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農林水産政策研究所

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農林水産政策研究所シンポジウム「EUと日本の環境保全型農業政策と持続可能な農業の実現―有機農業や生物多様性に配慮した農業の普及に向けて―」

国内外におけるSDGsや環境に対する関心の高まりに対応し、農業の環境負荷低減に取り組むことが必要となっています。SDGs17の目標にある「すべての人に健康と福祉を」「陸の豊かさも守ろう」といった内容を満たす持続的な農業活動に取り組むことが求められており、新しい取組を推進する人材も必要とされています。
他方で近年、農山村を志向する移住希望者や農林業に関心を持つ都市住民に増加傾向がみられ、そのような者は、有機農業、生物多様性に配慮した農業や環境負荷が少ない農産物を求める傾向が強く、従来にない農産物や販売形態もみられます。こうした中、農林水産政策研究所では、令和5年度から「我が国の持続的で多様な農業に関する研究」を進めており、その中で有機農業及び生物多様性の保全に取り組む農業を含む環境保全型農業の推進に向けた研究を行っています。
今回のシンポジウムでは、環境保全型農業の先進地であるEUの研究者と日本の研究者、農林水産省の農業環境政策担当行政官を招いて、持続可能な農業の実現に向けた政策や各地の取組を紹介するとともに、それらが地域や農業経営に及ぼす影響について報告します。また、参加者との対話を通じて、我が国農業・農村の持続可能な発展に向けた方策を考える一助とします。


資料は以下のページで公開しています。
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2024/index.html

開催日時及び場所

開催日時:令和6年12月18日(水曜日) 13時15分~16時25分(13時00分受付開始)
開催方法:会場参加とオンライン参加(Zoomウェビナー)による開催
会場:農林水産政策研究所セミナー室
所在地:東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎第4号館9階

プログラム(言語:日本語・英語の同時通訳)

13時15分~13時20分
   開会挨拶 内田 幸雄(農林水産政策研究所長)

13時20分~15時30分
   講演

   1. EUの新共通農業政策と環境保全型農業の可能性
シモーネ・セヴェリーニ 氏(Dr. Simone Severini)(イタリア トゥーシア大学 教授(Professor, University of Tuscia))

   2. みどりの食料システム戦略について
坂下 誠 氏(農林水産省 みどりの食料システム戦略グループ 地球環境対策室長)

   3. 地域における環境保全型農業の展開と経営発展
上西 良廣 氏(九州大学 大学院農学研究院 助教)

   4. 環境保全型農業の推進と地域への総合的な影響評価フレームワーク
國井 大輔(農林水産政策研究所 農業・農村領域 主任研究官)

    ―休憩―

15時40分~16時20分
   パネルディスカッション
司会 植村 悌明(農林水産政策研究所 次長)

16時20分~16時25分
   閉会挨拶 植村 悌明(農林水産政策研究所 次長)

参加可能人数

会場:30名
オンライン:400名
(準備の都合上、事前のお申し込みが必要です。)

参加申込要領

(1) 参加費は無料です。

(2) 申込方法
参加を希望される方は、令和6年12月16日(月曜日)までにお申込フォームに必要事項を明記の上、お申し込みください。
※申し込みは締め切りました(令和6年12月17日追記)
・会場参加の場合は、備考欄に「会場参加希望」とご入力ください。
・オンライン参加の場合は、視聴される端末ごとにお申し込みください。
・オンラインでの接続URLは、シンポジウム前日までにご登録いただいたメールアドレスへお送りいたします。

(3) 希望者多数の場合は、先着順で締め切らせていただきます。あらかじめご了承ください。

(4) お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、ご本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

(5) シンポジウムに参加する場合の留意事項
シンポジウム参加にあたり、次の留意事項を遵守し、事務局員の指示に従ってください。
これらを守られない場合は、参加をお断りすることがございます。

【会場参加】
ア.事務局の指定した場所以外の場所に立ち入らないこと。
イ.携帯電話等は電源を切るか、マナーモードにすること。
ウ.シンポジウム中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
  ・シンポジウム中の入退席(休憩時間中や、やむを得ない場合を除く)
  ・シンポジウムの撮影・録音(報道関係者を除く)
  ・飲食(お茶等を除く)及び喫煙
エ.銃砲刀剣類その他危険なものを会場に持ち込まないこと。
オ.咳・発熱などの症状がある場合は入館できません。
カ.入館時に身分証明書の提示が求められる場合があるので、社員証、運転免許証、その他本人の確認ができるものを持参すること。

【オンライン参加】
ア.シンポジウム参加用のURLを第三者に転送したりSNSで公開したりしないこと。
イ.シンポジウムを録画・録音しないこと。
ウ.ネット通信料は、参加者の負担となります。
エ.パソコン、タブレット、スマートフォン等での参加が可能ですが、安定したネットワーク環境を推奨しています。
オ.ネットワークの回線状況やWi-Fi環境により動作に支障が出る場合がございますので、あらかじめご了承ください。

報道関係者の皆様へ

報道関係者で傍聴を希望される方は、上記の「参加申込要領」によりお申込みください。 会場参加を希望される場合は、備考欄に「会場参加希望」と明記してください。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012