令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールについて

農林水産省は、農業生産活動の持続性を確保するため、農業の自然循環機能を活かし、農業生産に由来する環境への負荷を低減する取組として、また、食料の安定供給・農業の持続的発展と地球環境の両立に向け、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAP（※）を推進しています。
また、令和3年5月、農林水産省では、食料、農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定したところであり、有機農業の取組面積の大幅拡大や、持続的な農業生産にも資するGAPの導入の推進等を目指すこととしています。
さらに、令和4年3月、国際水準GAPの取組拡大を図ることで、我が国の農業の競争力強化と持続的な発展につなげることを目指し「我が国における国際水準GAPの推進方策」を策定するとともに、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護及び農場経営管理の5分野を満たす「国際水準GAPガイドライン」を策定しました。

これらの情勢を踏まえ、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰する「令和4年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。
本日から、GAPの実践や有機農業・環境保全型農業に取り組んでいる農業者等の募集を開始します。

表彰の部門は、GAP部門及び有機農業・環境保全型農業部門とします。

(1) GAP部門（個別経営の部、団体の部、人材育成の部）


(2) 有機農業・環境保全型農業部門（個別経営の部、団体の部、人材育成の部）

農林水産大臣賞 2点以内
・GAP部門 1点以内
・有機農業・環境保全型農業部門 1点以内

農産局長賞、畜産局長賞 6点以内
・GAP部門 3点以内
・有機農業・環境保全型部門 3点以内

【1回目】令和4年8月22日（月曜日）から令和4年10月21日（金曜日）
【2回目】令和4年10月21日（金曜日）から令和4年11月14日（月曜日）※都道府県に提出する場合
             令和4年10月21日（金曜日）から令和4年11月30日（水曜日）※農業環境対策課に提出する場合

コンクールに応募しようとする者（自薦・他薦を問わない。）は、応募用紙に必要事項を記入し、各都道府県が定める部署又は農林水産省農産局農業環境対策課（以下「農業環境対策課」という。）に原則として令和4年11月14日までに提出してください。なお、農業環境対策課に直接応募する場合は、各部門について専門性を有する第三者（民間の専門家を含む）が作成した推薦調書を添付して、令和4年11月30日までに提出してください。また、複数の都道府県にまたがる取組の場合は農業環境対策課に相談してください。

GAPや有機農業・環境保全型農業等に関する学識経験や知見等を有する委員で構成する審査委員会を設置し、公募要領の別紙審査項目による書類審査を行います。

応募用紙に記載された個人情報は、本コンクールに関連する用途以外に使用しません。

応募者には、応募後の広報等にご協力を依頼することがあります。