このページの本文へ移動

中国四国農政局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    中国四国あぐりレター 第502号 2022(令和4)年9月20日 中国四国農政局

    もくじ

    1. 【重要なお知らせ】
    2. 【イベント】
    3. 【お知らせ】
    4. 【消費者の部屋】
    5. 【ひとことメッセージ】
    6. 【ふるさと元気だより】
    7. 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    1 【重要なお知らせ】

    令和5年度農林水産予算概算要求について

    農林水産省は、令和4年8月31日、令和5年度農林水産予算概算要求を取りまとめました。

    「生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施、需要拡大の推進」、「2030年輸出5兆円目標の実現に向けた農林水産物・食品の輸出力強化、食品産業の強化」、「環境負荷低減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に向けた政策の推進」など、9項目を重点事項として要求しています。

    【新着】「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」が創設されました

    令和4年9月9日に開催された第4回物価・賃金・生活総合対策本部において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を創設することが示されました。

    また、本交付金の活用に当たっては、物価高騰対策として効果的と考えられる事業が「推奨事業メニュー」として提示されており、「農林水産業における物価高騰対策支援」が位置付けられています。

    肥料価格高騰対策について 

    農林水産省は、肥料価格の高騰対策として、海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和するとともに、化学肥料の使用量の低減を進めます。

    また、農業者向けに、「肥料価格高騰対策のごあんない(パンフレット)」の解説動画を作成しているほか、行政、農業団体、肥料関係団体向けに開催した説明会の動画を掲載しています。

    【新着】みどりの食料システム法の本格運用がスタートしました!

    農林水産省は、みどりの食料システム戦略を実現するための法制度である「みどりの食料システム法」について、税制特例等の支援措置を受けるために必要となる計画の認定申請の受付など本格的に運用を開始しましたので、制度の積極的な御活用をお願いします。

    【新着】農産物の脱炭素の「見える化」をしてみませんか

    「みどりの食料システム戦略」が目指す持続可能な食料システムを構築するためには、フードサプライチェーン全体で脱炭素化を推進するとともに、その取組を可視化し、気候変動対策への資金循環や持続可能な消費行動を促すことが必要です。

    このため、農林水産省は、農産物の生産段階における温室効果ガスを算定できる「温室効果ガス簡易算定シート」(試行版)を作成しましたので、是非、お試しください。

            「令和4年秋の農作業安全確認運動」の実施について
            トラクターを運転するときはシートベルトを着用しましょう!

            農作業中の死亡事故者数は毎年約300人前後となっており、農作業事故防止に向けた対策を強化し、事故件数を減少させることが極めて重要な課題となっています。

            このため、農林水産省は、9月から10月までを農作業安全対策の重点期間として、「令和4年秋の農作業安全確認運動」を実施します。令和4年秋の重点推進テーマは、春に引き続き「しめよう!シートベルト」です。

            また、中国四国農政局では、農業者等が参加する会議、集会、講習会等に農作業安全の要素をプラスした形式で開催する取組を展開し、少しの間(minutes)でも時間を割いて農作業安全の話題に触れることができるよう、「+(プラス)安全min」を発行しています。(現在、「+(プラス)安全min」のVol.1-01~08を発信中)

            豚熱の発生に伴う監視体制の強化について

            平成309月以降、17県の飼養農場において、83例の豚熱の発生が確認されています。中国四国地域においても豚熱に感染した野生イノシシが発見されており、管内9県全てが豚熱ワクチン接種推奨地域に設定されています。

            このため、豚飼養者の皆様におかれましては、徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。

            万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

              ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口の設置について

              農林水産省は、昨今のウクライナ情勢や原油価格高騰などにより影響を受ける中小企業及び関係機関、小規模事業者、農林漁業者を支援するため、相談窓口を設置しています。

                2【イベント】

                【新着】「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」サミット&マルシェ(中国四国ブロック)の開催について

                「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」事務局は、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された事業者同士の交流と、取組の横展開を図るためのサミットを開催します。

                また、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された事業者の商品を販売するマルシェを開催します。是非、商品を手にしていただき、農山漁村の魅力を発見してみて下さい!

                (1)サミット(「ディスカバー農山漁村の宝」受賞団体(者)及び報道機関のみ入場できます。)

                • 【開催日時】
                  令和4年9月27日(火曜日)14時~16時
                • 【開催場所】
                  TKPガーデンシティ岡山(岡山市北区中山下1-8-45 NTTクレド岡山ビル4F)
                • 【内  容】
                  取組事例発表、受賞者同士で連携の事例、講演

                (2) マルシェ(どなたでも入場できます。)

                • 【開催日時】
                  令和4年9月28日(水曜日)10時~17時
                • 【開催場所】
                  イオンモール岡山1F未来スクエア(岡山市北区下石井1-2-1)
                • 【内  容】
                  「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定事業者の商品を販売
                • 詳しくは、こちらをご覧ください。
                  https://www.maff.go.jp/chushi/press/shinko/220916_43.html

