地域の農業

地域農業の特徴
本地区は山形県の北西部、一級河川最上川の下流左岸側に位置する鶴岡市、酒田市、庄内町の3市町にまたがる5,921ヘクタールの水田地帯です。
本地区を含む庄内地方は、最上川、京田川、赤川、日向川といった多くの河川が流れる肥沃な大地となっており、日本有数の穀倉地帯でもあります。その水田では、水稲を中心に水田畑利用による大豆、そば、ねぎ等の野菜のほか、トルコギキョウを主とした花きが栽培されています。
水稲
生産が安定的で食味のバランスも良く、全国的に消費されている「はえぬき」のほか、全国トップブランドとして定着した「つや姫」、その弟分としてデビューし、粒立ちの良さが特徴の「雪若丸」といったブランド米の栽培も盛んです。 また、「亀の尾」をはじめとした酒米の栽培も行っています。

大豆
一般的には黄色い「きな粉」ですが、庄内地方の青大豆から作られるきな粉は“青い”ことが特徴。見た目は鮮やか、味も良く、餅や郷土料理である笹巻と共に販売され売り上げを伸ばしています。

枝豆
枝豆の命ともいえる土づくりでは良質な有機物を使用し、徹底した管理のもと味にばらつきのない高品質な枝豆が栽培されています。

ストック(花)
庄内で生産されるストックやトルコギキョウは、共選という、生産者がお互いに花づくりの技術を教えあう手法で技術の向上に努めています。


お問合せ先
最上川下流左岸農業水利事業所〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字上梵天塚15(最上川土地改良区 1階)
電話:0234-28-8316