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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第175号 2023(令和5)年4月3日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    1【ひとこと】

    ★うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~

    総括農政推進官  足立  泰史

    農林水産省では、第4次食育推進基本計画(令和3年3月食育推進会議決定)を踏まえ、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化を次世代に継承していくため、様々な活動を行っています。

    その活動の一環として、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の特徴である、全国各地で受け継がれてきた地域固有の多様な食文化を地域ぐるみで次世代に継承していくことを目的に、全国各地の郷土料理を「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」としてデータベース化し、ホームページ上に公開しています。

    「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」では、全国の郷土料理約1,300種のレシピが検索でき、その郷土料理の歴史や背景も合わせて、一つ一つの郷土料理を丁寧に紹介していますので、ご家庭での調理や外食企業でのメニュー化、食品製造企業での商品化、郷土料理の調査などに是非ご活用ください。

    なお、香川県からは、しょうゆまめ、鯛そうめん、年明けうどん、あんもち雑煮、まんばのけんちゃんなど30種の郷土料理が紹介されています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html

    2【お知らせ】

    ★令和5年春の農作業安全確認運動の展開について

    農林水産省は、農作業死亡事故を減少させるため、3月から5月までを農作業安全対策の重点期間として、「令和5年春の農作業安全確認運動」を実施しています。令和5年春の重点推進テーマは、「徹底しよう!農業機械の転落・転倒対策」です。 

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/#全国農作業安全確認運動

     

    ★「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しの検討について

    令和4年9月29日に開催された食料・農業・農村政策審議会において、農林水産大臣から審議会に対し、食料・農業・農村基本法の検証・見直しの検討について諮問が行われるとともに、基本法検証部会が設置されました。

    基本法検証部会は10月18日に第1回が開催された後、月2回程度のペースで開催され、食料の安定供給の確保(食料安全保障、輸出促進を含む。)、農業の持続的な発展、農村の振興、多面的機能の発揮の各テーマごとに、有識者ヒアリング、施策の検証、意見交換等が実施されています。

    国民各界各層からご意見を幅広く伺いつつ、令和5年度中の改正案の国会提出も視野に、検証・検討が加速化される予定です。 

     ・食料・農業・農村政策審議会については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
     

    ★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について

    令和4年11月1日に香川県内の養鶏場において、今シーズン国内3例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されて以降、11月22日、23日、12月11日にも確認され、まん延防止のため防疫措置が行われました。国内でも相次いで発生しており、本病に対する厳重な警戒が必要です。

    また、令和5年1月4日、坂出市において豚熱に感染した野生イノシシが発見されるなど、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。

    このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

     ・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html


    ★「令和4年度病害虫発生予報第10号」について

    令和5年3月8日、農林水産省は「令和4年度病害虫発生予報第10号」を発表しました。

    野菜では、トマトのコナジラミ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。 

    この他、いちごのアザミウマ類等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意してください。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/230308.html

    ★令和5年度農林水産予算の概要について

    令和5年3月28日に令和5年度の政府予算が成立しました。

    「食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」、「生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施、需要拡大の推進」、「2030年輸出5兆円目標の実現に向けた農林水産物・食品の輸出力強化、食品産業の強化」、「環境負荷低減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に向けた政策の推進」など、11項目を重点事項としています。

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/r5kettei.html


    ★令和4年度第2次補正予算が成立しました

    令和4年12月2日、令和4年度第2次補正予算が成立しました。

    「物価高騰等の影響緩和対策」、「食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」、「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」、「持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」、「防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目を重点事項としています。 

     ・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/r4hosei.html


    ★肥料価格高騰対策について

    世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵略等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しています。

    海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和する対策を行っています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/220729.html


    ★「人・農地など関連施策の見直し」について

    農業者の減少の加速化が見込まれる中、生産の効率化やスマート農業の展開等を通じた農業の成長産業化に向け、分散錯圃の状況を解消し、農地の集約化等を進めるとともに、人の確保・育成を図る措置を講じることが必要であることから、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が令和4年5月に成立しました。

    この法律では、地域の農業者等による話合いを踏まえ、将来の農業の在り方等を定めた地域計画の策定や、地域計画の達成に向けた農地の集約化等の推進への支援等の措置を講じることとしています。

     ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
       https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/chiiki_keikaku.html
      

    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。

     ・詳しくは、こちら(NOSAI香川ホームページ)
        http://nosai-kagawa.jp/

    3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】

    農林水産省は「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国に発信する取組を行っています。

    中国四国農政局管内では、これまでも多数の地区から応募があり、優良事例が選定されましたが、選定には至らなかったもののすばらしい取組が各地で行われています。

    このため、中国四国農政局では選定された地区だけでなく、選定に至らなかった多くの地区を応援するため、中国四国応援プロジェクトを実施しております。また、取組情報の発信による横展開を図るため、取組事例集を作成していますので是非ご覧ください。

     ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
        https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

     

    4【報道発表資料】

    ★農林水産省の報道発表
    ・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表
    ・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、香川県の地名について出題します。
       これは香川県のある地名ですが、何と読むでしょう。

        「枌所」

      (1) へぎしょ (2)すぎしょ(3)そぎしょ

      (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「香川県のうどんにはみそ煮込みうどんと言ううどんがありますが、この別名はなんと言うでしょう。」でした。お分かりになったでしょうか。

    正解は、(1)うちこみうどん  でした。香川のみそ煮込みうどんはうちこみうどんとも、うちこみ汁とも言います。生のうどんと野菜などの食材を一緒に煮込んだもので、冬場に人気があります。

    6【コラム】

    ★春休みの風景

    最近は、香川県内でも葉たばこの作付を見つけるのが難しいくらい葉たばこ耕作農家が減ってしまいましたが、昭和後期の3月下旬から4月上旬は、あちらこちらで苗の定植作業が行われ、紙の三角傘?がマルチの上にずーっと続いている風景が見られました。

    私の家も葉たばこ耕作農家だったため、苗の定植が最盛期となる春休みは、定植が終わるまで、朝から日が暮れるまで田を這い回ったものです。就職で家を離れても、この時期は帰省して手伝いをする状態が続きましたが、専売公社からJTになった頃に葉たばこの耕作を止めましたので、その時は幾分か、やれやれと思ったものです。

    近年、たばこが悪者扱いされがちで、葉たばこの耕作面積も漸次減少していますが、昭和期は重要な換金作物として我が家の生活を支えました。

    今でも葉たばこを定植する風景は、春の風物詩といっても良いくらいで、私にとって春休みの忘れられない思い出として脳裏に残り続けています。

                                                                                            行政専門員  大平



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       TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
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