                中国四国地域における需要に応じた大豆生産セミナーの開催について

                大豆の需要動向は増加傾向にあり、将来的にも実需者は国産大豆の取扱いを増加させたい意向があることから、旺盛な需要に応えるためには、生産拡大と安定した品質・収量の確保が重要です。

                今般、第50回全国豆類経営改善共励会で島根県出雲市の農事組合法人ふくどみが農林水産大臣賞を受賞したことを受け、中国四国農政局は、中国四国地域の大豆の生産性向上や品質・収量の安定化に向けたセミナーを開催します。

                • 【開催日時】
                  令和4年10月17日(月曜日)14時~17時15分
                • 【開催場所】
                  第1部:島根県農業協同組合営農経済本店(島根県出雲市斐川町直江5030)
                  第2部:農事組合法人ふくどみの圃場(島根県出雲市斐川町福富239)
                • 【対象者及び参加人数】
                  生産者、生産者団体、県・市町村等 40名
                • 【申込期限】
                  令和4年10月7日(金曜日)17時まで
                • 詳しくは、こちらをご覧ください。
                  https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/220829.html

                3【お知らせ】

                【新着】「令和4年度病害虫発生予報第7号」の発表について

                農林水産省は、令和4年9月7日に「令和4年度病害虫発生予報第7号」を発表しました。中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。

                水稲では、トビイロウンカの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されているほか、斑点米カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想され、紋枯病の発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されています。

                豆類では、大豆で吸実性カメムシ類の発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されており、山口県から注意報が発表されています。

                 野菜・花きでは、いちご及びトマトでアブラムシ類の発生が、また、いちご及びなすでハダニ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

                加えて、作物共通でオオタバコガ及びシロイチモジヨトウの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

                果樹・茶では、果樹全般で果樹カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。

                【新着】「除草剤の販売・使用について」のサイト開設について

                中国四国農政局は、販売者が除草剤を適切に販売し、使用者が適切に使用していただけるように、「除草剤の販売・使用について」のページを開設しました。主な内容は以下のとおりです。

                除草剤には、農薬登録のある除草剤と農薬ではない除草剤の2種類があります。

                • (1) 農薬登録のある除草剤は、農作物や樹木・芝・花き等の栽培・管理のために使用できます。
                • (2) 農薬ではない除草剤は、道路、駐⾞場、グラウンドなど、栽培や管理している植物がない場合に使用できます。なお、この除草剤を植物の栽培・管理に使用することは、法律で禁止されています。
                • 詳しくは、こちらをご覧ください。
                  https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/seisan/josouzai.html

                【新着】「令和4年度INACOME(イナカム)ビジネスコンテスト」のビジネスプラン募集について

                農林水産省は、農林水産物や農林水産業に関わる多様な地域資源を活用し、新事業や付加価値を創出することによって、農山漁村における所得と雇用機会の確保を図る「農山漁村発イノベーション」の推進に取り組んでおり、その一環として、農山漁村に新たなビジネスの創出を促す「INACOME(イナカム)」を実施しています。

                このたび、「INACOME(イナカム)」において、地域資源を活⽤したビジネスを対象としたビジネスコンテストの開催に向けて、『「地域資源」×他分野との連携』、『「地域資源」×関係人口・担い手対策』、『「地域活性化」×DX推進』、『フリーテーマ』の4つのテーマに沿ったビジネスプランについて募集します。

                「令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の実施について

                農林水産省は、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰する「令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。GAPの実践や有機農業・環境保全型農業に取り組んでいる農業者等を募集しますので、奮ってご応募ください。

                令和4年度全国ジビエフェア参加店舗の募集について

                農林水産省は、ジビエ等への関心を高め、飲食店等でのジビエ等の利用を促進するとともに、ジビエメニューを提供する飲食店やジビエ等商品を販売する店舗等の情報を取りまとめてPRし、消費を促進する「全国ジビエフェア」を令和4年11月1日より開催します。

                つきましては、同フェアの参加店舗を募集しますので、是非、ご参加ください。

                • 【全国ジビエフェア開催期間】
                  令和4年11月1日(火曜日)~令和5年2月28日(火曜日)
                • 【参加店舗の募集締切】
                  募集はフェア終了まで随時受け付けていますが、11月1日の公開開始から掲載を希望する場合は、10月21日(金曜日)までに申込みをお願いします。
                • 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
                  https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/220822.html

                            農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中

                            農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。

                            4【消費者の部屋】 

                            テーマ:どの県にもあります、農林水産省~身近なところで、こんなことをしています~

                            現場と農政を結ぶために、中国・四国9県それぞれに置かれている地域拠点。
                            令和4年9月20日からの消費者の部屋特別展示では、「現場の声を聞き、ともに課題を解決する」地方参事官室の日々の取組をご紹介します。

                            • 【開催期間】
                              令和4年9月20日(火曜日)~9月30日(金曜日)8時30分~17時15分
                              (土曜日、日曜日及び祝日は除く。最終日は13時まで)
                            • 【開催場所】
                              中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
                              (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
                            • 詳しくは、こちらをご覧ください。
                              https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220908.html

                              5【ひとことメッセージ】

                              「ワンヘルス」知っていますか?

