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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第161号 2022(令和4)年9月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【ひとこと】

    ★令和4年産水稲の作柄概況(8月15日現在)

    総括統計専門官  樋野  克浩

    農林水産省では8月31日に令和4年産水稲の8月15日現在における作柄概況を公表しました。

    全国の概要は、「やや良」が11都府県、「平年並み」が24道府県、「やや不良」が11県と見込まれます。香川県の作柄は「平年並み」が見込まれます。

    これは、田植え期以降、おおむね高温・多照で推移し、出穂期までの天候に恵まれた地域がある一方で、6月上旬の低温、日照不足や7月中旬及び8月上旬の大雨、日照不足等の影響が見込まれる地域もあるためです。


    水稲の8月15日現在の作柄概況調査は、これまで実測調査に基づいて作柄予測を行っていましたが、令和2年産から遅場地帯(水稲の生育が遅い都府県)で試行的に気象データと人工衛星データから作成される予測式によって作柄を予測し、昨年産からは全国を対象としてこの予測手法に変更したところです。

    予測式に使うデータを簡単に解説しますと、気象データは、アメダス観測地点の降水量、気温、日照時間、風速等のデータを集計したものになります。人工衛星データは、降水量、地表面温度、日射量、植生指数等ですが、観測地点の集計ではなく、水田の位置等を用いて区域内にある水田のデータを面的に捉えて集計したものになります。

    これらのデータの中から水稲の作柄に影響度が大きいデータを絞り込んで予測しています。

    今後は出穂が完了し、穂数や1穂当たりもみ数等の計測や刈取り調査が進む中で、予想収穫量調査として9月25日現在の状況を10月上旬に公表する予定としています

     
    詳しくは、こちらです。

    全国版(農林水産省ホームページ) (PDF: 667KB)
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/attach/pdf/index-59.pdf

    中国四国版(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/220831.html

    2【お知らせ】

    ★令和5年度農林水産予算概算要求の概要について

    農林水産省は、令和4年8月31日、令和5年度農林水産予算概算要求を取りまとめました。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/budget/r5yokyu.html

    ★令和4年秋の農作業安全確認運動の実施について

    農林水産省は、農作業死亡事故を減少させるため、9月から10月までを農作業安全対策の重点期間として、「令和4年秋の農作業安全確認運動」を実施しています。令和4年秋の重点推進テーマは、「しめよう!シートベルト」です。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/#全国農作業安全確認運動

    ★肥料価格高騰対策について

    世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵略等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しています。

    海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和する対策を行っています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/220729.html

    ★みどりの食料システム法が施行されました

    環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。

    この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。

    また、この法律に基づく計画の認定を受け、一定の設備を取得した場合に、法人税・所得税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html

     ・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

     ・特別償却を含む法律の認定制度等については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)(PDF : 1,437KB)
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/attach/pdf/houritsu-2.pdf

     

    ★「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」の改正について

    農林水産省は、政府の輸出額目標である2025年に2兆円、2030年に5兆円とする目標を設定し、輸出促進に努めています。

    今般、輸出事業計画による支援策の拡充(公庫による制度資金の創設・税制上の特例を新設)などが盛り込まれた「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」が改正されました。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/attach/pdf/export_caravan-33.pdf   (PDF : 3,650KB)

    ★「人・農地など関連施策の見直し」について

    農業者の減少の加速化が見込まれる中、生産の効率化やスマート農業の展開等を通じた農業の成長産業化に向け、分散錯圃の状況を解消し、農地の集約化等を進めるとともに、人の確保・育成を図る措置を講じることが必要であることから、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が令和4年5月に成立しました。

    この法律では、地域の農業者等による話合いを踏まえ、将来の農業の在り方等を定めた地域計画の策定や、地域計画の達成に向けた農地の集約化等の推進への支援等の措置を講じることとしています。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/hito_nouchi_plan.html

    ★「ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口」の設置について

    ロシアやウクライナとの農林水産物や食品の貿易など、我が国の農林水産業や食料供給への影響を不安視する声が高まっています。このため、農林水産省では、農林水産業や食品関連産業等の事業者に向けに「ウクライナ情勢に関する相談窓口」を設置し、燃油高騰対策や中小事業者向けの資金繰りの支援などの情報発信を強化していきます。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html


    ★「令和4年度病害虫発生予報第6号」について

    令和4年8月10日、農林水産省は「令和4年度病害虫発生予報第6号」を発表しました。

    水稲では、斑点米カメムシ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。

    また、果樹において、果樹カメムシ類の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/220810.html

       

    ★食品ロス削減のための消費者啓発に取り組む小売・外食事業者、地方自治体を募集しています!

