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農林水産政策研究所

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研究成果報告会 「有機農業の国際的波及」

今日、有機農業と有機食品の消費が世界で拡大しています。EU諸国のような有機農業のリーダー国では、国民の環境への関心が高く、有機食品の需要があり、有機農業は「オルタナティブ農業」の性格を保ちつつ、持続的農村振興にも貢献しています。一方、新興国や開発途上国を中心とするフォロワー国では、商業的に特化した有機農業の「メインストリーム化」が展開し、輸出相手国の要求を満たすための有機農業生産の拡大や国際認証の取得が進んでいます。今回は、当研究所国際領域の研究者が、国際関係における各国の立場の違いを踏まえて、6か国における有機農業に関連する政策・取組の特徴を考察し、グローバル化の視点から比較研究した成果を報告します。


資料は以下のページでご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2022/index.html

日時

令和4年6月21日(火曜日)14時00分~16時00分(13時30分からZoomに入れます)

場所

Web開催(Zoomによるオンライン配信)

プログラム

14時00分   開会

14時00分~15時20分  報告

  総論 「有機農業政策の国際的波及と農村振興政策」
伊藤 紀子(国際領域 主任研究官)

  各国報告

  (1)ドイツの有機農業「メインストリーム化とオルタナティブの拮抗」
飯田 恭子(国際領域 主任研究官)

  (2)タイの有機農業「仏教僧の先駆的な活動から輸出振興のための政策支援へ」
井上 荘太朗(国際領域 上席主任研究官)

  (3)インドネシアの有機農業「輸出志向農業拡大と多様なオルタナティブ農業」
伊藤 紀子(国際領域 主任研究官)

  (4)中国の有機農業「巨大な国内市場と経済発展を背景に「ビジネス」として急速に発展する「緑色」化」
百﨑 賢之(国際領域 上席主任研究官)

  (5)ロシアの有機農業「企業が生産を担う新興国」
長友 謙治(国際領域 総括上席研究官)

  (6)フランスの有機農業「地元産のダイナミズム」
戸川 律子 氏(帝京大学准教授 ・元 国際領域 研究員)

15時20分~15時40分  総論のパネルディスカッション
パネリスト:報告者
司会:勝又 健太郎(政策研究調整官)

15時40分~16時00分  質疑応答

16時00分   閉会

参加申込要領 

(1) 本研究成果報告会はWeb会議システムZoomにより行います。

(2) 参加費は無料です。

(3) 参加を希望される方は、令和4年6月17日(金曜日)までに御名前(ふりがな)、勤務先等の名称、連絡先(メールアドレス)を御連絡ください。

(4) 一つの通信回線、端末で複数人が視聴する場合は、代表者1名によるお申込とし、備考欄に代表者以外の方の御名前、勤務先等の名称を明記してください。

(5) お申込時に返信メールはございませんが、令和4年6月20日(月曜日)にお申込時に登録されたメールアドレス宛てに、研究成果報告会参加用のURLを御連絡いたします。

(6) 研究成果報告会に参加するに当たり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
・研究成果報告会を撮影、録音しないこと
・研究成果報告会参加用のURLを転送したりSNSで公開したりしないこと

(7) その他
・インターネット通信料は、参加者の負担となります。
・パソコン、タブレット、スマートフォン等での参加が可能ですが、安定したネットワーク環境を推奨します。
・ネットワークの回線状況やWi-Fi環境により動作に支障が出る場合がございますので、あらかじめ御了承ください。
・お申し込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

    お問合せ先

    企画広報室広報資料課

    ダイヤルイン:03-6737-9012
    FAX番号:03-6737-9600