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農林水産政策研究所

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研究成果報告会「人口減少下における集落の小規模化・高齢化と集落機能~農業集落の動態統計分析と将来推計から~」

日時

平成26年10月28日(火曜日)14時00分~15時30分(13時30分受付開始)

場所

農林水産政策研究所 セミナー室

東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎4号館9階

報告者 

橋詰 登(農林水産政策研究所 農業・農村領域 上席主任研究官)

報告内容

  わが国の農業集落は、これまで農業生産に関連する共同活動や生活面での相互扶助等により、地域資源の管理やコミュニティーの維持に重要な役割を果たしてきました。加えて、各種農業施策(転作の配分、中山間直接支払の実施、営農の組織化等)を推進するにあたっての実施主体として、共同体としての機能を有するこれら農業集落が活用されてきました。
  しかし農山村で先行する人口減少によって、近年、農業集落の小規模化・高齢化が加速しており、集落機能が弱体化することによって農業生産の停滞や地域資源の荒廃にとどまらず、集落自体の存続が危惧される状況になりつつあります。
  このため、わが国の農山村を維持・発展させていくためには、農山村における集落の現状や動向、とりわけ共同体としての機能面での変化を正確に把握するとともに、趨勢での集落の存続状況等を地域別に予測し、適切な地域施策を講じていくことが求められています。
  本報告では、(1)1990年から2010年にかけての集落構造と集落機能の変化を、集落レベルで調査結果を接続させた動態統計分析によって明らかにするとともに、(2)小規模化や高齢化によって存続が危惧される集落の数や資源量等(2030年および2050年)を、集落ごとのコーホート分析によって地域別に予測し、人口減少や高齢化の長期的な進行が、農山村地域社会に及ぼす影響を中長期的な視点から明らかにします。

お申し込み

参加を希望される方は、10月24日(金曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。

注)定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。

その他

中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。

参加に当たっての注意事項

参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。

  • 会場以外の場所に立ち入らないこと。
  • 携帯電話等の電源は必ず切ること。
  • 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600