研究成果報告会「中国・ブラジルの食料需給」
日時
平成23年6月7日(火曜日)14時00分~17時00分(13時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
河原 昌一郎(農林水産政策研究所 国際領域 上席主任研究官)
清水 純一(農林水産政策研究所 食料・環境領域 上席主任研究官)
報告内容
今回の報告では、世界の食料需給の鍵を握る、中国・ブラジルの食料需給をめぐる情勢について、それぞれ次の内容の報告を行います。
中国は、近年、農家補助政策を中心とした食糧生産振興政策によって、食糧生産量を毎年増加させてきており、国内での食糧需給はほぼ均衡した状態が続いています。しかしながら、飼料需要の拡大にともなって、トウモロコシ需給の今後の逼迫が懸念されるとともに、国内食糧価格の上昇、食糧生産費の増嵩による経営圧迫等の現象が見られており、今後の中国の食糧情勢は必ずしも予断を許すものではありません。本報告では、こうした情勢を踏まえ、中国の食糧をめぐる現在の基本的事情を説明します。
ブラジルは、今や世界最大の農産物純輸出国です。その輸出の中心となっているのが、大豆と食肉です。また、近年は、トウモロコシの輸出国としても注目されています。トウモロコシの増産は、食肉産業の発達にも大いに貢献しています。本報告では大豆とトウモロコシを中心にブラジル農業の発展要因と農産物貿易の現状について説明します。
お申し込み
参加を希望される方は、6月3日(金曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注)定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600