UIターン等担い手世代の交代が、地域資源利用の多様化、地域産業の再生を促す
近年、農山村で地域産業の再構築が求められる中、基盤となる地域資源と、その担い手との関係について、長野県飯山市を事例に動態的な把握を行いました。スキー場が立地する農山村地域では、特にバブル経済崩壊後(3期)、農山村空間全体が地域資源として利用される通年型観光が広がり、多様な地域集団や地域内外の個人がそれらの活動を担っていました(図参照)。また、Iターンによる新規移住者やUターンによる民宿後継者等の世代交代が、アウトドア事業やレストラン開設等の民宿経営の多角化を促進し、地域資源利用の変化に対応して、地域産業を更新させていることが明らかになりました。
地域産業の展開と地域資源利用の変化 |
地域産業の展開と地域集団の再編 |
この成果の詳細については、農林水産政策研究所Webサイトをご覧ください(以下参照)。
- 新たな価値プロジェクト研究資料 第2号 第3章(2016年8月)
https://www.maff.go.jp/primaff/kanko/project/attach/pdf/160831_28arakachi2_03.pdf
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