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農林水産政策研究所

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セミナー「UJIターンによる都市部から農山漁村への移住・定住の現状」

日時

平成27年9月9日(水曜日)14時00分~16時00分(13時30分受付開始)

場所

農林水産政策研究所 セミナー室

東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎4号館9階

講師

土居 洋平 氏(跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部 准教授)
新見 友紀子 氏(株式会社NTTデータ経営研究所 ライフ・バリュー・クリエイションユニット シニアコンサルタント)
佐藤 真弓 氏(明治大学農学部 兼任講師)

開催内容

  都市部から農山漁村への移住を促進するため、農林水産省では「田舎で働き隊(2008~)」の制度を創設し、さらに今年度から「地域おこし協力隊(総務省)」に名称を統一し、募集情報の一元化、合同研修等を行うこととしており、農山漁村と接点のない者が、初めて農山漁村に移住する際の窓口の一つとなるような取組を実施しています。また、内閣府世論調査(2005, 2014)によれば、農山漁村への定住願望の増加が、近年では30代~40代でも見られるようになり、田園回帰が注目を集める中、受け入れに向け、各自治体では様々な施策が実施され始めています。
  そのような取組の成果や課題については、これまで、移住した者、また移住後に定住をした者などについて個人単位で、あるいは自治体などによる調査が実施されるにとどまり、必ずしも全体的な傾向が明らかとなっていません。
農林水産政策研究所では、農業・農村の新たな機能・価値に関する研究の一環として、都市や農村に住む住民が認識する農業・農村の価値を抽出し、その要因を分析しているところですが、そのような価値及び要因は、都市から農山漁村への移住及び定住する者が認識する農業・農村の価値にも反映されていると思われます。
  そこで今回、UJIターンで都市部から農山漁村へ移住した者の動向や、受け入れ集落の特徴及び変化等について、3名の講師からご報告いただき、UJIターンによる移住者及び定住者の移住・定住要因等に関する最新の知見を紹介していただきます。
  講師の土居先生には、移住受け入れ側の組織の有無や定住が進む集落の特徴といった視点から、主に山形県西川町を事例に報告していただき、佐藤先生には、定住者の世代や性別に着目しながら、受け入れた地域でどのような経済活動が活性化してきたのか、飯山市を事例に報告していただきます。新見先生には、農林水産省の旧田舎で働き隊、総務省の地域おこし協力隊を利用した移住者・定住者について、マクロな視点から開始当初から現在までの実態を報告していただきます。
  このため、研究者のみならず、UJIターンにより移住者を受け入れたい全国の自治体関係者、またこれから農山漁村に移住を希望する方々の本セミナーへの参加を期待しています。

お申し込み

参加を希望される方は、9月7日(月曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。

注) 定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。

その他

中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。

参加に当たっての注意事項

参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。

  • 会場以外の場所に立ち入らないこと。
  • 携帯電話等の電源は必ず切ること。
  • 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600