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中国四国農政局

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香川ぴっぴ通信 第204号 2024(令和6)年8月16日 中国四国農政局香川県拠点

もくじ


1【今月のひとこと】

★農業・農村のめぐみ

                                                                                                                      総括農政業務管理官 中島 伸夫

近年、各地で記録的な降雨による洪水被害等が頻発しています。

農業・農村は、私たちが生きていくのに必要な米や野菜などの生産の場としての役割だけでなく、様々な機能の一つに、ため池や水田、畑が雨水を一時的に貯留し洪水を軽減する役割があります。

田畑の作物は蒸発散により熱を吸収し、気温を下げる働きがあり、水田は、水面からの水分の蒸発や稲からの水分の蒸散により空気が冷却され、この冷涼な空気は風によって市街地を冷却します。

また、多様な生きものを育み、美しい農村の風景は、私たちの心を和ませてくれるなど大きな役割を果たしています。

このような私たちの生活に色々な『めぐみ』をもたらしています。このめぐみを「農業・農村の有する多面的機能」と呼んでいます。そのめぐみは、都市住民を含めて国民全体に及んでいます。

この夏、農村を訪れ、きれいな空気や水、美しい緑で、心と体をリフレッシュしませんか。

2【お知らせ】

★「子どものための夏休み企画」~知ってる?農林水産業と私たちの食生活とのつながり~を開設しています

中国四国農政局では夏休み期間中の子どもたちを対象に、農林水産業と私たちの食生活とのつながりについて、考え、理解を深めてもらうことを目的に農林水産業に関する情報やクイズなどを通して、楽しみながら学べるリモート版のイベントコーナーを中国四国農政局のホームページ上に開設しています。

是非、お子様の夏休みの自由研究などにいっしょにご参加ください!

【開設期間】
   令和6年8月30日(金曜日)まで

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/heya/riw6.html 
 

★「フラッグシップ輸出産地」認定証授与式(中国四国農政局)の開催について

中国四国農政局は、農林水産省が選定した「フラッグシップ輸出産地」のうち、中国四国農政局管内の5産地について、農林水産大臣名の認定証の授与式を開催します。

このうち、香川県内では以下の団体が認定されています。

【認定団体・品目】
  高松盆栽輸出振興会(盆栽)
【認定賞授与式開催日】
  令和6年8月28日(水曜日)

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_zigyo/240809.html
  

★スマート農業技術活用促進法に関する県別説明会の開催について

中国四国農政局は、スマート農業技術活用促進法について、本法に基づく計画の認定制度や、その制度運用の考え方を示す基本方針(案)等を説明する県別の説明会を開催します。 

(香川県内の会場)
【開催日時】
  令和6年9月2日(月曜日) 14時00分~15時30分 
【開催場所】
   高松サンポート合同庁舎南館1階103中会議室(高松市サンポート3番33号)
【申込期限】
   令和6年8月23日(金曜日)12時00分必着

 ・他の県の開催状況等詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/240809.html


★「総合防除の普及推進を図るための令和6年度全国キャラバン(中国四国地区)」の開催及び参加者の募集について

農林水産省では、「みどりの食料システム法」とともに成立した改正植物防疫法に基づき、指定有害動植物の総合防除を推進するための基本的な指針(総合防除基本指針)を策定し、化学農薬のみに依存しない、発生予防を中心とした「総合防除」を推進しています。

「総合防除の普及推進を図るための令和6年度全国キャラバン(中国四国地区)」を開催し、産地での具体的な取組事例、新規技術や課題の共有等を通じて総合防除の普及推進に向けた気運の醸成を図ることとします。

【開催日時】
   令和6年9月4日(水曜日) 13時00分~17時00分
【開催場所】
   岡山県農業共済会館 6階大会議室及びオンライン
【申込期限】
   令和6年8月23日(金曜日)12時00分必着

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/anzen/240807.html
   

★改正食料・農業・農村基本法及び関連3法が成立しました

令和6年5月29日、農政の憲法とも呼ばれる食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案が可決・成立しました。改正法における基本理念として、食料安全保障の抜本的強化が位置付けられており、令和6年6月14日に食料供給困難事態対策法、食料の安定供給のための農地の確保及びその有効な利用を図るための農業振興地域の整備に関する法律等の一部を改正する法律、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律もそれぞれ成立されました。

