輸入リスク評価について
動物の病気は数多くあり、発生している地域や感染する動物種も様々です。また、動物の用途によって病気を保有している可能性が異なる疾病もあることから、輸出国、動物種及び用途により、日本に侵入する疾病のリスクは異なります。 動畜産物の輸入にあたり、国際獣疫事務局(OIE)は国際基準(OIEコード)に基づいた検疫措置を行うか、そうでない場合は科学的根拠に基づく輸入リスク評価の結果を考慮した措置をとることを推奨しており、海外でも各国で輸入リスク評価が進められています。 このため、動物検疫所では平成22年より輸入動物のリスク評価を順次開始し、国際基準への調和を図っています。また、リスク評価の結果をもとに、係留期間中に動物から標本を採取して精密な検査を実施する疾病を選択する等、リスクに応じた輸入動物検疫制度の構築に取り組んでいます。 |
リスク評価書
これまでに実施した輸入リスク評価は以下のとおりです。
なお、本リスク評価は国内外における疾病発生状況の変化や科学的知見・検査技術の進展等があった場合には随時見直しを行うほか、疾病の専門家を含む関係各所とのリスクコミュニケーションを図りながら、定期的な評価内容の見直しを行います。
「肥育用素馬の輸入に関するリスク評価書」(令和4年度版)
「肥育用素牛の輸入に関するリスク評価書」(令和4年度版)
「繁殖用豚の輸入に関するリスク評価書」(令和元年度版)
- 全体版(PDF : 17,358KB)
- 分割版1(PDF : 3,272KB) 、分割版2(PDF : 4,032KB) 、分割版3(PDF : 4,853KB) 、分割版4(PDF : 5,503KB)