桑原田 智之（くわはらだ ともゆき）

1. 専門分野

エリア別研究（英国・EU）
環境、労働、通商
農業政策

2. 略歴

3. 研究業績

査読論文・招待論文等

• 桑原田智之（2023）「EU経済社会の持続可能性確保に向けたイニシアティブの実現への展望と日本への含意：農業・食料分野を事例として」『日本EU学会年報』(43), pp.96-120.（査読有り）
• 桑原田智之（2019）「英国のEUからの離脱と農業をめぐる諸問題」『世界経済評論』63(2), pp.67-80.（査読有り）

• 桑原田智之（2024）「研究レビュー： EUにおける環境持続可能性向上に関する政策と研究動向」 『農林水産政策研究所レビュー』(118), pp.8-9.（招待有り）
• 桑原田智之（2023）「欧州における環境親和性の高い食料システムへの移行―経済的・社会的な持続可能性の包含―」 『農林水産政策研究所レビュー』(112), pp.4-5.（招待有り）
• 桑原田智之（2022）「欧州の農業分野における外国人労働力の実際と課題 ―EU農業部門における移民労働力の重要性と課題解決への取組み」 『国際農林業協力 = International cooperation of agriculture & forestry』45(3), pp.35-41.（招待有り）
• 桑原田智之（2022）「EUにおける有機農業の目標と達成に向けた戦略 ―持続可能性と生産性の両立を通じた中長期の食料安全保障の強化―」 『JATAFFジャーナル = JATAFF Journal』10(7), pp.52-58.（招待有り）
• 桑原田智之（2022）「英国の食料安全保障と外国人農業労働力 ―新たな移民制度・労働政策やウクライナ情勢等を踏まえて―」 『農林水産政策研究所レビュー』(108), pp.8-9.（招待有り）
• 桑原田智之（2021）「EUにおける有機農業の現状・課題と拡大戦略 : 均衡ある成長・発展に向けたEUの取り組み,ドイツの事例」 『農業 = Journal of the Agricultural Society of Japan』(1682), pp.51-56.（招待有り）
• 桑原田智之（2021）「EUにおける有機農業拡大・農薬使用削減目標の 実現可能性と貿易へのインプリケーション ―Farm to Fork（農場から食卓まで）戦略、欧州生物多様性戦略2030―」『農林水産政策研究所レビュー』(101), pp.4-5.（招待有り）
• 桑原田智之（2021）「EUにおける持続可能性確保と経済復興・成長に向けた取組 ―「欧州グリーン・ディール」,「Farm to Fork （農場から食卓まで）戦略」,「欧州生物多様性戦略2030」―」, pp.1-20, 農林水産政策研究所.
• 桑原田智之（2009）「東アジアにおける産業立地・国際貿易パターンの分析」（英国ケンブリッジ大学修士論文）
• 桑原田智之（2008）「東アジアにおける金融協力と通貨統合に係る展望」（英国ヨーク大学修士論文）

