農林水産政策研究所ニュース No.302(2022年6月17日発行)
目次
【1】特別研究会「豊かさの価値とは何か・SDGsの視点から」のご案内
【2】国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センターからのお知らせ
「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和4年度公募開始
【1】特別研究会「豊かさの価値とは何か・SDGsの視点から」のご案内(参加締切 令和4年7月11日(月曜日))
日 時 :令和4年7月13日(水曜日)13時15分~15時15分
開催方式:Web開催(Zoom によるオンライン配信)
開催概要:
世界的な地球環境問題への危機感の高まりから持続可能性が重視されていますが、これらSDGsの取組と経済成長が両立できる可能性について、国連報告書の取りまとめにも関わった馬奈木俊介教授から様々な指標やツールについてご解説いただき、多面的な視点からの議論を通じて世界的な課題解決を目指します。
報告者・演題:
馬奈木俊介 氏 (九州大学大学院工学研究院教授・都市研究センター長・主幹教授)
「持続可能性と経済成長は両立できる」
持続可能性の重要性が指摘されていますが、持続可能性と経済成長は両立しないのか。私たちの国連報告書では「豊かさ」概念を数値化し、経済と技術の観点から「持続可能な社会」の実現を目指しながらSDGsをどのように評価し、経済成長も実現できる仕組みを紹介します。
林 岳 (農業・農村領域 総括上席研究官)
「持続可能性と経済成長の両立のためのツール-生態系勘定の仕組みと生態系価値の可視化・主流化-」
「持続可能な社会」実現のためには、人々が自然から得ている生態系サービスの価値を可視化し、さらに行動の判断基準にする主流化が必要で、これらの取組が世界規模で進められています。本報告では、国連の生態系勘定の概要とともに我が国における生態系評価への試行的適用結果を報告します。
國井大輔 (農業・農村領域 主任研究官)
「生態系サービスの可視化・主流化に向けて-モバイルデータを利用したサービス受益者の推定-」
生態系サービスの可視化・主流化には、生態系からの便益(サービス)の需給関係の把握が重要ですが、サービス受益者である農村訪問者の推定手法は確立されていません。本報告では、近年急速に技術開発・利用拡大しているスマートフォンの位置情報を利用した人流動態データを活用し、農村や緑地への訪問者の推定結果について紹介します。
総合コメント:佐藤真行 氏(神戸大学大学院教授)
進行:鈴木均(食料領域 主任研究官)
開催案内、お申込み等はこちらのURLから御覧ください。
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2022/20220713.html
【2】国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センターからのお知らせ
「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和4年度公募を開始しました。
生研支援センターでは、6月13日(月曜日)から「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和4年度公募を開始しました。
本プログラムは、農林水産・食品分野で、新たなビジネス創出に向けて、スタートアップ等が取り組む革新的な研究開発を支援します。
公募期間:2022年6月13日(月曜日)~7月14日(木曜日)12時まで
公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください。
「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和4年度公募について(生研支援センターWebサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/koubo/R04.html
【お問い合わせ先】
生物系特定産業技術研究支援センター (生研支援センター)
事業推進部 スタートアップ支援課(担当:山木、江川、木村)
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