東海食育メールマガジン第102号(令和5年9月1日発行)
~健全な食生活の実践と食を支える農林漁業の理解のために~
第4次食育推進基本計画では、基本的な方針として3つの重点事項「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」、「持続可能な食を支える食育の推進」、「新たな日常やデジタル化に対応した食育の推進」を柱に食育を計画的に推進していくこととしています。
お知らせ
東海農政局独自で作成しているYouTube動画「東海食育さんぽ」の“第5回”を9月中旬に配信予定です!
今回のテーマは「アスリート大学生のリアルな食生活!」(各務原市の東海学院大学編)で、これは、“第3回”に配信している「若い世代のフードライフ」(名古屋市の椙山女学園大学編)の続編です。
さて、どんな内容なのか…?
また今回から、食 育夫(しょく いくお)さんと風土(ふうど)ちゃん役が交代し、新しいメンバーがお茶の間から飛び出し、お話を聞きに行っています。
配信までの間、今しばらくお待ちください。
どうぞ、お楽しみに!
東海農政局HP(東海食育さんぽ)▼
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/shokuhin/shokuiku/SANPO.html
◆◆◆皆さまからの情報をお待ちしております◆◆◆
本メルマガでは、皆さまからの生の声を反映した情報を発信したいと考えています。
取り上げて欲しい食育情報、本メルマガへのご意見など、ぜひ、お知らせください。
また、引き続き、有識者様の「食」についてのご意見や、「食」について第一線で活躍されている方をご存じの方は、自薦他薦を問わず、ご紹介をいただけると幸いです。
情報のご提供(返信)はこちらへ▼
tokai-shokuikumm@maff.go.jp
(※ご意見や情報をお寄せいただいた方には、ささやかですが農政局特製の食育啓発クリアファイルを謹呈させていただきます。)
もくじ
★セミナーのお知らせ
1 講座「日本の地形がもたらす『豊かさ』を知り、『災害』に備える」の参加者募集【東海食育ネットワーク会員の取組】[再掲]
★イベントのお知らせ
1 農業文化園・戸田川緑地で「VRで学ぼう!食べものができるまで」のコーナーを出展
2 東海学院大学「つなぐ食・農・健康・環境フェア」で食育コーナーを出展
3 2023消費者フェア(第54回大府市産業文化まつり内)で「私の食生活見直し宣言!フォトフレーム作り」のコーナーを出展
★表彰・参加事業者等募集のお知らせ
1 食品ロス削減のため、商慣習の見直しやフードバンク等への食品提供に取り組む食品事業者を募集・公表
2 あなたのサステナブルな取組を日本中、世界中に発信しませんか?~「サステナアワード2023」募集開始~
★お役立ち情報
1 農林水産省広報誌「aff(あふ)8月号の特集、川魚を知って好きになる!」
2「東海食育ネットワーク」の会員募集のお知らせ
★セミナーのお知らせ
1 講座「日本の地形がもたらす『豊かさ』を知り、『災害』に備える」の参加者募集【東海食育ネットワーク会員の取組】[再掲]
<障がい者、低所得者、独居高齢者、被災者などに対する栄養ケアについて学べる機会です>
2023年9月1日~3日に、第70回日本栄養改善学会学術総会が開催されます。
テーマは「すべての人の幸福を目指した実践栄養学の発信~ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の実現に栄養学を取り入れる~」です。
(※ソーシャルインクルージョンとは、全ての人々を孤独、孤立、排除等から援護し、健康で幸福な生活の実現につなげるよう、社会全体で包み支え合うことです。 また、実践栄養学は、科学的に裏付けされた、人々の食・栄養を支援する方法またそれを検証する学問です。)
今回の学術総会では、これらの概念を合わせて、社会的に弱い立場、困難な状況下などにある人々(障がい者、低所得者、独居高齢者、被災者など)に対する栄養ケアについて議論できる場になればと考えています。
その一環として、市民公開講座を開催します。
ぜひ、ご参加ください。
日時:2023年9月3日(日曜日)15時00分~16時30分
会場:名古屋国際会議場 白鳥ホール(名古屋市熱田区熱田西町1番1号)
主催:第70回日本栄養改善学会学術総会【名古屋学芸大学 管理栄養学部が事務局】
定員:400名
参加費:無料(申込不要)
【講演1】
テーマ:「美食地質学:世界一の変動帯 日本列島からの恩恵と試練」
講師:巽 好幸 氏(ジオリブ研究所 所長、神戸大学 名誉教授)
【講演2】
テーマ:「災害栄養学:食の備えで生活を守る!被災時の知見から宇宙を創る!」
講師:坪山(笠岡)宜代 氏(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国際災害栄養研究室 室長)