                              消費・安全部畜水産安全管理課長  福永  重信

                              今、世界中で拡大している新型コロナウイルス感染症は、コウモリから発見されたとの報道がある「人獣共通感染症」です。新たな疾病であることから治療対策が確立できておらず、また、多様に変異したことから、人だけでなく経済にも大きな影響を与えています。

                              世界中では新しい感染症が次々と発生しており、そのほとんどが人獣共通感染症です。このような状況から、人と動物の健康対策は両方が連携し、一体となった取組が重要であるという「ワンヘルス(One Health)」という考えが世界及び我が国でも進展しています。

                              近年国内外で多発している鶏などの疾病である高病原性鳥インフルエンザは、感染力が極めて強力な特定家畜伝染病であるため、鶏などに感染した場合、疾病のまん延を防止して、地域の畜産業を守り、畜産物の安定供給を確保する観点から、農政局職員も感染防止対策を講じて防疫措置を支援していますが、鳥インフルエンザも人獣共通感染症であることから、まん延すれば人への影響も懸念されます。

                              秋以降は、また鳥インフルエンザの発生が懸念される時期に入り、農政局職員は緊張の日々が続きますが、防疫措置は、地域の畜産業を守ることに加え、人への新たな感染症の発生を未然に防いでいるという2つの重要な意義があると考えています。

                              6【ふるさと元気だより】

                              大田(おおだ)の大あなご

                              島根県拠点

                              島根県の水産物といえば宍道湖産「しじみ」が有名ですが、日本有数の「あなご」産地であることをご存じでしょうか。

                              島根県のあなごの漁獲量は2020年は509トンで全国2位でしたが、2017年508トン、2018年618トン、2019年632トンと、3年連続全国1位の漁獲量となっています。(出典:漁業・養殖業生産統計)

                              島根県沖の日本海で水揚げされるあなごはエサとなる小魚に恵まれ、大型サイズ(全長40~60センチメートル)が多いのが特徴で、なかでも大田市では、身が締まり鮮度が良い「大田の大あなご」としてブランド化されています。

                              夏から秋にかけての今が旬で、大型サイズのものほど脂ののりが良いと言われています。

                              大田市を中心に、県内各地にあなご料理が食べられるお店がありますので、島根県にお越しの際は、是非、お立ち寄りください。

                              7【ホームページの新着・更新に関する情報】

                              政策情報 

                              【農業生産】
                              指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和4年9月)
                              https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/220831.html

                              報道・広報

                              【ニュースレター】
                              https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/

                              【BUZZ MAFFチャンネル】
                              https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
                              (YouTube)

                              申請・お問い合せ

                              【発注・入札情報、その他公表事項】
                              https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/

                              その他

                              【農政局ホームページ新着情報】
                              https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/

                              編集後記

                              先日、当局が開催した「有機農業フェア」は、生産者を始め多くの方々のご協力があり、マルシェも食堂でのランチも盛況で、とてもよいイベントになりました。

                              場所を設けて、機会をつくって、実際に生産者や農産物と触れることはとても有意義で、まさに「イベント」のパワーを見ました。

                              これを一過性のもので終わらせず、継続性をもって続けていくことで、有機農業のことを多くの方々に知ってもらうだけでなく、農業全体を応援していく取組にしたいと思います。(い)


                              • このメールマガジンは、農政情報をタイムリーにお届けするために、登録して頂いた方々に配信しています。
                                配信の変更などはこちらからどうぞ。
                                https://www.maff.go.jp/chushi/mailm/
                              • メールマガジンに記載したURLで、一部PDF形式のものがあります。
                                PDFファイルをご覧いただくためには、農林水産省ホームページ
                                https://www.maff.go.jp/j/use/link.html
                                「3 PDFファイルについて」をご覧になり、「Get Adobe Reader」のボタンでAdobe Readerをダウンロードしてください。
                              • メールマガジンへのご意見・ご要望、または転載を希望する場合はメールでお知らせください。寄せられたご意見などは、メールマガジンで紹介させていただくこともございます。
                              • 中国四国農政局 お問い合わせ窓口
                                https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161125.html
                              • 中国四国農政局 ホームページURL
                                https://www.maff.go.jp/chushi/
                              • 編集  〒700-8532  岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎
                                  中国四国農政局 企画調整室
                                  電話:086-224-4511(代)(内線2111)
                                  FAX:086-235-8115

                              最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

                              お問合せ先

                              企画調整室

                              代表:086-224-4511(内線2111)
                              ダイヤルイン:086-224-9400
                              FAX:086-235-8115

                              PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
                              Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

                              Get Adobe Reader