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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第193号 2024(令和6)年1月5日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    【中国四国農政局香川県拠点より】

     ・謹んで震災のお見舞いを申し上げます

    この度の令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。

    1【今月のひとこと】

    ★新年のご挨拶

    地方参事官  朝倉  博文

    新年を迎えるにあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。

    まずは、元日早々に石川県を中心に発生した非常に大きな地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に対しましてお見舞い申し上げます。

    まだまだ予断を許さない状況にありますが、被災地の復興に向け、農林水産省職員一丸となって支援して参ります。

    さて、昨年の状況を振り返ってみますと、新型コロナウイルスの影響は緩和されたものの、夏の猛暑やゲリラ豪雨など異常気象が農作物や家畜へ大きな被害をもたらしました。加えて諸外国の情勢等による燃料や各種資材等の価格高騰が今もなお、農林水産業を含め私たちの生活に大きな影響を与えており、食料安全保障上のリスクが一層高まりつつあります。

    このような中、農林水産省におきましては、諸情勢や状況の変化を見据え、全ての農政の根幹である「食料・農業・農村基本法」を約20年ぶりに改正することとしており、食料安全保障の確立と環境への負荷を軽減し、持続可能な農林水産業の実現に向け、様々な施策を講じていく方針としております。

    一方で、県内に目を向けてみますと、この3月には新高松駅ビルが開業し、また来年は新しい県立アリーナがオープン予定であり、さらに瀬戸内芸術祭や大阪万博が開催されるなど、香川県内の人流が増え地域が活性化していく明るい展望があります。

    この波に乗って、県内の農林水産業が一層元気になるよう、我々香川県拠点としましても、農政を担う最前線の組織として、現場と農政を結び地域の課題を解決するとともに、農林水産業をはじめとした地域の活性化を促すイノベーションを生むような取組の推進に努めて参ります。

    本年も引き続き、様々な分野の方々の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様の御多幸を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


    2【お知らせ】

    ★令和6年度農林水産予算概算決定の概要について

    令和5年12月22日に閣議決定された令和6年度予算案において、農林水産関係は総額2兆2,686億円を措置しています。

    「食料の安定供給の確保」、「農業の持続的な発展」、「農村の振興(農村の活性化)」、「みどりの食料システム戦略による環境負荷低減に向けた取組強化」、「多面的機能の発揮」など、7項目を重点事項としています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/r6kettei.html

    ★令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました

    令和5年11月29日、令和5年度補正予算が成立しました。

    農林水産関係予算の重点事項は、「食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」、「物価高騰等の影響緩和対策」、「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」、「持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」、「防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目です。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/r5hosei.html

    ★令和5年度第4回 中国四国地域産地向けセミナーの開催について

    中国四国農政局は、みどりの食料システム戦略の目標達成に貢献しうる技術等のうち、中国四国地域における共通の課題として、高い波及効果が期待される技術等を紹介するセミナーを農研機構西日本農業研究センターとの共催により開催しています。

    今回は第4回の開催についてご案内します。

    【開催日時】
      令和6年1月12日(金曜日)13時30分~15時00分
    【開催形式】
      オンライン形式(Microsoft teams)
    【セミナー申込期限】
      令和6年1月10日(水曜日)

     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/231122.html

    ★台湾に有機表示をして酒類を輸出できるようになりました!

    令和6年1月1日から、有機JAS認証を受けた有機酒類について、有機(organic)表示を付けて台湾へ輸出できるようになりました。また、台湾の制度による認証を受けた有機酒類を輸入しても、JAS制度に基づき「有機」等と表示することができます。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ninsyo/231218.html

    ★令和5年度多面的機能支払交付金中国四国農政局長表彰について

    中国四国農政局では、水路や農道等の地域資源の保全管理等、農業の有する多面的機能の発揮を促進する事業において、優良な取り組みを行う組織等を表彰し、事業に取り組む意欲の高揚を図るとともに、同業種による各種の取組の推進に資することとしています。この度、令和5年度の受賞組織を決定しました。

    香川県からは以下の団体が受賞しました。

     ・優秀賞
        麻環境保全会(香川県三豊市)

     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/press/nochi/231215_20.html
     

    ★「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて

    農政の根幹を定める「食料・農業・農村基本法」は、平成11年に制定されましたが、制定時から、我が国の食料・農業・農村をめぐる情勢は、大きく変化しています。

    このため、食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会は、令和4年10月以降、同法の総合的な検証を行い、令和5年5月29日に「中間取りまとめ」を示しました。また、政府は「中間取りまとめ」を踏まえ、令和5年6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部において「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」を決定しました。

