定例研究会(2112回)「農区を核とした長門市三隅地域の営農体制の確立とネットワーク化 ~山口県の集落営農の育成方向とは~」
日時
平成22年10月12日(火曜日)14時00分~16時00分(13時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
吾郷 智之 氏(山口県長門農林事務所)
報告内容
山口県長門市三隅地域では、昭和50年代に旧町内を7ブロックに分けた「農区」制度が発足しましたが、平成に入ると当初の理念から後退し、農区制度の機能は転作の配分調整が主なものとなりました。そうした中、経営所得安定対策等大綱が決定されたことを契機に、農区制度を生かしつつ三隅地域全域をカバーできる体制整備を図り、設立された法人の早期経営安定のため土地利用型作物の効率的な取り組みや経営安定・多角化が喫緊の課題であったことから、法人組織のネットワーク化による効率化を推進し、三隅地域の永続的な営農体制の整備を図ることとしました。
山口県では、集落営農法人等を核とした産地構造への改革及び設立された特定農業法人(平成22年8月末:88法人)の経営確立・安定化を図るため、複合化・多角化を積極的に推進し、持続可能な担い手確保・育成に取り組むことが喫緊の課題となっていることから、長門市三隅地域の事例をモデルとして山口県の集落営農の今後の方向性について検討を行います。
お申し込み
参加を希望される方は、10月8日(金曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注) 定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600