その他の近年の執筆物

• 桑原田智之（2025）「英国の農業・食料部門を取り巻く諸課題―環境と生産の両立，労働等に着眼して―」『令和6年度カントリーレポート（プロジェクト研究 [主要国農業政策・食料需給] 研究資料 第10号）』, pp.1-18.
• 桑原田智之（2024）「外国人と共に実現する持続可能で安定的な社会―英国への移民労働者を事例として―」堀口健治編『コロナ後の国際労働力移動と日本農業の受入競争力』早稲田大学、pp.67–86.
• 桑原田智之（2024）「EUの農業・食料部門における環境に係る持続可能性向上に向けた立法動向―農業生産，食料安全保障への関心の高まりの中で―」『令和5年度カントリーレポート（プロジェクト研究 [主要国農業政策・食料需給] 研究資料 第7号）』, pp.1-14.
• 桑原田智之（2023）「EUの新たな共通農業政策―持続可能な食料システムへの移行に向けた新たな政策展開―」『令和4年度カントリーレポート（プロジェクト研究 [主要国農業政策・食料需給] 研究資料 第1号）』, pp.1-16.
• 桑原田智之（2022）「サプライチェーンの強靭性における労働と環境―英国における食料安全保障と新たな農業・環境関連政策の展開―」『令和3年度カントリーレポート（プロジェクト研究 [主要国農業政策・貿易政策] 研究資料 第9号）』, pp.1-19.
• 桑原田智之（2021）「EUにおける持続可能性確保と経済復興・成長に向けた取組  ―「欧州グリーン・ディール」,「Farm to Fork（農場から食卓まで）戦略」,「欧州生物多様性戦略2030」」『令和2年度カントリーレポート：EU（農産物貿易政策等，持続可能性確保と経済復興・成長に向けた取組，フランス），英国，ロシア（プロジェクト研究 [主要国農業政策・貿易政策] 研究資料 第5号）』, pp.1-20.
• 桑原田智之（2021）「英国の「農業法2020」等に基づく新たな農業政策の展開 ―農業の生産性・活力向上と持続可能性の両立に向けて―」『令和2年度カントリーレポート：EU（農産物貿易政策等，持続可能性確保と経済復興・成長に向けた取組，フランス），英国，ロシア（プロジェクト研究 [主要国農業政策・貿易政策] 研究資料 第5号）』, pp.1-22.
• 桑原田智之（2020）「英国 ―EU離脱後の英国による貿易・移民・農業政策の新展開―」『令和元年度カントリーレポート：米国，EU（CAP），フランス，英国，CETA，ロシア（プロジェクト研究 [主要国農業政策・貿易政策] 研究資料 第1号）』, pp.1-15.
• 桑原田智之（2019）「英国 ―EUからの離脱に伴う農業分野における動向等 (農業政策，移民政策・労働市場，通商政策等)―」『平成30年度カントリーレポート：米国，カナダ，EU（条件不利地域における農業政策，共通農業政策（CAP）の変遷における政治的要因等の検討，ドイツ，フランス，英国），ロシア（プロジェクト研究 [主要国農業戦略横断・総合] 研究資料 第10号）』, pp.1-26.
• 桑原田智之（2019）「英国におけるWTO上の「デカップル所得支持」について ―WTO交渉・英国のEU離脱等を踏まえた構成国ごとの動向，横断的考察―」『平成30年度カントリーレポート：米国，カナダ，EU（条件不利地域における農業政策，共通農業政策（CAP）の変遷における政治的要因等の検討，ドイツ，フランス，英国），ロシア（プロジェクト研究 [主要国農業戦略横断・総合] 研究資料 第10号）』, pp.1-9.
• 桑原田智之（2018）「英国 ―EUからの離脱による農業・食料分野おける政策環境，通商条件等の変化―」『平成29年度カントリーレポート : 米国（米国農業法，農業経営の安定化と農業保険、SNAP－Ed），EU（CAP農村振興政策，フランス，英国），韓国，台湾（プロジェクト研究 [主要国農業戦略横断・総合] 研究資料 第6号）』，pp.1-49.
• 桑原田智之（2018）「英国における機械・施設等への支援について」, pp.1-8, 農林水産政策研究所.

4. 学会報告等

• 桑原田智之「EU経済社会の持続可能性確保に向けたイニシアティブの実現への展望と我が国への含意：農業・食料分野を事例として」，⽇本EU学会第43回研究⼤会，2022年11月, 東京経済大学（東京）
• 桑原田智之「EU離脱による英国の農業・食料分野における政策動向、経営構造・生産性への影響」，日本国際経済学会第77回全国大会，2018年10月, 関西学院大学（兵庫）
• 桑原田智之「Discussions for Policies after Brexit in the UK in the area of agriculture, food and related trade」，日本国際経済学会関東部会，2018年5月，日本大学（東京）[外部リンク]
• 桑原田智之「EUの持続可能性確保に向けた取組 ―農業・食料分野における持続可能性確保に向けて―」，農林水産政策研究所シンポジウム「持続可能な食料システムの構築に向けたEUの取組と我が国への示唆～有機農業の拡大に向けて～」，2022年2月，農林水産政策研究所（東京）

5. 科研費

「多層化する外国人労働者雇用と農業経営における人事マネジメント」（基盤研究(B)（一般））（2024～26年度）（研究分担者）

「コロナ後の国際労働力移動と日本農業の受入競争力」（基盤研究(B)（一般））（2021～23年度）（研究分担者）

6. 大学における教務活動

• 2019年9月～現在 Japanese Economy（英語講義）（青山学院大学国際政治経済学部）毎年度15回講義
• 2020年9月～現在 各国経済論A II（イギリス経済）（青山学院大学経済学部）後期15回講義
• 2020年4月～現在 各国経済論AI（イギリス経済）（青山学院大学経済学部）前期15回講義
• 2024年9月～現在 日本経済(青山学院大学大学院国際政治経済学研究科）後期15回講義
• 2019年7月 英国のEU離脱 ～EU離脱による英国の農業・食料分野における政策環境・通商条件等の変化～（東洋大学法学部）

7. 所属学会

日本国際経済学会、日本EU学会、日本農業経済学会、環太平洋産業連関分析学会

8. その他

• 2024年  米国農務省主催「US-Japan Climate Smart Farmer-to-Farmer Tour」プログラム
• 2019年  ドイツ連邦外務省主催「The Future of Agriculture」プログラム（ドイツ連邦共和国政府招待により参加）
• 2014-2016年  日印の農業・食料分野での二国間協力・対話スキーム構築
• 2004年  OECD「政府間財政ネットワーク会合」の創設、第1回会合へ日本政府代表団として出席（パリOECD本部）。（日本以外に、世界銀行、EU、その他20か国出席）

 

[更新日:2025年10月15日]