主要野菜の加工・業務用需要 6割に近づく
食の外部化の進行と表裏の関係で、野菜においても加工・業務用需要が増加しています。主要野菜(ばれいしょを除く指定野菜13品目)全体の2015年度の加工・業務用需要の割合は57%と推計され、カット野菜、冷凍野菜をはじめとする加工原料や外食・中食での業務用食材として利用される野菜の割合が増加しています。
加工・業務用需要は家計消費需要に比べて輸入品との結びつきが強く、加工・業務用需要のうち、輸入割合(2015年度)は、主要野菜全体で29%となっています(家計消費需要の輸入割合は2%)。
輸入品シェアが高い加工・業務用需要への国内対応の強化は喫緊の課題となっており、水田利用型の新たな野菜産地づくりの動きを含め、中間事業者等と連携した国産野菜の周年安定供給の仕組みづくりがますます重要となっています。
主要野菜の加工・業務用需要の動向 |
主要野菜の加工・業務用需要における輸入割合の変化 |
この成果の詳細については、農林水産政策研究所Web サイトをご覧ください(以下参照)。
- セミナー・研究成果報告会(2017年10月3日)
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2017/attach/pdf/171003_01.pdf
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