<座長> 安達 内美子 氏(名古屋学芸大学 管理栄養学部 教授)
詳細はこちら▼(市民公開講座)
https://www.congre.co.jp/kaizen70/contents/public.html(外部リンク) 終了しました
★イベントのお知らせ
1 農業文化園・戸田川緑地で「VRで学ぼう!食べものができるまで」のコーナーを出展
<ゴーグルをのぞくと迫力ある牛や田んぼの風景が見られるよ!親子で楽しく学ぼう>
東海農政局は、農業文化園・戸田川緑地農業科学館において、10月のイベント「秋の物語」の期間中、来場者の皆さんに食への関心を深めていただくため、「食べものができるまで」をテーマにVR(バーチャルリアリティ)で学ぶ体験コーナーを設置します。
親子でVR体験 (1)牛乳はどこから来るの(乳牛からしぼった乳がパック製品になるまでの様子)と、(2)お米ができるまでの様子を楽しく体験していただけます。
ぜひ、ご参加ください。
日時:令和5年10月7日(土曜日)9時15分から16時30分
場所:農業文化園・戸田川緑地農業科学館1階ロビー(名古屋市港区春田野2丁目3204)
参加費:無料
2 東海学院大学「つなぐ食・農・健康・環境フェア」で食育コーナーを出展
<花も実もある野菜、意外に知らない郷土料理、知っていますか?各務原市の郷土料理「きんぎょ飯」>
東海農政局消費生活課は、東海学院大学「つなぐ食・農・健康・環境フェア」において、来場者や学生の皆さんに楽しみながら食への理解と関心を深めてもらい、健全な食生活の実践に繋げてもらえるよう、野菜の花あてなどのパネル展示、パンフレットの配布、東海農政局作成のYouTube動画「東海食育さんぽ」の上映を予定しています。
各務原市の郷土料理である「きんぎょ飯(にんじんご飯)」など岐阜県の郷土料理も紹介します。
ぜひ、ご来場ください。
日時:令和5年10月21日(土曜日)10時00分から15時30分、10月22日(日曜日)10時00分から15時30分
場所:東海学院大学 図書館(岐阜県各務原市那加桐野町5-68)
参加費:無料
3 2023消費者フェア(第54回大府市産業文化まつり内)で「私の食生活見直し宣言!フォトフレーム作り」のコーナーを出展
<毎日の食事のこと、少し意識してみませんか!>
東海農政局は、2023消費者フェア(第54回大府市産業文化まつり内)において、来場者の皆さんに日頃の食生活を振り返っていただき、「自分の食生活で見直したいことや目標にしたいこと」を書き込んでもらい、その場で撮影した写真を貼ってフォトフレームを作るコーナーを設置します。
押し花や食べ物のイラストも用意しますので飾り付けをして、世界にひとつ自分だけのフォトフレームを作ることができます。
毎日の食事をほんの少し意識するだけで、なりたい自分に近づけるかもしれません!
ぜひ、ご参加ください。
日時:令和5年10月28日(土曜日)9時30分から16時00分
場所:メディアス体育館おおぶ駐車場(大府市横根町平地)
参加費:無料
★表彰・参加事業者等募集のお知らせ
1 食品ロス削減のため、商慣習の見直しやフードバンク等への食品提供に取り組む食品事業者を募集・公表
<食品ロス削減は“世界共通の課題”一人一人が主体的に!>
農林水産省は、食品ロス削減の取組を推進するため、食品ロス削減に向けて商慣習の見直しやフードバンク等への食品提供に取り組む食品事業者を令和5年9月22日(金曜日)まで募集しています。
なお、応募いただいた食品事業者の取組内容等は、10月30日(月曜日)に農林水産省Webサイトで公表します。
詳細はこちら▼
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/230810.html (プレスリリース)
2 あなたのサステナブルな取組を日本中、世界中に発信しませんか?~「サステナアワード2023」募集開始~
<とめよう温暖化!まもろういきもの!へらそうごみ!みんなで支え合おう!>
農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の一環で、消費者庁、環境省と連携し「あふの環(わ)2030プロジェクト」を実施しています。
本プロジェクトにおいて、食や農林水産業に関わるサステナブルな取組動画を表彰する「サステナアワード2023」の募集を開始します。
優秀な作品を表彰し(農林水産大臣賞、環境大臣賞及び消費者庁長官賞を授与)、省公式YouTubeチャンネル(maffchannel)で紹介するとともに、農林水産省、消費者庁、環境省の様々なイベント等で発信。
また、特に優秀な作品は、英語版の動画を作成し、国際会議の場などを通じて世界に広く発信することにより、持続可能な生産・消費の拡大を目指します。
募集期間:令和5年8月1日(火曜日)から11月30日(木曜日)まで
【応募方法】
最長3分30秒の動画を、企業や事業者、団体等のYouTubeチャンネルで公開(限定公開可)してください。