 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/law/bill/213/index.html

★令和5年度食料自給率・食料自給力指標について

農林水産省は、令和6年8月8日に令和5年度食料自給率及び食料自給力指標を公表しました。

カロリーベースの食料自給率については、小麦の生産量増加や油脂類の消費量減少がプラス要因となる一方で、てん菜の糖度低下による国産原料の製糖量の減少がマイナス要因となり、前年度並みの38%となりました。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/240808.html
    

★家畜衛生ポスターデザインコンテストを開催しています

農林水産省は、家畜の病気やその対策への理解を深めていただくため、「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」を開催しています。令和6年度は、「アフリカ豚熱感染防止」がテーマです。

たくさんのご応募をお待ちしております。

 【応募締切】
   令和6年9月30日(月曜日)まで(当日消印有効)

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/240702.html    

★米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定について

農林水産省は、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律に基づき、基本米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針が令和6年7月30日付けで策定されました。
 
 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/beikoku_sisin/
     

★令和6年産米等の作付意向について公表されました

中国四国農政局は、産地・生産者に対してきめ細やかな情報提供を行うため、令和6年産における都道府県別及び地域農業再生協議会別の主食用米、戦略作物等の作付意向について、中間的取組状況(令和6年6月末時点)を取りまとめました。

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/240730.html

 ※全国の状況についてはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/sakudou.html
  

★米に関するマンスリーレポートについて

農林水産省では、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート」を定期的に発行しています。

需要に応じた生産、円滑な米取引に役立てていただくことを目的としています。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
  

★ノウフク・アワード2024の募集を開始します!

農林水産省は、農福連携に取り組んでいる優れた事例をノウフク・アワードとして表彰し、他地域への普及を推進しています。

このたび優良事例を選定する「ノウフク・アワード2024」の募集を行っています。

奮ってご応募ください。

【募集締切】
  令和6年9月30日(月曜日)まで

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/tosi_noson/240726.html
  

★災害への備えは万全ですか?

大雨、洪水、暴風、高潮などの災害が発生しやすい台風シーズンを迎えていますが、これら災害への備えは万全ですか?

近年は、日本各地において、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発しており、農林水産関係の被害額も増加傾向にあることから、農林水産省では、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、耕種、園芸、畜産の3パターンについて、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」をホームページに掲載しています。

積極的にご活用いただき、今後の自然災害等への備えを進めていきましょう。

  ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
     https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html
  

★「令和6年度病害虫発生予報」について

令和6年8月7日、農林水産省は「令和6年度病害虫発生予報第6号」を発表しました。

斑点米カメムシ類、トビイロウンカ、セジロウンカ、ツマグロヨコバイの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

また、いもち病、ごま葉枯病、縞葉枯病、紋枯病の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています

果樹では果樹カメムシ類の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省病害虫発生予察情報ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html

 ・(香川県農業試験場病害虫防除所ホームページ)
    https://www.pref.kagawa.lg.jp/byogaichubojo/byogaichu/yosatujouhou.html
  

★令和7年4月から農地の貸借等は原則農地バンク経由になります!

これまで市町村が作成した農用地利用集積計画から農地バンクを経由した農用地利用集積等促進計画に一本化されます。

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/ninaite/nouchi/chuukan/index.html#anchor

★みどりの食料システム戦略について

近年、気候変動の影響や生物多様性の低下、SDGsをはじめとする環境への意識の高まりを受けて、社会全体を持続可能なものにしていくことが求められています。そこで、農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

具体的には、農林漁業及び食品産業の持続的な発展、環境への負荷の少ない健全な経済の発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法:令和4年7月1日施行)に基づき、環境負荷を低減する取組を展開しております。

その一環として消費者に対する環境負荷低減の取組の見える化や、農業者等の皆さんに実践していただく最低限行うべき環境負荷低減の取組「クロスコンプライアンス」について、紹介します。 

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    環境負荷低減の取組の「見える化」
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html

