新たな食糧政策を模索する中国
中国は、世界最大の食糧消費・生産国ですが、経済発展に伴う畜産物消費の増加によって食糧需給構造の変化が進み、主食であるコメ、小麦よりも飼料の確保が大きな課題となっています。タンパク質飼料の大豆や魚粉では既に多くを輸入に依存しています。エネルギー飼料のトウモロコシではこれまで生産拡大を通じて自給を達成してきましたが、作付面積の拡大余地の縮小や生産コストの上昇によって将来的な自給の維持が不透明です。中国は、国内食糧の価格競争力がなくなる中での自給の達成という、困難な課題に対応する施策を模索しています。
中国の食糧政策 |
この成果の詳細については、農林水産政策研究所Webサイトをご覧ください(以下参照)。
- 平成27年度カントリーレポート
プロジェクト研究[主要国農業戦略]研究資料 第9号(2016年3月)
https://www.maff.go.jp/primaff/kanko/project/attach/pdf/160331_27cr9_11_chn.pdf - 平成27年度カントリーレポート
プロジェクト研究[主要国農業戦略]研究資料 第11号(2016年3月)
https://www.maff.go.jp/primaff/kanko/project/attach/pdf/160331_27cr11_01_cn.pdf
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