定例研究会（2077回）「中国共産党第17期3中全会の『決定』にみる農業・農村政策の方向」

日時

平成20年12月2日（火曜日）14時00分～16時00分（13時30分受付開始）

場所

農林水産政策研究所 セミナー室

東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎4号館9階

※庁舎移転に伴い、開催場所が変わりますのでご注意ください。

報告者

山下 憲博（農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官）

報告内容

  中国共産党は改革開放30周年に当たり、今年の10月9日から12日の間、党第17期中央委員会第3回全体会議（17期3中全会）を開催して、中国のこれまでの農村改革の歴史と経験を系統的に回顧し、社会主義新農村建設を推進して都市と農村の統一的発展を図り、全面的な小康社会建設の実現を目指すこととして、『中国共産党中央の農村改革の発展推進における若干の重要問題に関する決定』を採択しました。この『決定』は、今後の胡錦涛・温家宝政権の経済運営における最重点的課題が農村改革であることを明示したものですが、この『決定』は現指導部が持っている中国の農業・農村の現状に対する深刻な危機感が読み取れるものでもあります。この『決定』にそって、その危機感の背景となっている中国の農業・農村の問題点を明らかにしつつ、中国の今後の農業・農村のあるべき方向を展望します。

お申し込み

参加を希望される方は、12月1日（月曜日）までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前（ふりがな）、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注）定員（100名）に達した場合には締め切らせていただくことがございます。
お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。

その他

中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書（免許証、社員証など）をお持ちください。

参加に当たっての注意事項

参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。

• 会場以外の場所に立ち入らないこと。
• 携帯電話等の電源は必ず切ること。
• 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。