セミナー「持続可能なバイオエネルギー生産における我が国の国際貢献」
日時
平成31年1月16日(水曜日)14時00分~17時00分(13時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
ジェームス・オボンナ 博士(Dr. Ogbonna James)(ナイジェリア大学ヌスカ校 教授)
井上 泰子 氏(森林総合研究所 主任研究員・元IRENAバイオエネルギー分析官)
村田 善則 氏(国際農林水産業研究センター(JIRCAS) 主任研究員)
林 岳(農林水産政策研究所 食料・環境領域 主任研究官)
報告内容
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、2030年までに世界の再生可能エネルギーの割合を倍増するという国連目標(※)の達成のためのロードマップ(REMAP2030)を作成しており、加盟国である我が国にはその取組の推進が強く求められています。我が国は、海外におけるバイオマスの活用推進を図る目的でIRENAに積極的に関与してきており、2016~2017年IRENAへの拠出を通じて、アフリカにおける食料及びエネルギー供給の両立拡大システム普及の支援を行ってきました。
本セミナーにおいては、まず、元IRENA職員の井上氏から、農林水産省のIRENAへの貢献とそれに基づくIRENAのアフリカ諸国を対象とした持続可能なバイオエネルギー生産の普及促進に関する共同研究プロジェクトの概要を御紹介いただきます。続いて、本プロジェクトの実証地域であるナイジェリア国のナイジェリア大学オボンナ博士から、ナイジェリアにおけるバイオエネルギーの現状と今後の課題について御報告いただきます。さらに成果報告として、JIRCAS村田氏からキャッサバを活用したバイオエタノール発酵技術の開発について、農林水産政策研究所林からバイオエネルギーの持続可能性評価の概要について、それぞれ御紹介します。
(※)2010年国連の「SE4ALL」(Sustainable Energy for All)
お申し込み
参加を希望される方は、1月11日(金曜日)までにお申し込みフォーム又はFAXにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号又はメールアドレス)を御連絡ください。
期日以降のお申し込みは、お電話でお問い合わせください。
注)定員(70名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。
お申し込みを受け付けた場合、特に御連絡はいたしません。お断りする時のみ御連絡いたしますので、あらかじめ御承知おきください。
その他
- 日英逐次通訳
- 中央合同庁舎第4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(運転免許証、社員証、健康保険証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012