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農林水産政策研究所

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定例研究会(2051回)「バイオエタノール生産における環境負荷削減効果と地域経済効果の計測」

どなたでもご参加いただけます。直接会場へお越しください。

日時

平成19年10月30日(火曜日)14時00分~16時00分

場所

農林水産政策研究所 第3会議室

東京都北区西ヶ原2-2-1

報告者

林 岳(農林水産政策研究所 食料領域)

報告内容

  近年、世界的にバイオ燃料生産が急速に拡大しており、日本においても小麦やさとうきび、食用廃油などを原料とするバイオ燃料の生産が実施・計画されています。バイオ燃料の導入の効果として、化石燃料消費の削減に伴う温室効果ガス排出の削減による地球温暖化防止効果、原料作物やバイオ燃料の生産に伴う農業振興および地域経済活性化などが挙げられていますが、バイオ燃料導入の効果を評価するには、プラント単位のミクロ的な効果の計測だけではなく、地域全体にどのような影響を与えるのかといったマクロ的な視点からの評価も必要であると考えられます。

  本報告では、北海道十勝地方におけるバイオエタノール生産を対象として、LCA分析と産業連関分析を適用し、地域全体での環境負荷削減効果および地域経済効果を計測した結果を報告します。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012