このページの本文へ移動

九州農政局

メニュー
長崎県

畑地整備における畑面の緩勾配化による耕土流防止で環境保全

  • 長崎県では、耕土流亡防止を図るため、区画整理で畑面勾配の修正(現況3~5%→計画1%)や畑地帯下流部に沈砂池を設置
  • 畑面の緩勾配化と沈砂池の設置により、表土の流亡量が少なくなり、水路、河川、ため池などの施設の維持管理作業やほ場管理作業の軽減化が実現
  • さらに、下流域の河川堆積量が減少し降雨による冠水被害の防止が図られ下流域の環境を保全

長崎県

事業名 :県営畑地帯総合整備事業(担い手育成型)

環境にも悪い耕土流出状況

 降雨による畑の耕土流出状況降雨による畑の耕土流出状況  流出した耕土が道路を流れ下流部の水路やため池、河川に堆積流出した耕土が道路を流れ下流部の水路
やため池、河川に堆積

下流部のため池に土砂が堆積している状況

下流部のAため池では、約8000m3の浚渫を行った後約10年程度で満水位まで再度土砂が堆積している下流部のAため池では、約8000m3の浚渫を行った後
約10年程度で満水位まで再度土砂が堆積している


畑面勾配修正と沈砂池設置で土砂流出を防止

 畑面勾配を現況3~5%から1%に緩勾配化。降雨直後で耕土流出はほとんど認められない。肥培管理等ほ場の管理作業の軽減畑面勾配を現況3~5%から1%に緩勾配化
降雨直後で耕土流出はほとんど認められない
肥培管理等ほ場の管理作業の軽減
 沈砂池を設置し土砂を沈殿。設置後数年で堆積量はわずかである。堆積土砂は農地へ還元し環境保全型農業の実現沈砂池を設置し土砂を沈殿
設置後数年で堆積量はわずかである
堆積土砂は農地へ還元し
環境保全型農業の実現
  • 水路、河川、ため池の維持管理作業の軽減
  • 肥培管理、整地作業等ほ場の管理作業の軽減
  • 土砂流出防止で河川、海等の環境を保全

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader