農林水産政策研究所シンポジウム「農福連携の広がりと今後の可能性」
障害者が農業分野で就労することは、昔から全国各地で行われてきましたが、近年、社会福祉法人、農業法人、企業の特例子会社等による取組が広がり、国や地方公共団体の支援もあり「農福連携」という言葉が定着し、新聞やテレビで取り上げられることも増えています。
こうした中、令和2年度から、農林水産政策研究所では、東京都健康長寿医療センター等と連携し、農福連携の地域経済・社会への効果に関する分析だけではなく、農作業が精神機能に与える効果、心身や生産性向上に与える効果、認知症がある人への効果、医療現場への農福連携の実装、高齢化の進んだ都市部における農業を用いた地域づくりの研究などを進めています。
このシンポジウムで今般の研究により明かされた多くのエビデンスや事例を紹介することにより、農業関係者、福祉関係者はもとより、広く国民の皆様が農業を通じた国民福祉の向上について考える一助とし、また、行政機関等の今後の施策の検討に資することを目的としています。
資料は以下のページでご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2022/index.html
日時
令和5年1月16日(月曜日)13時00分~16時30分
開催方法
Web開催(オンライン配信)
プログラム
13時00分~13時05分
開会挨拶 浅川 京子(農林水産政策研究所長)
13時05分~13時25分
基調講演
皆川 芳嗣 氏(一般社団法人日本農福連携協会 会長理事)
13時25分~14時20分
「農福連携の新たな動きとこれから」
吉田 行郷 氏(千葉大学園芸学部 教授)
「農福連携の地域的な推進と参加主体の特徴」
小柴 有理江(農業・農村領域 主任研究官)
「農福連携の推進とユニバーサル農業」
中本 英里 氏(農研機構 西日本農業研究センター 研究員)
14時20分~14時30分 休憩
14時30分~15時30分
「農作業を行う知的障害者および精神障害者の具体的な健康改善効果」
豊田 正博 氏(兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 教授)
「農福連携の医学への展開」
岡村 毅 氏(東京都健康長寿医療センター 研究副部長)
15時30分~15時40分 休憩
15時40分~16時25分
総合討議 ~農福連携のこれまでとこれから~
司会 吉田 行郷 氏(千葉大学園芸学部 教授)
16時25分~16時30分
閉会挨拶 髙橋 仁志(農林水産政策研究所 次長)
参加申込要領
定員に達しましたので、申し込みを締め切らせていただきました。
(1) 参加費は無料です。
(2) 参加を希望される方は、令和5年1月12日(木曜日)までにお申し込みフォームにて、お名前、連絡先(メールアドレス)をご連絡ください。
12月21日(水曜日)以降に事務局からご案内のメールをお送りいたしますので、そちらからお申し込みを完了してください。土日祝日の場合は翌開庁日にお送りいたします。
ご案内のメールが届かない場合は、電話でお問い合わせください。
(3) お申し込みは、視聴される端末ごとにお願いいたします。
(4) シンポジウムに参加するに当たり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
・シンポジウムを撮影、録音しないこと
・シンポジウム参加用のURLを転送したりSNSで公開したりしないこと
(5) その他
・インターネット通信料は、参加者の負担となります。
・パソコン、タブレット、スマートフォン等での参加が可能ですが、安定したネットワーク環境を推奨します。
・ネットワークの回線状況やWi-Fi環境により動作に支障が出る場合がございますので、あらかじめご了承ください。
・お申し込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、ご本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600