セミナー「OECD諸国における緑の農業政策とクロス・コンプライアンスの役割」
日時
平成23年11月22日(火曜日)14時30分~17時00分(14時00分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
ディミトリス・ディアコサヴァス 氏(経済協力開発機構(OECD)貿易・農業局農業政策・環境課 上席農業政策分析官)
報告内容
OECD諸国では、農業が環境に与える影響に対する認識が深まるとともに、農業環境政策が農業政策において果たす役割の重要性が高まってきています。
そのような中で、クロス・コンプライアンス(注)は農業政策の目標と環境保全上の要請とに一貫性を与える手法として重視されています。
本セミナーでは、まず、OECD諸国の農業環境政策、特に環境支払いについて概観し、続いて、「緑の農業政策」においてクロス・コンプライアンスが果たすべき役割を論じます。環境保全上の目標を達するためのクロス・コンプライアンスの有効性には様々な論点があり、OECD各国では、クロス・コンプライアンスの導入にあたりそれぞれ異なるアプローチが採られています。
最後に、農業政策が環境に与える影響についての評価における課題及び農業環境政策の効果測定についてのOECDにおける議論についても言及します。
(注)クロス・コンプライアンスとは、「共通遵守事項」という意味です。
お申し込み
参加を希望される方は、11月18日(金曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注) 定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
- 日英逐次通訳
- 中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600