セミナー「わが国における今後の農業環境・資源保全政策を考える」
農林水産政策研究所及び学習院女子大学・岩手大学・東京大学の共同研究チームは、共催で以下のとおりセミナーを開催いたします。
日時
平成24年3月7日(水曜日)13時30分~17時00分(13時00分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
講演者及び内容等
農業分野において資源や環境を保全することは、持続可能な農業生産システムを構築するためにきわめて重要です。
本セミナーでは、学習院女子大学・岩手大学・東京大学の共同研究チーム(農林水産政策科学研究委託事業の研究チーム)による農業環境・資源保全政策に関する研究(※)の本年度の研究成果を報告するとともに、わが国のほか米国、豪州の専門家や実務家からの講演を踏まえ、今後の農業環境・資源保全政策を広角的に考えます。
1. 趣旨説明(10分) | |
木下 幸雄 氏(岩手大学農学部 准教授) | |
2. 「新たな農業環境・資源保全政策手法の確立を目指して-集団行為をベースにした環境支払いオークション制度に係る社会実験」(30分) | |
竹田 麻里 氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教) | |
3. 豪州における市場的な手法による農業環境・資源保全(30分) | |
リン・クレーズ 氏(豪州ラトローブ大学教授・水政策管理研究センター長) | |
4. 米国における資源保全主体としてのかんがい区の挑戦(30分) | |
サンディ・ウイラード・デン 氏(米国グレン・コルサかんがい区 副理事長) | |
5. コメント | |
及川 正和 氏(胆沢平野土地改良区 理事長):「農業資源保全の現場から」 林 岳(農林水産政策研究所 食料・環境領域 主任研究官):「政策研究の観点から」 |
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<休憩> | |
6. パネルディスカッション(60分) 「わが国の今後の農業環境・資源保全政策の挑戦と課題」 |
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司会:荘林 幹太郎 氏(学習院女子大学国際文化交流学部 教授) パネリスト:講演者及びコメンテーター |
(※)農林水産政策科学研究委託事業「農業分野における資源・環境保全のための総合的政策の構築にかかわる研究」(研究総括者:学習院女子大学 荘林幹太郎)(PDF:95KB)では、持続可能な農業生産システム構築のために、規制と補助金に加え、市場的手法を取り入れた総合的な資源・環境保全政策に関する研究に取り組んでいます。
申し込み
参加を希望される方は、3月5日(月曜日)までにFAXまたはまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注)定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
- 日英逐次通訳
- 中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600