    環境負荷低減のクロスコンプライアンス
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/kurokon.html

★中国四国「+(プラス)安全min」を発行しました

中国四国農政局では、農業者等が参加する会議、集会、講習会等に農作業安全の要素をプラスした形式で開催する取組を展開し、少しの間(minutes)でも時間を割いて農作業安全の話題に触れることができるよう「+(プラス)安全min」を発行しています。

 ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/anzen/index.html


★「令和6年度 農薬危害防止運動」の実施について

農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施します。

令和6年度の運動のテーマは「守ろう  農薬ラベル、確かめよう  周囲の状況」です。生産者の皆様におかれましては農薬ラベルの表示事項の遵守と周辺の環境への農薬の飛散防止をお願いします。

 ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/240426.html

3【報道・公表情報】

★農林水産省の報道発表
 ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/index.html 

★中国四国農政局の報道発表
 ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

★公表統計情報(農林水産省ホームページ)
 ・令和5年木材統計(令和6年7月19日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/mokuzai/#y

 ・令和5年 生産者の米穀在庫等調査結果(令和6年7月29日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kome_zaiko/#y1

 ・令和6年産水稲の西南暖地における早期栽培等の作柄概況(7月15日現在)(令和6年7月30日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/#y1
    
 ・令和5年農業物価指数ー令和2年基準ー(令和6年7月30日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noubukka/#y

 ・令和5年産地水産物用途別出荷量調査結果(令和6年7月31日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/suisan_ryutu/santi_ryutu/#y

 ・令和5年産キウイフルーツの結果樹面積、収穫量及び出荷量(令和6年8月8日公表)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/#y3


4【AFFクイズ】

★今回のクイズは、農林水産物の産地に関することを出題します。
ジュニア農林水産白書2024年版によると、私たちが食べている食料の原産国のうち、米は約99パーセントが日本産ですが、小麦のうち、日本産の割合は何パーセントでしょう。
 
  (1)4パーセント
  (2)8パーセント
  (3)15パーセント

  (解答は次号)

★前回のクイズは、「今年も令和6年6月15日、香川県まんのう町の満濃池のゆる抜きが行われました。本年のゆる抜き時点の貯水率は100パーセントでしたが、これは貯水量にすると何万トンになるでしょうか?」でした。おわかりになったでしょうか。 


正解は(2)1,540万トンでした。満濃池の水は2市3町約3,000ヘクタールの農地を潤し、讃岐平野に田植えシーズンの到来を告げる初夏の風物詩となっています。
   

5【BUZZ  MAFF動画この1本】

農林水産省では職員がその人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルを4年前に立ち上げました。このコーナーでは、ぴっぴ通信の編集担当が選んだBUZZ  MAFF動画を紹介します。 

 ・魚好き職員しか突破できない「私はロボットではありません」
    https://www.youtube.com/watch?v=1v-ag8dezSY  

これ・・AI対策なんでしょうけど、「間違えたらどうしよう」っていつも思いますよね。ちなみに編集担当は釣りをしたり魚をさばくことがないので、さっぱりわかりません。

 ・BUZZ MAFFはこちら(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html

  

6【コラム】

★『流しそうめん』で涼しさを…

立秋が過ぎ、暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いています。今の暑い時期、食欲のない日でも食べられ、さらに涼しさも感じられる食べものといえば『そうめん』ですね。我が家では、夏になるとよく流しそうめんをします。今年も子どものリクエストに応えて、七夕の日に流しそうめんをしました。昔ながらの竹で作ったものではなく、部屋の中でできるウォータスライダーのような流しそうめん器なので、激流の中を流れてくるそうめんを掴むのは至難の業でしたが、とても楽しくついつい食べ過ぎてしまいました。

皆さんご存知のとおり、香川県の小豆島はオリーブ・醤油などのほかに『手延そうめん』の産地としても有名です。その手延べの技が始まったのは、約400年前と言われています。小豆島の自然と職人技で作られる手延そうめんを今年もたくさん味わいたいものです。

また、香川県内には流しそうめんが楽しめるスポットがいくつかあります。夏休みの思い出にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

農政推進官  美濃



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  E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
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香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500

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