    その後全国11都市で「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会 地方意見交換会」が開催され、令和5年9月11日には「食料・農業・農村基本法の見直しに関する最終取りまとめ」を決定し、農林水産大臣に答申されました。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html 

      (議事概要)(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/chiho/gaiyou.html


    ★「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に係る検討会等について

    令和5年6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部の「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」の決定を受け、各種検討会等を設置しています。 

    また、令和5年12月6日の不測時における食料安全保障に関する検討会(第6回)において、検討結果の取りまとめが行われました。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      (不測時における食料安全保障に関する検討会) 
        https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kentoukai.html 

      (適正な価格形成に関する協議会) 
        https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html 

      (食品産業の持続的な発展に向けた検討会) 
        https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/jizoku/index.html


    ★みどりの食料システム法について

    環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。

    この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。

    また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。

    さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和5年12月15日に1事業者が認定され、計60事業者となりました。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html

      (基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html

     ・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html


    ★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について

    令和5年11月25日以降、佐賀・茨城・埼玉・鹿児島県内の養鶏場において、高病原性鳥インフルエンザが確認され、まん延を防止するため防疫措置が実施されています。また、東かがわ市をはじめ本年の野鳥での発生状況を見ると本病ウイルスは自然環境中に相当程度存在すると思われ、厳重な警戒が必要です。 

    さらに、県内においても豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。

    このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
      (鳥インフルエンザに関する情報)
        https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html

      (豚熱(CSF)に関する情報)
        https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html


    ★「令和5年度病害虫発生予報第9号」について

    令和5年11月15日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第9号」を発表しました。

    野菜・花き類では、ハスモンヨトウの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/231115.html

    3【報道発表資料】

    ★農林水産省の報道発表
    ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表
    ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    4【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、おせち料理について出題します。
      正月に食べるものといえばおせち料理がありますが、おせち料理の中の食品に「たつくり(田作り)」があります。
      この「たつくり」に使われる材料になる魚はどれでしょう。

      (1) イワシ (2)ママカリ(3)アジ

      (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「農林水産省は 「令和5年産麦類(子実用)の作付面積及び収穫量」を公表しました。この中で、令和5年産香川県小麦の作付面積は昨年に比べて何ヘクタール増加したでしょうか?」でした。おわかりになったでしょうか。

      正解は(3)270ヘクタールでした。令和4年産の作付面積は2,360ヘクタールでしたが、令和5年産は2,630ヘクタール、率にして11パーセントの増加となりました。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/mugi/r5/

    5【コラム】

    ★週末ルーティン

    毎週金曜日、岡山市の自宅に帰省します。単身赴任で不足がちな野菜やタンパク質をここぞとばかりに摂取しますが、お酒もかなり進むので、身体に良いのかどうかは微妙です。

    土曜日の早朝です。庭のクレマチスに水をやりつつ敷地内を目視、本日の庭掃除の目標を立てます。BSでNHK連ドラ再放送を楽しんだのち、庭に出て草取りと落ち葉拾いを始めます。敷砂利を物ともせず生えてくる雑草。防草シート貼付構想未だ実現せず、隅から丁寧にテデトール作戦です。午後は室内の床掃除。ソファーや家具の下もDソンで丁寧に吸っていきます。見る見るうちに猫の毛が溜まります。定期的なモップがけも忘れません。

    日曜日の朝になりました。快晴、洗車日和です。水垢を除去し丁寧に拭きあげたピカピカの愛車を眺めニンマリしています。掃除や洗車は達成感が得られるので好きな部類の作業です。午後です。NHK杯テレビ囲碁で棋力アップを目論見ますが、十中八九の確率で寝落ちしてしまいます。今日も、1歳の孫の声で目が覚めました。親孝行な娘で、毎週、孫を連れてきてはジージと遊ばせてくれます。孫の成長を確認できるこのひと時が、今一番の楽しみです。

    昨年の9月に還暦を迎え、この4月からは新たなステージが開始されます。収入は減ってしまいますが家族と過ごす時間は増えそうです。さあ、新しい趣味を見つけよう、家族旅行を楽しもう、孫ともっと遊ぼう、家具の配置を見直そう、断捨離しよう、防草シート、高圧洗浄機、黒猫・・・。週末の過ごし方をも含めセカンドライフの楽しみ方を模索している61回目の正月です。

    最後に、新しい年が皆様にとって素晴らしい1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

    総括農政推進官  足立



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