「令和5年市町村別農業産出額(推計)」を公表しました。
九州では、宮崎県都城市(981.0億円。全国1位。)及び熊本県熊本市(505.7億円。全国9位。)の2市が上位10位内にランクインしました。

★全国
<作付面積・生産量、家畜の頭数など>
〇作物統計調査 令和6年産飼料作物の作付(栽培)面積及び収穫量、えん麦(緑肥用)の作付面積
〇特定作物統計調査 令和6年産小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の収穫量
〇牛乳乳製品統計調査結果(令和6年基礎調査)

<農家の所得や生産コスト、農業産出額など>
〇令和5年市町村別農業産出額(推計)(農林業センサス結果等を活用した市町村別農業産出額の推計結果)

<森林、林業>
〇令和5年度森林組合一斉調査結果

<水産業>
〇令和5年漁業産出額

<6次産業化>
〇令和5年度6次産業化総合調査結果

<農林水産行政等に対する意識・意向調査>
〇農業支援サービスに関する意識・意向調査結果
〇農業支援サービス事業体の活動に関する意識・意向調査結果

<その他(食料需給表、産業連関表、食品産業、環境など)>
〇令和5事業年度農業協同組合及び同連合会一斉調査結果
〇令和6年農道整備状況調査結果
〇令和5年農業・食料関連産業の経済計算(概算)

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html
(担当)統計部 統計企画課

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3. 九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!
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九州農政局「消費者の部屋」では、食料・農業・農村に関する各種施策の情報提供や普及啓発を行っています。
令和7年4月、令和7年5月は、下記のテーマで特別展示を実施します。ご来庁の際は、是非お立ち寄りください。

展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

◆テーマ:水際で動物の病気の侵入を防ぐ!動物検疫所の仕事
期 間:令和7年4月21日(月曜日)~ 令和7年5月2日(金曜日)
内 容:海外からアフリカ豚熱や口蹄疫等の動物の病気が侵入しないよう、国際空海港には“動物検疫所”が設置されています。動物検疫所では何を対象に、どのような検査を行っているのか紹介します。

◆テーマ:もっと知りたい九州のお茶
期 間:令和7年5月7日(水曜日)~ 令和7年5月16日(金曜日)
内 容:九州産のお茶の魅力発信やドリンク茶の紹介など見て・楽しめるイベントを開催。

◆テーマ:6月は食育月間です!
期 間:令和7年5月19日(月曜日)~ 令和7年5月30日(金曜日)
内 容:第4次食育推進基本計画や食育月間について紹介します。

なお、以下の場所におきましても、農林水産行政等の情報提供の場としてパネル等を常時展示しています。
フードパル熊本「熊本市食品交流会館」 (熊本市北区貢町581-2)

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
「消費者の部屋」
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/syokunoanzenansin/syouhisya/syouhisya.html

また、「移動消費者の部屋」を開設し展示をします。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
◆イベント:フラワー&フーズフェスティバル(熊本市)

日 時:令和7年5月3日(土曜日)・4日(日曜日) 10時00分~15時00分(開場9時30分)
場 所:熊本市北区貢町 熊本市食品交流会館(フードパル熊本)
https://www.foodpal-kumamoto.jp/archives/enjoy/2025f-f_festival

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4. 食育イベント情報(令和7年4月以降)について
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九州地域において、食の安全や食育に関連する様々なイベント、セミナー、体験活動等が行われています。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/hiroba/island/event/event.html
(担当)消費・安全部 消費生活課

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5. 農林水産省広報誌「aff(あふ)」について
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令和7年4月号の特集テーマは、<スマート農業>
スマート農業とは、ロボットやAIなどの先端技術を使って、農業の作業効率化や品質向上を目指す取り組みのこと。狭い田畑が多い日本に合った技術の開発が進んでいます。

農林水産省では、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ“Webマガジン「aff(あふ)」”を配信しています。
より読みやすく親しみを感じるWebマガジンを目指しながら、農林水産業や食に関するお役立ち情報をお届けしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。誌面内容を全てご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

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◇◇編集後記◇◇
ついに、“大阪・関西万博”が開幕しました。開催前はネガティブな意見もありましたが、始まってみたら連日テレビやSNS上でその様子が発信され、意外なまでの盛り上がりを見せています。
ネットやSNSを通じてどこの誰とでも繋がることができる今の時代に、様々な国の人達が夢洲の会場に一同に会し、様々な文化を体感できる。これこそ、万博の最大の魅力だと思います。特に、子供たちにとっては「未来」を想像できる特別な機会であり、最新技術との出会いは、将来の夢や目標のきっかけになるかもしれません。
もうすぐGW。皆さんはどんな計画を立てましたか?
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TEL:096-211-9111 (内線:4112)

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