研究成果報告会「フランスの農村イノベーション政策 -企業・研究機関等のネットワーク形成による地域競争力の強化-」
日時
平成26年3月25日(火曜日)16時00分~18時00分(15時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
井上 荘太朗(農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官)
須田 文明(農林水産政策研究所 国際領域 上席主任研究官)
後藤 一寿 氏(独立行政法人 農研機構九州沖縄農業研究センター 主任研究員)
コメンテーター
井形 雅代 氏(東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科 准教授)
報告内容
経済のグローバル化が進み、各国で自由主義的経済政策が広まる中で、フランスでは、地域の競争力を高める政策として、競争力拠点(研究開発型クラスターの育成)、農村優良拠点(公共パートナーと民間結合による農村振興)、企業の房(地場の中小企業ネットワークの形成)の3つの政策が行われています。
本報告では、予算規模も大きく中心的な政策である競争力拠点(クラスター)政策に注目し、農業関連クラスターとして成功しているブルゴーニュ地方の味覚・栄養クラスターVITAGORAと地域との結合性の高い南仏の香水・香料クラスターPASSの二つを取りあげます。
VITAGORAはクラスター事務局がプラットフォーム機能を効果的に果たしてオープンイノベーションを成功させた例として高く評価されています。一方、PASSは南仏の健康的なイメージにより形成されている地域ブランドをうまく活用した取組として注目されており、これらの活動内容や組織構造の検討等から、わが国の6次産業化や地域活性化に向けての含意を導きます。
お申し込み
参加を希望される方は、3月20日(木曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注)定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
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