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農林水産政策研究所

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特別研究会「豊かさの価値とは何か・SDGsの視点から」

世界的な地球環境問題への危機感の高まりから持続可能性が重視されていますが、これらSDGsの取組と経済成長が両立できる可能性について、国連報告書の取りまとめにも関わった馬奈木俊介教授から様々な指標やツールについてご解説いただき、多面的な視点からの議論を通じて世界的な課題解決を目指します。


資料は以下のページでご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2022/index.html

日時

令和4年7月13日(水曜日)13時15分~15時15分(12時45分からZoomに入れます)

場所

Web開催(Zoomによるオンライン配信)

プログラム

13時15分~14時05分
「持続可能性と経済成長は両立できる」
   馬奈木 俊介 氏(九州大学大学院工学研究院 教授・都市研究センター長・主幹教授)
持続可能性の重要性が指摘されていますが、持続可能性と経済成長は両立しないのか。私たちの国連報告書では「豊かさ」概念を数値化し、経済と技術の観点から「持続可能な社会」の実現を目指しながらSDGsをどのように評価し、経済成長も実現できる仕組みを紹介します。

14時05分~14時15分  質疑応答

14時15分~14時25分
「持続可能性と経済成長の両立のためのツール―生態系勘定の仕組みと生態系価値の可視化・主流化―」
   林 岳(農業・農村領域 総括上席研究官)
「持続可能な社会」実現のためには、人々が自然から得ている生態系サービスの価値を可視化し、さらに行動の判断基準にする主流化が必要で、これらの取組が世界規模で進められています。本報告では、国連の生態系勘定の概要とともに我が国における生態系評価への試行的適用結果を報告します。

14時25分~14時35分
「生態系サービスの可視化・主流化に向けて―モバイルデータを利用したサービス受益者の推定―」
   國井 大輔(農業・農村領域 主任研究官)
生態系サービスの可視化・主流化には、生態系からの便益(サービス)の需給関係の把握が重要ですが、サービス受益者である農村訪問者の推定手法は確立されていません。本報告では、近年急速に技術開発・利用拡大しているスマートフォンの位置情報を利用した人流動態データを活用し、農村や緑地への訪問者の推定結果について紹介します。

14時35分~14時45分
  コメント  
佐藤 真行 氏(神戸大学大学院 教授)

14時45分~15時15分  質疑応答

参加申込要領 

(1) 特別研究会はWeb会議システムZoomにより行います。

(2) 参加費は無料です。

(3) 参加を希望される方は、令和4年7月11日(月曜日)までにお申し込みフォームにて、御名前(ふりがな)、勤務先等の名称、連絡先(メールアドレス)を御連絡ください。

(4) 一つの通信回線、端末で複数人が視聴する場合は、代表者1名によるお申込とし、備考欄に代表者以外の方の御名前、勤務先等の名称を明記してください。

(5) お申込時に返信メールはございませんが、令和4年7月12日(火曜日)にお申込時に登録されたメールアドレス宛てに、特別研究会参加用のURLを御連絡いたします。

(6) 特別研究会に参加するに当たり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
・特別研究会を撮影、録音しないこと
・特別研究会参加用のURLを転送したりSNSで公開したりしないこと

(7) その他
・インターネット通信料は、参加者の負担となります。
・パソコン、タブレット、スマートフォン等での参加が可能ですが、安定したネットワーク環境を推奨します。
・ネットワークの回線状況やWi-Fi環境により動作に支障が出る場合がございますので、あらかじめ御了承ください。
・お申し込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600