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関東農政局

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+a さらに詳しく 那珂川流域に残る古墳

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虎塚古墳
写真提供:ひたちなか市

  4世紀から7世紀のころには、大和朝廷の影響もあり、関東でも支配者の強大な権力の象徴として、古墳が作られました。茨城県には、700基を越える古墳が残っており、那珂川の下流部にも、多数の古墳が築かれています。

  ひたちなか市で発見された虎塚(とらづか)古墳は、部屋の三方の壁に色鮮やかな赤色で、丸や三角の幾何学模様や刀などの武器の絵が描かれています。装飾古墳としてたいへん有名で、国の史跡にも指定されています。

  水戸市にある愛宕山(あたごやま)古墳は、全長148mの巨大な古墳で、同じく国の史跡に指定されています。5世紀ごろの茨城県には、勢力を伸ばした豪族たちによって、「新治(にいはり)・筑波(つくば)・茨城(いばらき)・那珂(なか)・久慈(くじ)・多珂(たか)」の6つの国が形成されていたといいますが、愛宕山古墳は、この中の一つ、那珂の国の王である那珂国造(なかのくにのみやつこ)の墓であったと考えられています。低湿地を見渡せる那珂川右岸の台地上に築かれたこの古墳は、那珂川沿岸が政治・文化の拠点として重視されていたことを物語っています。

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