セミナー「今後10年間の世界農業の見通し、リスク及び課題」
日時
平成30年12月11日(火曜日)15時00分~17時00分(14時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
アネリース・デウス 氏 (Dr. Annelies Deuss)
OECD(経済協力開発機構) 農業局 貿易・市場課 政策アナリスト
報告内容
OECD(経済協力開発機構)は、FAO(国連食糧農業機関)と協力し、毎年今後10年間の農産物マーケットの見通し「OECD-FAO農業見通し」を公表しています。本年7月に公表された「OECD-FAO農業見通し2018-2027」(以下「見通し」と略。)では、最近の国際農産物マーケットは、2006-07年のオーストラリアにおける2年続きの干ばつを発端として高騰し、その後また2012年に米国の熱波によって再び急騰しましたが、その後の5年間の世界的な豊作により、現在、在庫が積み上がると同時に国際価格は低水準で推移しているとの現状認識を示すとともに、今後10年間は、在庫の解消が進み、世界経済の着実な成長とともに、今後も主として開発途上国において需要が徐々に拡大することから、国際価格は緩やかに上昇していくと見通しています。
本セミナーでは、OECD側の「見通し」の中核的執筆者であるアネリース・デウス博士を講師として、「見通し」結果の概要のみならず、この「見通し」中に包括される様々な「リスク」(不確実性)や、注目すべき国・地域及び今後農産物全般に関する需要の成長スピードが過去10年間に比較して減速する背景など、中長期的な視点からみた世界の農業の問題点と直面する課題や国際機関・各国の役割について御講演いただきます。
お申し込み
参加を希望される方は、12月7日(金曜日)までにFAX又はお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号又はメールアドレス)を御連絡ください。
期日以降のお申し込みは、お電話でお問い合わせください。
注)定員(70名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。
お申し込みを受け付けた場合、特に御連絡はいたしません。お断りする時のみ御連絡いたしますので、あらかじめ御承知おきください。
その他
- 日英逐次通訳
- 中央合同庁舎第4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(運転免許証、社員証、健康保険証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012