定例研究会（2046回）「サステイナブル・アグリカルチャーとコミュニティの再構築－地域間競争の時代を切り拓くまちづくり－」

どなたでもご参加いただけます。直接会場へお越しください。

日時

平成19年7月24日（火曜日）14時00分～16時00分

場所

農林水産政策研究所 第3会議室

東京都北区西ヶ原2－2－1

報告者

井上 弘司 氏(長野県飯田市企画部企画幹)

報告内容

  多様で豊かな自然を有する地方の農山漁村地域、特に山間地の集落から若者が消え集落崩壊の状況下にあります。この現状に危機感を持つ地域が、生き残りを賭けて様々な取組を展開しています。中でもグリーン・ツーリズムは、都市住民を農村へ誘導し、消費行動を伴う交流により農業・農村の活性化を図る目的でありましたが、近年、地域それぞれが事業を咀嚼し、地域課題を解決するツールに変貌しつつあります。その大きな流れの一つが「定住型ツーリズム」と私が規定しているものです。これはツーリズムを定住政策のツールと考え、地域環境を守りつつエコツーリズムの概念を取り入れながら、地域の持続社会の構築を目指しているものです。