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農林水産政策研究所

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藤原 辰史(ふじはら たつし)

藤原 辰史(ふじはら たつし)

京都大学人文科学研究所准教授

1.研究分野

農業史、食と農の思想、ドイツ現代史

2.農林水産分野における主な関心領域

農業とは何か?食とは何か?
  なぜ、人間生命の根源であるはずの食は、これほどまでに衰微したのか?
  なぜ、食べものは、世界中のおなかが減った子どもたちに届かないのか?
  なぜ、食べものを自然から創り出す農業は、市場経済に馴染みにくいのか?
  このような問いを、歴史学の立場から考えることを、研究の目的としている。

研究テーマ

  • 第一次世界大戦の飢餓と食糧
  • 食と農をめぐる科学技術の歴史
  • 農学者の戦争加担の歴史
  • 食と農の哲学
  • 廃棄物の歴史

3.略歴

1976年   北海道旭川市生まれ、島根県横田町(現奥出雲町)出身
1999年    京都大学総合人間学部卒業
2002年    京都大学大学院人間・環境学研究科中途退学、
    京都大学人文科学研究所助手
2009年   東京大学大学院農学生命科学研究科講師
2013年   京都大学人文科学研究所准教授

4.主な著作物

著書(単著)

  • 『分解の哲学:腐敗と発酵をめぐる思考』青土社、2019年(第41回サントリー学芸賞受賞)
  • 『食べるとはどういうことか:世界の見方が変わる三つの質問』農山漁村文化協会、2019年
  • 『給食の歴史』岩波書店、2018年(第10回辻静雄食文化賞)
  • 『戦争と農業』集英社、2017年
  • 『トラクターの世界史―人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』中央公論新社、2017年
  • 『食べること考えること』共和国、2014年
  • 『稲の大東亜共栄圏─帝国日本の<緑の革命>』吉川弘文館、2012年
  • 『ナチスのキッチン─「食べること」の環境史』水声社、2012年;決定版、共和国、2016年(第1回河合隼雄学芸賞)
  • 『カブラの冬─第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』人文書院、2011年
  • 『ナチス・ドイツの有機農業─「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」』柏書房、2005年(第1回日本ドイツ学会奨励賞); 新装版、2012年

著書(編著、共著)

  • 『歴史書の愉悦』ナカニシヤ出版、2019年
  • 『農学と戦争  知られざる満洲報国農場』岩波書店、2019年
  • 『われわれはどんな「世界」を生きているのか―来るべき人文学のために』ナカニシヤ出版、2019年
  • 『第一次世界大戦を考える』共和国、2016年
  • 『現代の起点  第一次世界大戦』全4巻、岩波書店、2014年
  • 『食の共同体─動員から連帯へ』(池上甲一、岩崎正弥、原山浩介と共著)ナカニシヤ出版、2008年

翻訳

  • 『ドイツにおける大戦の記憶(100年後の第一次世界大戦 : 現代の起点)』思想、1086号(藤井俊之と共訳)、2014年
  • 『ドイツ環境史―エコロジー時代への途上で』(服部伸、佐藤温子、岡内一樹と共訳)昭和堂、2014年
  • 『ナチズム―地獄と神々の黄昏』(池田浩士、本庄史明と共訳)水声社、2008年

[更新日:2020年1月14日]

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