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農林水産政策研究所

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中国農業部農村経済研究センターとの研究交流に関する覚書締結

左:武本所長、右:宋主任(所長)

2012年3月7日、北京にある中国農業部農村経済研究センター(RCRE)において、当研究所武本所長とRCRE宋主任との間で、両研究所の研究交流に関する覚書が締結されました。
RCREは、中国農業部の直属の研究機関で、農村経済政策、農村発展戦略等に関する研究、政策提言等を行うこととされており、まさに中国における当研究所のカウンターパートとでも言うべき組織です。
RCREは1990年7月に設立されましたが、その前身は中国国務院農村発展研究センターであり、全国の主要地区に試験区または定点観測点を有し、土地制度改革等の中国の重要な農村政策の立案に大きな役割を果たしてきたとされています。
RCREの職員数は、研究及び管理部門を含めて80人程度ということであり、組織の規模も当研究所と大きく変わりません。
当研究所とRCREとの間では、従来から、研究者の招聘等の一定の交流が行われてきました。今回の覚書は、そうしたこれまでの交流を基礎としつつ、両研究所間の共同研究、セミナーの共同開催、研究員の相互訪問等について、研究所レベルで互恵の原則に基づいて互い協力し、交流のより一層の緊密化を図ろうというものです。
中国の農村は、現在、経済発展とともに急速な変貌を遂げつつあり、我が国においてもこうした状況を的確に把握していくことが求められています。一方で、日本農村のこれまでの経験が中国の農村政策の参考になることも少なくありません。今回の覚書は、こうした日中双方の研究ニーズに応えるものともなっています。

 

中国農業部農村経済研究センター

 

意見交換

 

署名

 

左 武本所長、右 宋主任(所長)

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企画広報室広報資料課

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