応募先や応募方法等の詳細な情報はこちら▼(あふの環プロジェクト公式ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sa2023.html
詳細はこちら(プレスリリース)▼
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230801.html
★お役立ち情報
1 農林水産省広報誌「aff(あふ)8月号の特集、川魚を知って好きになる!」
<みんな知ってた?川魚を増やすために頑張っている人たち!>
農林水産省は、広報誌「aff(あふ)」を毎週水曜日に配信しています。
2023年8月号の特集は「川魚を知って好きになる!」です。
この東海地域でも「川魚を増やしていきたい!そして、守っていきたい!」という取組が盛んです。
海の漁業協同組合(以下、漁協)と違い、河川では漁業を専業としている組合員はほとんどいないと語るのは名倉川漁協(愛知県を流れる矢作川水系の上流部、名倉川や段戸川などの管理を受け持つ)に所属している准組合員の田中さん。名古屋市内に住み、IT関連の仕事をされています。もともと釣り好きだったことから、河川の状況改善の現場に関わりたくなり、今では、アマゴの卵の放流などに取り組まれています。
また、愛知県淡水養殖漁協常務理事の米花さんは、愛知県水産試験場との共同研究で、ニジマス(大きく成長し病気にも強く産卵数が多いため養殖に向いている)のメスとアマゴ(養殖の対象となる川魚では最もおいしいが、小さくて病気に弱く産卵数も少ない)のオスの交配に成功し、1992年、当時の愛知県知事(鈴木礼治氏)により命名されたのが「絹姫サーモン」。植物由来のエサにこだわるなど大切に育てられています。
あなたも、川魚のことを知ると、味わい深く、川魚がもっと身近に感じられるのでは!
最新号はこちら▼
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html
バックナンバーはこちら▼
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/bcnm2023.html
2「東海食育ネットワーク」の会員募集のお知らせ
<一緒になって東海地域の食育の輪を広げませんか!>
東海食育ネットワークは、会員の皆さまと事務局、更には会員の皆さま相互の関係が深まるよう、運営していきたいと考えています。会員の新規登録については、随時、受付けていますので、東海地域で食育活動をされている方、活動予定の方は、お気軽にネットワーク事務局(末尾◆発行欄記載の電話番号と同じ)に、お問い合わせください。
東海食育ネットワークの会員になって、様々な取組情報などを発信しませんか!一緒に東海地域の食育の輪を広げていきましょう!
ご照会、ご登録をお待ちしています。
詳細はこちら▼
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/shokuhin/shokuiku/network/index.html
★編集後記
農林水産省広報誌 aff(あふ)8月号の特集「川魚を知って好きになる!」(本メルマガ★お役立ち情報1で紹介)に関連した私の想い出を紹介します。
15年ほど前、息子が小学生だった頃の夏休みに、息子の野球少年団のお友だちを何人か誘って、家族みんなで、よく板取川(岐阜県関市)にニジマス釣りに行きました。
私がその時体験した板取川でのニジマス釣りは、小学生の子供でも、初めて渓流釣りをする素人の私でも楽しめるように「川を仕切って渓流釣り場を作り、ニジマスを放流」したものだったので、真夏の大自然の中で魚が釣れて、清流の冷たさや気持ち良さも一緒に味わえる楽しいものです。
釣った魚はすべて持ち帰りOKだったので、その場でハラワタ(内臓)を出して処理し、クーラーボックスに入れて、お友だちを送り届けるときにそのお母さんにお土産としてお渡しし喜んでもらえたことを懐かしく思い出しました。
その経験があるからなのか、川が好きで、川魚も大好きな私です。
話は変わりますが、aff(あふ)の魚のクイズ全部わかりましたか?
川魚の名前を当ててみてください!
「スイカやキュウリに似た香りがあり“香魚(こうぎょ)”とも呼ばれる」魚は?
「川から海へ移動したものはサクラマスと呼ばれますが、川に残ったものの呼称」の魚は?漢字では“山女魚”です。
「海に下りたものはサツキマスになります。体にある赤い斑点が特徴」の魚は?
クイズは、まだまだあります(答えもaff(あふ)の中にあります)。画像もきれいです。ぜひ、見て、クイズに挑戦してみてください!
まだまだ、暑い日々が続きますが、意外に町から近い渓流もありますので、川で遊び、川魚に親しみ、稀有な自然環境を満喫してみてはいかがでしょう!
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651