     

    農林水産省では、10月の食品ロス削減月間に向け、食品ロス削減の機運を更に高めるため、啓発資材を活用して「てまえどり」の呼びかけを行う小売事業者を募集しています。

    また、当省作成の普及啓発資材や関係各省が作成した資材等を活用して消費者への啓発活動を実施する小売事業者・外食事業者、食品関連事業者へ食品ロス削減の普及啓発を呼びかける地方自治体も募集しています。

    なお、募集期間は10月28日(金曜日)17時までとなっています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/220729.html

        

    ★「第7回ジビエ料理コンテスト」の応募者を募集しています!

    農村地域で深刻な被害をもたらす有害鳥獣の捕獲数が増加傾向にあることから、これを地域資源としてとらえ、野生鳥獣肉(ジビエ)として有効に活用する前向きな取組が広がっています。

    農林水産省では、ジビエの全国的な需要拡大と鳥獣利活用の推進とともに消費者への普及啓発を図るため、「第7回ジビエ料理コンテスト」の応募者(レシピ)を募集しています。

    なお、募集期間は10月14日(金曜日)までとなっています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/220810.html

    ★令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールの表彰候補者を募集しています!

    農林水産省では、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAPを推進しています。

    この一環として、そのような農業の確立を目指して意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者や農業団体、教育機関を表彰することとしていますので、皆様のご応募をお待ちしております。(自薦・他薦は問いません。) 

    なお、募集期間は10月21日(金曜日)までとなっています。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/r4_konkuru.html


    ★農業経営支援策活用カタログ2022を作成しました

    農林水産省では、農業を営まれる方の経営発展に役立つ様々な支援策を用意していますが、「どのような支援策があるのかよく分からない」等のお声をいただくこともあることから、様々な支援策をとりまとめたカタログを作成しました。

    是非、ご活用ください。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_pamph/180529.html

    ★「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」について

    台風の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮などの災害が発生しやすい季節となりました。

    農林水産省では、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」をホームページに掲載しています。

    積極的にご活用いただき、今後の自然災害等への備えを進めていきましょう。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html

     

    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。

     ・詳しくは、こちら(NOSAI香川ホームページ)
        http://nosai-kagawa.jp/


    ★農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。

     ・詳しくはこちら(ニッポンフードシフトホームページ)
        https://nippon-food-shift.maff.go.jp/

    3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】

    農林水産省は、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国に発信する取組を行っています。

    この度、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第9回選定)として、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる事例の募集が行われておりましたが、令和4年8月26日をもちまして締め切りとなりました。

    応募いただきました皆様方には厚くお礼申し上げます。

     ・詳しくは、こちら(特設Webサイト)
       https://www.discovermuranotakara.com/

     

    4【報道発表資料】

    ★農林水産省の報道発表
    ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表
    ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、豊稔池堰堤について出題します。

      香川県観音寺市にある豊稔池堰堤は、日本国内でも珍しいダムの形式になっています。
      その形式とは次のうちどれでしょう。

      (ヒント  農林水産省のホームページでも紹介しています。探してみてください。)


     (1) アーチ式 (2)  重力式 (3) マルチプルアーチ式


    (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「農林水産省は7月29日に「令和4年産水稲の西南暖地における早期栽培等の作柄概況(7月15日現在)」を公表しました。西南暖地における早期栽培等とは、四国及び南九州の地域で主に台風による被害を避けるため8月中旬頃までに収穫する栽培方法と、沖縄県における二期作の第一期に収穫する稲のことを指します。では、四国で早期栽培されている稲の地域とはどこでしょう。」でした。おわかりになったでしょうか。

    正解は、(2)徳島県と高知県でした。このほか、宮崎県と鹿児島県も早期栽培の地域に入っています。

    6【コラム】

    ★浦島太郎の伝説

    私は香川県拠点に赴任して2年目になりますが、週末は県内のあちらこちらを探索しています。

    先日は、三豊市の紫雲出山に登り、荘内半島の三崎灯台まで縦走したところ、遊歩道にある看板で浦島太郎の伝説を知ることができました。

    「むかし~むかし~浦島は~♪」のフレーズは子供の頃によく聞き、おとぎ話の中でも有名で誰もが知っている浦島太郎。この伝説は、全国でも数十か所あるようですが、香川県三豊市もその一つでだそうで、おとぎ話にまつわる場所や地名がたくさんあり、私は大変興味を惹かれました。

    次回は、荘内半島にある浦島太郎の伝説の地をゆっくりと巡り、おとぎ話の世界に入り込んで楽しんでみたいと思います。

    荘内半島からの瀬戸内海の多島美の景色も最高ですので、皆さんも出かけてみませんか。



                                                                                                                      総括農政推進官  髙木


     ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

     ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
      https://www.facebook.com/nogyokeiei

     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

     ◆農業保険(収入保険・農業共済)
      https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

     ◆香川県拠点お問い合わせ窓口
      https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html

     ◆配信停止等の手続き
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     ◆発信者
       〒760-0019  高松市サンポート3番33号
       中国四国農政局  香川県拠点地方参事官室
       TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
       FAX:087-883-6504
       E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
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    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-883-6500
    FAX:087-883-6504

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